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◇序論◇ |
繊維の高性能化・高機能化からインテリジェント化時代を迎えて─1
─スマートテキスタイル黎明期─ 鞠谷 雄士 |
1. はじめに
2. インテリジェント化へ向けての世界の研究活動
3. インテリジェント化へ向けての基盤技術
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4.
夢のスマートテキスタイル─情報化時代の究極技術
5. おわりに |
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繊維の高性能化・高機能化からインテリジェント化時代を迎えて─2
─繊維産業におけるイノベーションの潮流─ 平坂 雅男 |
1. はじめに
2. 繊維の高付加価値化 |
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3. 情報化社会における繊維産業
4. おわりに |
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◇第1編 繊維の機能化・環境適合化◇ |
第1章 温 度
第1節 テキスタイルにおける温度制御機能 安田 温
1. はじめに
2. 保温性試験(JIS,KES,サーマルマネキン)
3. 吸湿発熱性試験
4. 接触冷温感試験
5. 遮熱性試験
6. 熱抵抗,透湿抵抗
7. おわりに
第2節 温度調整テキスタイル 平坂 雅男
1. はじめに
2. PCM の繊維への利用
第3節 機能性保温繊維(遠赤外線,蓄熱,吸湿発熱) 平坂 雅男
1. はじめに
2. 遠赤外線放射繊維
3. 蓄熱繊維
4. 吸湿発熱性繊維 |
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第4節 遠赤外線放射保温素材「サーモトロンラジポカR」 八木 優子
1. はじめに
2. 「サーモトロンR」とは
3. 「サーモトロンR」からの進化
4. 「サーモトロンラジポカR」とは
5. 最後に
第5節 涼しい素材 四衢 晋
1. はじめに
2. 接触冷感とは
3. 熱伝導率
4. “ソフィスタR”
5. 接触冷感加工
6. スポーツ用途
7. 熱線遮蔽
8. 通気性
9. 最後に |
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第2章 水分特性
第1節 繊維の吸湿と特性 安田 温
1. はじめに
2. 吸水速乾性試験
3. 透湿性
4. 防水性
5. おわりに
第2節 超撥水加工 木暮 保夫
1. はじめに
2. 撥水加工原理
3. 撥水加工
4. 超撥水加工
5. おわりに
第3節 高密度トリコット生地とナノファイバー不織布をラミネートした伸縮透湿防水生地坂下 剛/渡邊 圭
1. 緒 言
2. ナノファイバー不織布
3. エレクトロスピニング法(Electrospinning:ES)
4. ナノファイバー不織布の作製
5. ナノファイバー不織布およびその積層品の力学特性
6. 3層生地の構造と性能
7. 防水性,通気性および透湿性評価
8. 結 言 |
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第4節 防水透湿素材の開発と起源と現状 松生 良/春田 勝
1. はじめに
2. 防水透湿機能の起源
3. 防水透湿機能の基本原理
4. 無孔膜の透湿原理
5. オイルコンタミネーション
6. 防水透湿加工品の種類
7. 透湿性能の基準化
第5節 吸汗・速乾素材 四衢 晋
1. はじめに
2. 吸汗・速乾性とは
3. 吸汗・速乾構造体
4. 最後に |
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第3章 抗菌性
第1節 機能加工と評価試験方法の経緯 須曽 紀光
1. 緒 言
2. 抗菌防臭加工の誕生と繊維業界の対応
3. 機能加工の発展
4. 抗ウイルス加工マークの発足
5. 機能性試験方法の統一
6. SEKマーク認証制度
7. 機能性加工の安全性
8. 終わりに
第2節 抗ウイルス機能 中山 鶴雄/藤森 良枝
1. はじめに
2. ウイルスとは
3. 抗ウイルス剤
4. 抗ウイルス加工:CufitecR(キュフィテック)
第3節 銀イオン繊維のメカニズムと効果(抗菌・防臭) 奥田 宣政
1. はじめに
2. 銀イオン繊維の特徴
3. 銀イオン繊維の消臭効果
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第4節 抗菌防臭・制菌素材 小寺 芳伸
1. はじめに
