1節 銀系抗菌・抗ウイルス剤による繊維,不織布の衛生加工への応用
1. 抗菌剤,抗ウイルス剤
2. 銀系無機抗菌剤・抗ウイルス剤の繊維および不織布への加工
3. 抗菌・抗ウイルス性能の評価
2節 ゼオライトの繊維内部への結晶化技術とその消臭、抗菌作用
1. セルガイアパルプの基本特性
1.1 セルガイアパルプの製造方法
1.2 セルガイアパルプへの抗菌性金属イオン担持法
2. セルガイアパルプ含有紙および湿式不織布の機能および用途
2.1 抗菌性
2.2 ウイルス不活化性
2.3 アレルゲン不活化性
2.4 消臭性
3. セルガイアパルプおよびその応用製品の今後
3.1 水溶性放射性物質吸着繊維
3節 タンニン酸のコーティングによる金属への抗菌性付与と医療、衛生分野への応用
1. タンニンの化学構造と機能
1.1 分類と分布
1.2 生理活性
2. 部分疎水化タンニン酸
2.1 合成
2.2 種々の金属基板に対するコーティング性能
2.3 部分疎水化タンニン酸の抗菌作用
4節 カテキン誘導体の抗ウイルス性発現メカニズムとその応用
1. 茶カテキン
2. 茶カテキンのインフルエンザウイルス感染阻害機構
3. カテキンの抗ウイルス製品への応用における課題
4. 化学安定性と優れた抗ウイルス活性を兼ね揃えるカテキン誘導体の創製
5. カテキン誘導体の抗ウイルス活性、
6. カテキン誘導体の抗ウイルスメカニズム
7. カテキン誘導体の抗ウイルス応用
8. EGCGモノエステル誘導体の非膜ウイルスに対する感染阻害活性と応用
5節 繊維素材への抗ウイルス加工とその衛生製品への応用
1. 抗菌成分Etakの選択
1.1 構造
1.2 各種微生物に対する効果(抗微生物スペクトル)
1.3 安全性
2. 抗菌・抗ウイルス機能加工繊維「クレンゼ」について
2.1 繊維への抗菌・抗ウイルス加工
2.2 洗濯耐久性
2.3 Etakの固定化メカニズム
2.4 の蛍光X線分析
2.5 繊維上の細菌の挙動
2.6 抗微生物スペクトル
6節 ウイルスの固着・不活化技術とその衛生・医療材料への応用
1. 銅化合物の抗ウイルス・抗菌作用
1.1 抗ウイルス作用
1.2 抗菌作用
2. 抗ウイルス技術 「Cufitec」
2.1 Cufitec薄膜技術
-ウイルスの固着効果
-ウイルスの不活性化効果
-様々な細菌に対する抗菌効果
2.2 Cufitec薄膜技術の不織布製品展開
3. Cufitecの高分子材料・インキへの展開
4. アルミニウム陽極酸化皮膜の利用
7節 固定化抗菌剤の特性、抗菌・抗ウイルス効果と衛生製品への応用
1. 抗菌成分Etakの選択
1.1 構造
1.2 各種微生物に対する効果(抗微生物スペクトル)
1.3 安全性
2. 抗菌・抗ウイルス機能加工繊維「クレンゼ」について
2.1 繊維への抗菌・抗ウイルス加工
2.2 洗濯耐久性
2.3 Etakの固定化メカニズム
2.4 蛍光X線分析
2.5 繊維上の細菌の挙動
2.6 抗微生物スペクトル
8節 介護用品や介護器具に求められる消臭性とその付与事例
1. 悪臭
2. 消臭性繊維
3. 消臭抗菌抗アレルギー繊維の介護用品への応用
3.1 消臭抗菌抗アレルギー繊維の消臭抗菌性評価
3.2 手の拘縮患者への応用事例
3.3 導尿バッグカバーへの応用事例
9節 シクロデキストリンによる臭気制御とその応用
1. 臭気制御技術に必要な天然型CD及びその誘導体
2. CD による消臭について
2.1 ヨウ素との組み合わせ
2.2 カテキン類との組み合わせ
2.3 プロピレングリコールとの組み合わせ
2.4 金属フタロシアニンとの組み合わせ
2.5 水との組み合わせ
2.6 香料との組み合わせ
3. CD による香りの徐放について
3.1 不織布からの香水の徐放
3.2 壁塗料からの香りの徐放
4. CD 固着繊維によるにおいのコントロール
4.1 CD 固着繊維による消臭
4.2 CD 固着繊維からの香りの徐放
4.3 CD 固着繊維による不安定な活性物質の安定化と徐放
4.4 CD による病気の追跡
10節 繊維加工繊維製品の微生物試験方法
1. 抗微生物加工製品の性能評価方法
2. 微生物試験について
2.1 細菌を用いた試験
2.2 かびを用いた試験
-JIS L 1921:繊維製品の抗かび性試験(発光測定法)
-JIS Z 2911: かび抵抗性試験 繊維製品の試験・湿式法
2.3 ウイルスを用いた試験
-ウイルスについて
-抗ウイルス性試験(ISO18184)について
-一般社団法人繊維評価技術協議会による抗ウイルス加工マーク認証
3. 今後の展開について
11節 消臭・脱臭製品の性能評価法
1. 一般社団法人繊維評価技術協議会の認証基準に基づく性能評価方法
1.1 サンプリングバッグおよびガス検知管を用いる方法
1.2 三角フラスコおよびガスクロマトグラフを用いる方法
2. ISO 規格に基づく性能評価方法
3. 芳香消臭脱臭剤協議会の自主基準に基づく性能評価法
4. チャンバーを用いる性能評価方法
5. 連続通気法による性能評価方法 |