1節 市場調査のためのデータの種類とその取集法
1.在宅医療患者の調査方法
1.1 在宅医療患者数の定義
1.2 在宅医療患者数
1.3 訪問診療受療率
2.在宅医療患者の将来推計
2.1 訪問診療患者数の経年変化
2.2 在宅医療患者数の将来推計
3.地域別の在宅療養患者数の推計
4.訪問看護患者数の推計
4.1 訪問看護について
4.2 訪問看護の行う事業所数の推計
4.3 訪問看護患者数
2節 在宅医療での医薬品プロモーションターゲットとはだれか
1.在宅医療を行う医療機関の施設基準
1.1 在宅医療を行う医療機関の施設基準
1.2 在宅療養支援診療所(または病院)の要件
1.3 機能強化型在宅療養支援診療所(または病院)の要件
1.4 在宅緩和ケア充実診療所(または病院)の要件
2.在宅医療を行う医療機関の調査方法
2.1 各厚生局が公表している届出受理医療機関名簿
2.2 地域医療情報システム(JMAP)
2.3 朝日新聞出版「自宅で看取るいいお医者さん」(2015年6月発行)
2.4 介護サービス情報公表システム
3.在宅医療を行う医療機関 東京都の事例
3節 MRの役割と情報提供先としての狙いどころ
1.在宅医療における薬の問題とMRの役割
1.1 ポリファーマシー・高齢者への過量投与・アドヒアランスの低下・飲み残し(残薬)
1.2 MRとして求められること
1.3 施設基準タイプごとのアプローチ方法
2.在宅医療で必要な「生活モデル」の視点
2.1 病院・開業医と在宅での薬物治療の目標の違い
2.2 効果効能+生活視点の包括的情報
2.3 MRとしてのジレンマ・製薬会社として取り組むべきこと
4節 在宅医療をめぐる圏域設定の在り方
1.地域における連携が重要な在宅医療
2.医療・介護・福祉分野における「圏域」
3.なぜ圏域設定が必要なのか
4.圏域設定には適切な規模が必要
5.適切な圏域設定にあたり留意すべき点@ ―人口の少ない地域への対応
6.適切な圏域設定にあたり留意すべき点A ―「待てない医療」への対応
7.適切な圏域設定にあたり留意すべき点B ―取得できるデータの制約の考慮
8.まとめ
5節 地域包括ケア時代のエリアマーケティングの進め方
1.はじめに
1.1 地域包括ケア時代の到来
1.2 地域包括ケア時代における製薬企業の位置づけ
2.製薬業界を取り巻く環境の変化
2.1 2025年を見据えた医療提供体制の変化
2.2 2018年の診療報酬と介護報酬ダブル改定で何が変わるのか
2.2.1 目指す医療・介護とはどのような姿か
2.3 医療機関の機能分化
2.3.1 病床機能の報告と地域医療構想の策定により、医療機関の機能分化が進む
2.3.2 MRによる医療経営に役立つ各種経営情報の提供
6節 エリアマネージャーの資質と要件
1.製薬企業に求められる要件
2.医薬品購買の集約・一本化
2.1 地域医療連携推進法人
2.2 医薬品の購入の集約・一元化
2.3 医療機関における訪問規制や接待規制などによる影響
2.3.1 マルチチャネルを通じた情報収集の活発化
3.エリアマネージャーの資質と要件
3.1 コミュニケーションは十分か?
3.2 設定したKPIや大きなマイルストーンをクリアしていない場合
3.3 見るべき部分とそうでない部分を明確に分ける
3.4 クリアされていない場合の具体的行動
3.5 特性要因図となぜなぜ分析
3.6 サイエンスを活かしたパフォーマンスの改良
7節 市場浸透を図るためのエリアマーケティング
1. 「To Do リスト作成」からの卒業
2. KPIとマイルストーン
3.マイルストーン設定のポイント
4.活動ベースと結果ベースで区別すること
5.マイルストーン設定のチェックポイント
6.エリアマーケティングを展開する上で重要なこと
6.1 第1のステップ:市場機会を具体的に、定量的にイメージする
6.2 第2のステップ:実行事項の明確化
6.3 第3のステップ:MRの理解と信頼を得る
6.4 第4のステップ:マイルストーンの策定、チェック、最適化
7.プレゼンの上手・下手で医薬品の売上額が左右される
8.まとめ
8節 GIS(地図情報システム)を用いたエリアマーケティング
1.GIS(地図情報システム)とは?