2. 当社抗菌繊維の開発経緯
3. 当社の抗菌アクリル繊維
第5節 防虫機能を衣料に付与する技術の開発 平岡 浩佑
1. はじめに
2. 防虫剤
3. 衣 料
4. 効力試験方法
5. 防虫衣料
6. まとめ
第6節 ヒョウヒダニ類と繊維製品の防ダニ性能試験 幸形 聡
1. はじめに
2. ヒョウヒダニ類(チリダニ科)の形態と生活史
3. 繊維製品の防ダニ性能試験方法JIS L 1920(以下,JIS と略記)の概要
4. 通過防止試験
5. 防ダニ性能試験の問題点と展望 |
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第4章 防汚・肌触り
第1節 防汚技術と加工 上甲 恭平
1. はじめに
2. 望まれる防汚性とは
3. 防汚加工
第2節 ユニチカトレーディング鰍フ帯電防止性素材 西山 武史
1. はじめに
2. ユニチカトレーディング鰍フ帯電防止性素材
3. 最後に
第3節 難燃繊維と評価技術 中野 紀穂/岩下 憲二
1. はじめに
2. 代表的な難燃繊維
3. 消防防火服の積層構造
4. 消防防火服の評価
第4節 吸水・撥油 重村 幸弘/長尾 英治
1. はじめに
2. これまでの技術
3. 吸水・撥油について |
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第5節 密度が異なる極細繊維のしっとり感 末弘 由佳理
1. 布のしっとり感
2. 編物のしっとり感
第6節 潜在捲縮型ストレッチ糸「Z─10」 中川 皓介
1. はじめに
2. 開発経緯
3. 「Z─10」フィラメント糸の特徴
4. 「Z─10」織編物の特徴
5. 「Z─10」シリーズ
6. おわりに
第7節 抗化学繊維アレルギー水谷 千代美
1. はじめに
2. 皮膚障害の原因究明
3. 皮膚疾患者の着衣の選択方法とポリエステル繊維の加工 4. 弱酸性ポリエステル
5. まとめ |
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◇第2編 革新的技術による繊維の環境調和機能の付加◇
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第1章 バイオテクノロジー技術
第1節 バイオテクノロジーと合成繊維 平坂 雅男
1. はじめに
2. 微生物発酵生産
3. 乳酸発酵とポリ乳酸
4. 汎用ポリエステル繊維
5. スパイダーシルク
第2節 ポリ乳酸繊維の過去・現在・未来 岡本 昌司
1. 緒 言
2. PLA繊維の特徴
3. PLA繊維の応用(過去〜現在)
4. PLA繊維の未来 |
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第3節 ナイロン56 繊維 林 剛史
1. はじめに
2. ナイロン56 の構成
3. ペンタン─1,5─ジアミンの合成
4. ナイロン56 繊維の特徴 |
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第2章 動物系
第1節 遺伝子組換えカイコによる絹(シルク)の高機能化 瀬筒 秀樹
1. はじめに
2. 絹(シルク)とは
3. 遺伝子組換えによるシルクの改変技術の開発
4. 遺伝子組換えカイコによる様々な高機能シルクの開発
5. 遺伝子組換えシルクの生産体制の構築
6. おわりに
第2節 クモの糸 大ア 茂芳
1. なぜクモの糸なのか?
2. クモの糸の物理化学的性質
3. クモの糸の構造と弾性率
4. クモの糸は紫外線に強い!
5. クモの糸の量産化に向けて
6. 終わりに
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第3節 キチンナノファイバー 伊福 伸介
1. はじめに
2. カニ殻由来の新素材「キチンナノファイバー」
3. キチンナノファイバーの機能の探索
4. おわりに
第4節 微生物産生ポリエステルの高強度繊維化 加部 泰三/田中 稔久/岩田 忠久
1. 環境調和型プラスチックと微生物産生ポリエステル
2. PHA の熱的性質
3. 超高分子量P(3HB)からの高強度繊維
4. P(3HB)における高強度化の原因とβ 構造の発現
5. P(3HB-co-3HV)およびP(3HB-co-3HH)からの高強度繊維 6.
P(3HB)繊維の生分解性
7. おわりに |
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第3章 植物系
第1節 セルロースナノファイバー 近藤 哲男
1. はじめに
2. 古くてあたらしい「セルロースナノファイバー」
3. ナノセルロースはどのようにつくられるのか?
