プラスチック 二次加工 書籍
 

No.1840

 

 

実践 二次加工によるプラスチック製品の高機能化技術

〜アドバンスド成形技術を含めて〜

発刊日:2015年6月8日  体 裁:B5判 256頁  定 価:33,000円(税込)

発行:(株)エヌ・ティー・エス  販売:(株)技術情報協会  ISBN:978-4-86043-432-8

【アカデミック価格対象外書籍です】
アカデミック価格は技術情報協会が発行元、主催元である商品のみです。技術情報協会以外の発行元、主催元の商品はアカデミック価格の対象外となりますのでご了承ください。


 

◎プラスチック製品に高まる個性的な商品ニーズに応える二次加工技術とアドバンスド成形技術をまとめた1冊。

◎デザイン性、表面機能性、複合機能性、設計自由性、モジュール化などプラスチック製品に機能特性を与えるさまざまな高機能化技術を現場で適用できるように実践的に詳解!

■ 執筆者

本間 精一   (本間技術士事務所 所長)

1963年に東京農工大学工業化学科を卒業後,同年に三菱ガス化学梶i当時三菱江戸川化学梶jに入社。ポリカーボネート樹脂の応用研究や技術サービスなどを担当する。1989年にプラスチックセンターを設立し,ポリカーボネート,ポリアセタール,変性PPE(ポリフェニレンエーテル)などの研究に従事。1994年に三菱エンジニアリングプラスチックス鰍フ設立に伴って移籍し,技術企画,品質保証,企画開発,市場開発などの部長を歴任する。1999年に同社常務取締役に就任。2001年に同社を退社し,本間技術士事務所を設立して現在に至る。主な著書に,『ポリカーボネート樹脂ハンドブック』(日刊工業新聞社),『要点解説 設計者のためのプラスチックの強度特性』(工業調査会),『プラスチック製品の強度設計とトラブル対策』(エヌ・ティー・エス)などがある。

■ 目  次


第1章 総説

  1. 高機能化技術
  2. プラスチック製品の高機能化ニーズと対応  
  3. 環境および安全への対応  
 

第2章 基本特性

  1. 表面特性
  2. 接着力
  3. 表面処理による接着性賦与  
  4. 添加剤練り込み材料による高機能化と課題
  5. 材料と成形に関する特性    

第3章 アドバンスド成形技術

第1節 成形同時加工技術
  1. 成形同時接着
  2. 成形同時溶着
  3. 成形同時加飾

第2節 成形システム技術
  1. ダイナミックな型温制御成形法
  2. 射出圧縮成形法  
  3. ガスアシスト射出成形法(GAIM: Gas−Assist Injection Molding)
  4. エクスターナルガスアシスト成形−GPI 成形法
  5. 水アシスト射出成形法(WIT:Water Injection Technology)
  6. 超臨界流体発泡成形法    

第4章 二次加工技術

第1節 接 着
  1. 溶剤接着法
  2. 接着剤接着法
  3. 接着の留意点
  4. 接着部の設計
  5. 接着性を左右する材料要因

第2節 溶 着
  1. 溶着法
  2. 自己発熱による溶着
  3. 溶着の一般的留意事項

第3節 加飾塗装
  1. 塗料の概要
  2. 基材と塗膜の接着性向上
  3. 塗装工程
  4. 材料特性と塗装性
  5. 設計および成形と塗装性

第4節 機能コーティング
  1. 概 要
  2. 湿式コーティング
  3. 乾式コーティング
  4. 光触媒表面処理

第5節 印刷,その他の表面加飾法
  1. 概 要
  2. 印 刷
  3. 印刷法
  4. 水圧転写法
  5. レーザマーキング法
  6. ホットスタンプ法
  7. 含侵印刷法
  8. 染色法

第6節 メタライジング
  1. 概 要
  2. 湿式めっき法  
  3. 乾式めっき法
  4. 立体回路成形品

第7節 固相加工法
  1. 概 要
  2. 熱間加工
  3. 冷間加工

第8節 機械的接合
  1. プレスフィット(圧入)
  2.  スナップフィット
  3. ステーキングおよびスウェージング
  4. 鋼板ナットによる接合 5. 後インサート

第9節 ねじ接合
  1. 概 要
  2. ねじ接合の基本
  3. ねじ締結の計算式とプラスチックへの適用性
  4. ねじ締め付け力の緩みおよびねじ谷底における応力集中
  5. プラスチック製雌ねじの強度
  6. 被締め付け体にプラスチックを用いるときの強度
  7. タッピンねじ接合
  8. タップねじ加工とねじ接合
  9. ねじ接合のトラブル対策

第10節 アニール処理(アニーリング)
  1. 応力緩和とアニール処理
  2. アニール処理条件
  3. アニール処理方法
  4. 樹脂の種類とアニール処理条件
  5. アニール処理では低減できない残留応力
  6. アニール処理の注意点
  7. アニール処理の必要性   


プラスチック 二次加工 書籍