2.医療の需要と供給を表すデータベース
2.1 医療・介護の需要を表すデータベース
2.2 医療・介護の供給を表すデータベース
3.医療・介護におけるエリアマーケティング事例
3.1 病院の患者分析
3.2 診療所の開業支援
3.3 高齢者向け住宅の物件コンセプト策定
3.4 新規開設余地エリアの探索
4.在宅医療の需要と供給の見える化
5.終わりに
9節 薬局薬剤師が望む在宅医療への医薬品の情報提供
1.薬局薬剤師の在宅医療参画の現状と課題
1.1 在宅未経験薬剤師の課題は「スキル」「多職種連携」「人員不足」への不安
1.2 在宅医療開始時に重要な「疾病の基礎知識」「治療に関する知識」は薬局には流通しにくい
2.薬局薬剤師の在宅医療での役割は安心して薬を"服薬できる"ようにすること
2.1 "服薬できない"には理由がある
2.2 "服薬できる"ようにするためのさまざまなアプローチ
3.在宅医療に携わる薬局薬剤師には薬剤選択のヒントになる医薬品情報が必要
10節 地域医療連携時代における製薬会社の情報提供のあり方
1.2025年に向けた医療提供体制の再構築
1.1 医療計画制度
1.2 医療と介護の連携
1.3 病床機能報告制度と地域医療構想
1.4 地域医療連携推進法人制度
1.5 医療と介護の一体改革
2.製薬企業の情報提供〜現状と課題〜
2.1 医薬品開発の方向性の変化
2.2 医薬品情報提供ニーズの変化
2.3 医療現場の変化
3.製薬企業の情報提供のあり方
3.1 多職種を意識した情報提供体制
3.1.1 ホームページ
3.1.2 コールセンター
3.2 後発系企業の情報提供
3.2.1 ジェネリック医薬品の情報提供体制
3.2.2 MRによる情報提供体制の見直し
3.2.3 MRを介さない情報提供手段の構築
3.2.4 ホームページ
3.2.5 コールセンター
3.2.6 後発系企業の情報提供体制〜安定供給や品質に関して〜
3.3 医療連携におけるMRの存在意義
3.4 MR活動と医療連携パス
3.5 Off Patent Drug(OPD)戦略
4.製薬企業の情報提供〜今後期待される事〜
4.1 デジタルヘルスへの取り組み
11節 医療保険者が持つ地域データの可能性
1.保険者が保有するデータ
1.1 レセプト
1.2 特定健康診査
1.3 特定保健指導
1.4 その他の保険者保有データ
2.保険者における保有データの集約と活用
2.1 保険者保有データの集約
2.2 保険者保有データの複合的な集約と活用
3.ナショナルデータベース(NDB)
3.1 NDBの構築
3.2 ナショナルデータベース(NDB)の第三者提供
3.3 NDBオープンデータの公表
4.保険者が持つ地域データの可能性
4.1 NDBの地域データとしての利用
4.2 保険者保有データの地域データとしての利用
4.3 保険者保有データのさらなる活用に向けて
12節 ビッグデータを活用した新たなエリアマーケティングのすすめ
1.「 WhytPlot(ホワイトプロット)」とは
2.2025年問題を迎えるにあたり
3.ビッグデータを武器にする
3.1 製薬企業の動向の変化
3.2 コンタクトする相手が求めることに応える
3.3 「WhytPlot(ホワイトプロット)」の利用価値
4.なぜパプリックデータなのか
4.1 情報共有が可能
4.2 入院患者データこそ有効な情報
4.3 データの力を実感
4.4 患者さんのハッピーにつながる
5.「WhytPlot(ホワイトプロット)」の具体的な活用事例
5.1 課題:A病院は乳がん領域に投資を行うべきか?
5.1.1 市区町村別患者数
5.1.2 二次医療圏別流入・流出患者数
5.1.3 疾患・術式別年度推移
5.1.4 課題への回答
5.2 課題:C病院は肘・膝の外傷の集患をどのように行うべきか?
5.2.1 二次医療圏別流入・流出患者数
5.2.2 疾患・術式別年度推移
5.2.3 課題への回答 |