4. セルロースナノファイバーの製法と化学的特徴の相関
5. セルロースナノファイバーに関する世界的研究動向
6. 応用の広がり
第2節 再生セルロース繊維 木村 睦
1. はじめに
2. 海水淡水化
3. 逆浸透膜にもとめられる性能
4. 再生セルロースを用いた水処理膜用部材
第3節 ウォータージェット法によるバイオマスのナノファイバー化 小倉 孝太
1. はじめに
2. ウォータージェット法を応用したCNF の製造
3. ウォータージェット法で製造したCNF の特長
4. 化学処理後の機械解繊処理
5. CNF の応用事例
6. おわりに |
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第4節 PET 青山 雅俊/田中 陽一郎
1. はじめに
2. PETの合成法
3. バイオベースPET
4. PET以外のバイオベースポリエステル
第5節 天然繊維強化型プラスチック 大島 一史
1. 緒 言
2. バイオコンポジットの市場実態
3. 天然繊維強化型プラスチック
4. 環境負荷,及び製造コストから見る実現可能性−放置竹林由来竹繊維の場合
5. 望ましい材料設計の方向とは
6. 結 語 |
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第4章 バイオミメティクス化による超機能繊維の開発
第1節 生物の機能 針山 孝彦
1. 生物の多様性
2. バイオミメティクス
3. クチクラ表面構造の多機能性−昆虫がもつナノパイル構造を例として
4. クチクラ内部を少し変えることで色を創出−昆虫の表層の内部構造を例として
5. 生物表面構造の多機能性を発現する構造−生物の厳密ではない構造がもつ緻密な機能
第2節 タンパク質からなる生物繊維 大川 浩作/野村 隆臣
1. はじめに
2. ヒゲナガカワトビケラ(Stenopsyche marmorata)幼虫
3. トビケラ類に関する研究課題の経時推移
4. S.marmorataシルク形成機構の特徴
5. カルシウムイオン媒介型シルク繊維形成機構の応用指針
6. S.marmorata絹糸腺抽出物を原料とするナノファイバー不織布
7. S.marmorataシルクタンパク質の応用と今後の課題
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第3節 バイオミメティクスとスポーツウェア 平坂 雅男
1. はじめに
2. スポーツウェア
3. 今後の見通し
第4節 構造発色繊維 広瀬 治子
1. はじめに
2. 構造発色
3. モルフォ蝶の翅の構造
4. 構造発色のメカニズム
5. 構造発色繊維「モルフォテックスR」
第5節 極細繊維と人工皮革 芦田 哲哉
1. 人工皮革の目標
2. 極細繊維の製造技術
3. 極細繊維の制御
4. 人工皮革の製造技術
5. 人工皮革の特性
6. おわりに |
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◇第3編 複合化による繊維のスマートマテリアル化◇ |
第1章 導電性繊維
第1節 チタン酸カリウム繊維と誘導体および複合材料 稲田 幸輔
1. チタン酸カリウム繊維〈ティスモ〉
2. 導電性セラミック繊維材料〈デントール〉
3. プラスチック複合材料〈ポチコン〉
第2節 有機導電性繊維 木村 睦
1. はじめに
2. 繊維の紡糸法
3. PVAとの複合化
4. おわりに
第3節 金属複合繊維 高木 進
1. はじめに
2. 導電性繊維の構造,形態
3. 導電性繊維の製造法
4. 導電性繊維の機能
5. 基材と導電性布帛の特徴
6. 導電繊維を用いた電磁波対策
7. おわりに |
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第4節 複合化による繊維のスマートマテリアル化 蜂矢 雅明
1. はじめに
2. カーボンナノチューブ
3. CNT分散液
4. 加工方法
5. 用途開発と要求特性
6. メタル材ドーピングCNT分散液
7. 信号電線としての応用
8. 終わりに |
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第2章 自己修復機能 第1節 自己修復繊維 平坂 雅男
1. はじめに
2. 自己修復テキスタイル
3. 機能回復型自己修復
4. 形状記憶
5. 今後の展開
第2節 セルフクリーニングテキスタイル 平坂 雅男
1. はじめに
2. 超撥水加工
3. 光触媒
4. 抗 菌
5. セルフクリーニングの課題 |
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第3節 炭素繊維強化ポリマーへの自己修復性付与 真田 和昭
1. はじめに
2. 国内外の自己修復FRPの研究開発事例
3. マイクロカプセルを用いた自己修復CFRP積層材料の研究開発
4. おわりに |
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第3章 情報系・知能系機能 第1節 繊維の知能化,情報化 桑原 教彰
1. はじめに
2. 研究の目的
3. シート型センサーと従来の機械学習技術を用いた就寝姿勢識別器の構築
4. 考 察
5. おわりに
第2節 配線:高伸縮性導電配線 吉田 学
1. はじめに
2. 高耐久・高伸縮配線の実現
3. 高伸縮性バネ状配線
4. 高伸縮性短繊維配向型電極
5. 高伸縮性マトリクス状センサーシート
6. まとめ
第3節 金属線を使った導線および電極に関して 山本 益美
1. 電極および導線材料
2. 具体的な事例
3. 今後の展開
第4節 プリンテッドエレクトロニクスの開発 小関 徳昭
1. プリンテッドエレクトロニクスとは
2. 東洋紡鰍フ取り組み
3. 高寸法安定性・高耐熱性ポリイミドフィルムXENOMAXR
4. ストレッチャブル導電性インク
5. スマートセンシングウェアR
6. まとめ
第5節 太陽光発電繊維 杉野 和義/源中 修一
1. はじめに
2. 積層手法の選定
3. 電池構成の設計
4. 繊維型太陽電池特性評価
5. おわりに |
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第6節 圧電繊維 田實 佳郎
1. はじめに
2. PLLAの圧電性とその向上
3. PLLA繊維の圧電性
4. まとめ
第7節 感圧導電性衣服と機械学習による感情認識 越野 亮/山本 晃平
1. はじめに
2. 感圧導電性衣服
3. 評価実験
4. おわりに
第8節 太陽光発電テキスタイルの開発 増田 敦士
1. はじめに
2. 太陽光発電テキスタイル
3. 太陽光発電テキスタイルの開発
4. 太陽光発電テキスタイルを利用した製品試作事例
5. まとめ
第9節 ファブリックセンサー 竹田 恵司
1. はじめに
2. “hitoeR”開発の背景
3. “hitoeR”の誕生
4. “hitoeR”の実用化
5. まとめと今後の展開
第10節 N/MEMS技術による高機能化 伊藤 寿浩
1. はじめに
2. 繊維状基材連続微細加工・集積化プロセス技術
3. 繊維状基材への三次元ナノ構造高速連続加工プロセス
4. 繊維状基材への可動接点構造形成プロセス
5. まとめにかえて─繊維状基材にN/MEMS製造技術を適用するために |
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◇第4編 繊維が創る生活文化の未来◇
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第1章 衣 料
第1節 機能性
第1項 運動効果促進ウェアの設計と評価 金井 博幸
1. 健康増進に果たす衣服の役割
2. 歩行によって生じる衣服変形
3. 運動効果促進ウェアの評価
4. 運動効果促進ウェアの展望と課題
第2項 光吸収発熱及び導電機能を有する短繊維 小寺 芳伸
1. はじめに
2. 当社の光吸収発熱及び導電機能を有する繊維の開発経緯
3. 当社の光吸収発熱及び導電機能を有する芯鞘アクリル繊維
4. コアブリッドR・シリーズの用途展開
5. おわりに
第3項 防透け性素材 松生 良/渡辺 いく子
1. はじめに
2. 「透け」の抑制技術
3. 防透け性の客観的評価方法
4. 防透け性素材の開発
第4項 三次元モデリングによるテキスタイルの設計 太田 幸一
1. 緒 論
2. 糸の横圧縮変形を無視した織物内部構造の三次元モデル化
3. 糸の横圧縮変形を考慮した織物内部構造の三次元モデル化
4. 結 論 |
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第2節 電子系
第1項 導電性繊維とアンビエント社会 木村 睦
1. はじめに
2. やわらかいデバイスの実感
3. テキスタイルのスマート化
第2項 伸縮性印刷配線と導電性スポンジを用いた心電測定シャツ 多田 泰徳
1. はじめに
2. 実験方法
3. 心電図測定結果
4. おわりに
第3項 力を出す繊維 橋本 稔/古瀬 あゆみ
1. 緒 言
2. 繊維状高分子アクチュエーターの可能性
3. 可塑化PVCゲルを用いた繊維状アクチュエーター
4. 今後の展望 |
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第2章 快適なくらし 第1節 テキスタイルの光学特性の数値化 鋤柄 佐千子
1. はじめに
2. テキスタイルの光学的性質
3. 光学特性の測定
4. 炭素繊維織物の光学特性と意匠性
5. 仕上げ方法の異なる羊毛織物の光学特性
6. 西陣織物の光学特性と意匠性
7. おわりに
第2節 インテリアファブリック 木村 裕和
1. 快適な生活環境とインテリアファブリックス
2. ソフトファニシング(Soft furnishing)とファニシングテキスタイル(Furnishing
textile)
3. 壁紙(Wall covering)
4. ウィンドートリートメント(Window treatment)
5. テキスタイルフロアーカバリング(Textile floor covering)
第3節 感性とテキスタイルデザイン 寺 政行/金 Q屋
1. 感性とテキスタイルデザイン
2. 第2次性質の分析
3. テキスタイルシミュレーションの表現度
4. テキスタイルの感性検索
5. まとめ
第4節 繊維製品の快適性(心地)を数値化する 西松 豊典
1. 人間快適工学とは
2. 官能検査とは
3. 官能検査に用いる手法は
4. 官能検査を行うには
5. 繊維製品の「心地」を評価するための官能検査手順 |
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第5節 エイジングケア〜成長・加齢による体型変化に合わせた下着の設計 岸本 泰蔵
1. はじめに
2. 成長期のバスト変化
3. 加齢による体型変化
第6節 新感覚(滑りにくさ,これまでにない肌触り) 田中 昭
1. はじめに
2. 極細繊維化技術について
3. 多用途展開可能なナノファイバーについて
4. ナノファイバー繊維化技術
5. 用途展開─滑りにくさ,これまでにない肌触り─
第7節 ストレッチ繊維のフィット感 須山 浩史
1. はじめに
2. ローストレッチ・ソフトフィット素材
3. ソフトストレッチ・マイルドフィット素材
4. ハイストレッチ・タイトフィット素材
5. おわりに
第8節 エアフィルターの高性能化とセルロースナノファイバー 根本 純司/谷藤 渓詩
1. くらしの中のエアフィルター
2. エアフィルターの高性能化
3. セルロースナノファイバーによるエアフィルターの高性能化
4. 最後に |
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第3章 社会・インフラ
第1節 航空機・自動車用途の複合材料 竹原 勝己
1. はじめに
2. PAN系炭素繊維について
3. CFRPとマトリックス樹脂
4. 航空機構造部材への適用
5. エネルギー用途
6. 自動車部材への適用
7. 地球環境への貢献
第2節 遮水工 安藤 彰宣
1. 廃棄物最終処分場
2. 遮水工の機能と構造
3. 遮水工に用いられるジオシンセティックス
4. 覆土工に用いられるジオシンセティックス
第3節 土木用ジオテキスタイル 安藤 彰宣
1. はじめに
2. ジオシンセティックスの機能
3. ジオシンセティックスの種類
第4節 アラミド繊維を用いた耐震補強工法 藤原 保久
1. はじめに
2. アラミド繊維とは
3. アラミド繊維シートを用いた耐震補強工法
4. アラミドFRPロッドを用いた耐震補強工法
第5節 自動車用エアバッグ基布 桑原 厚司/塩谷 隆
1. はじめに
2. エアバッグ基布
3. エアバッグ袋の縫製
4. エアバッグの性能評価
5. これからの技術展開 |
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第6節 高視認性材料の動向 森川 春樹
1. 高視認材料とは
2. 高視認材料の規格
3. 高視認材料市場動向
4. 素材メーカー各社動向
5. 高視認性安全服ユーザーの実例
6. おわりに
第7節 火山噴石防護材料 主森 敬一/土倉 弘至
1. はじめに
2. 背 景
3. 材料の選定
4. 衝撃実験の概要
5. アラミド繊維織物の選定
6. 衝撃試験結果
7. 今後の展望
第8節 高機能テキスタイル摺動材 主森 敬一/桑原 厚司
1. はじめに 2. PTFE繊維の優位性
3. 従来のテキスタイル摺動材
4. 2層テキスタイル摺動材
5. 高摩擦耐久テキスタイル摺動材
6. 本摺動材の応用
7. 摺動材マーケットと今後の展望
第9節 遮炎テキスタイル 原田 大/土倉 弘至
1. はじめに
2. 難燃性,不燃性と遮炎性の違い
3. “GULFENGR”とは
4. “GULFENGR”の応用と今後の展望 |
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第4章 ヘルスケア・健康
第1節 健 康
第1項 衣環境の設計 井上 真理
1. 衣服と健康
2. 着心地のよい衣服
3. 高齢者の身体的・生理的特徴を考慮した衣環境の設計
4. 高い機能を持つテキスタイルと衣服
第2項 ビタミンE加工によるスキンケア繊維製品の開発 神谷 淳/山本 孝/木水 貢
1. はじめに
2. ポリエステルへのビタミンE加工
3. 性能評価
4. 製品試作
5. まとめ
第3項 繊維によるアンチエイジング効果 保湿美容タオル 山本 益美
1. はじめに
2. 保湿美容タオル
3. 天然の保湿成分 スクワランとは
4. 保湿美容タオルの効果的な使い方
5. おわりに
第4項 ファブリックケア製品の香りが感触や印象に与える影響 山縣 義文/藤井 日和
1. はじめに
2. 香料成分のファブリックケア製品への吸着性
3. 香りが洗濯行動における感触や心理・生理作用に与える影響
4. 香りが女性の印象に与える影響
5. 香りが居住空間の印象に与える影響
6. おわりに
第5項 アレルゲン抑制 西原 和也
1. 抗アレルゲン剤「アレルバスター」の開発
2. 抗アレルゲン性の評価
3. 製品への応用(アレルバスター布団側地のダニアレルゲン低減効果)
4. おわりに |
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第2節 医 療 第1項 再生医療足場材料 小林 尚俊
1. はじめに
2. 再生足場材料製造技術
3. 生体内分解吸収性繊維足場
4. まとめ
第2項 絹糸タンパク質 玉田 靖
1. はじめに
2. 絹糸タンパク質の生体安全性
3. シルクの加工
4. シルクの修飾
5. 再生医療用材料としてのシルク
6. 美容・香粧材としてのシルク
7. おわりに
第3項 セルロースナノファイバーのバイオマテリアルへの応用─その可能性と今後の課題─ 宇山 浩
1. はじめに
2. ナノセルロースの安全性
3. ナノクリスタルセルロース(NCC)の再生医療への応用
4. バクテリアナノセルロース(BNC)のバイオメディカル材料への応用
5. 多孔質セルロースの合成と応用
6. おわりに
第4項 中空糸膜の医療・製薬分野への応用 近 雄介
1. はじめに
2. ウイルス除去フィルター
3. おわりに
第5項 医療とナノファイバー 谷岡 明彦
1. はじめに
2. ナノファイバーの効果と医療への応用
3. 医療材料用ナノファイバーの紡糸
4. ナノファイバーの安全性
5. 医療分野におけるナノファイバー
6. おわりに |
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◇第5編 今後の市場と展望−Society5.0,持続可能な社会へ◇
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第1章 世界のe─テキスタイルの研究開発動向 谷岡 明彦 1.
はじめに
2. e─テキスタイルの発展 |
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3. e─テキスタイルの現状
4. e─テキスタイルの今後 |
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第2章 安心・快適ウェアラブルデバイスとしての繊維の将来性 平坂 雅男 1.
はじめに
2. ウェアラブルデバイスの現状 |
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3. 繊維の将来性
4. おわりに |
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第3章 農業資材繊維「ロールプランター」の開発 寺井 秀徳 1.
はじめに
2. ロールプランターについて |
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3. 南アフリカでの実証実験
4. 将来予想される効果 |
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第4章 ナノファイバー工学が描く未来 谷岡 明彦 1.
はじめに
2. ナノファイバー製造法の未来 |
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3. 未来の新素材
4. おわりに |
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第5章 サスティナブル社会とスマートな繊維&テキスタイルの可能性 平井 利博 1.
はじめに
2. スマート材料とサスティナブル社会
3. スマート材料としてのテキスタイル
4. スマート材料としての高分子/繊維材料 |
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5. 誘電高分子材料のスマート材料としての本質
6. センサー・アクチュエーターなど─低誘電率PVA,PVC,PUなどの柔軟材料の事例から─
7. まとめ |
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第6章 Society5.0とスマートテキスタイル 平坂 雅男 1.
科学技術基本計画とSociety5.0
2. Society5.0の実現に向けた施策 |
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3. 繊維産業 |