第1節 高粘度溶液からの結晶成長における溶液の安定性と流動性
1.はじめに
2.薄膜溶液からの結晶成長
2.1 実験方法
2.1.1 試料の準備・環境条件
2.1.2 観察方法・解析方法
2.2 結晶成長の観察結果
2.2.1 相図
2.2.2 領域A・Bでの成長
2.2.3 領域Cでの成長
2.2.4 領域Dでの成長
3.結晶成長時に生じる薄膜溶液の流動
3.1 結晶成長に伴う薄膜流動の観察
3.1.1 領域Bでの溶液流動
3.1.2 領域Cでの溶液流動
3.2 薄膜流動と結晶成長との関係
3.2.1 結晶ドメイン成長のメカニズム
3.2.2 自己相似的成長
4.さいごに
第2節 複雑流体の内部構造と流動解析
1.複雑流体の流体内部構造数値シミュレーション手法
1.1 粗視化分子動力学法
1.2 ブラウン動力学法
1.3 MPCD法
2. マクロ流動解析と流体内部構造シミュレーションの
カップリング
第3節 コーティングプロセスにおける熱流体解析の適用事例
1.製品概要
1.1 ANSYS Workbench
1.2 ANSYS SpaceClaim Direct Modeler
1.3 メッシュ作成:ANSYS Meshing
1.4 熱流体解析ソフト:ANSYS Fluent
1.5 熱流体解析ソフト:ANSYS Polyflow
1.6 構造解析ソフト:ANSYS Mechanical
1.7 システムシミュレーション:ANSYS Twin Builder
2.塗工設備概要と解析適用領域
3.攪拌解析事例
3.1 最適化事例
3.2 システムシミュレーション事例
4.ポンプ解析事例
5.コーター解析事例
5.1 ロールコーター解析事例
5.1.1 解析概要
5.1.2 解析形状およびメッシュ
5.1.3 物性値および解析条件
5.1.4 解析結果
5.3 ダイコーター解析事例
5.3.1 3層Tダイ流体.構造連成解析事例
5.3.2 連成解析とシステムカップリング
5.3.3 解析概要
5.3.4 解析形状およびメッシュ
5.3.5 解析条件
5.3.6 解析結果
5.4 3次元間欠コーティング解析事例
5.4.1 解析に使用したモデルおよびメッシュ
5.4.2 解析条件
5.4.3 解析結果
5.5 ウェブテンション式ダイコーター解析事例
5.5.1 解析に使用したメッシュ
5.5.2 解析条件
5.5.3 解析結果
5.6 ピエゾ式インクジェットプリンター解析事例
5.6.1 解析概要
5.6.2 解析に使用したモデル形状とメッシュ
5.6.3 物性値および解析条件
5.6.4 解析結果
5.7 ドライヤー解析事例
5.7.1 乾燥解析事例
5.7.2 流体‐構造連成解析事例(FSI)
第4節 ダイコーティングの流動解析と塗布最適設計
1.ダイコーティングにおける流動解析の意義
2.ダイ内流動3次元解析によるダイ設計
2.1 解析モデル
2.2 材料物性モデルと測定
3.塗布ビード解析による塗布条件決定
3.1 解析モデル
3.2 材料物性値
4.液滴乾燥解析による平坦化条件決定
4.1 解析モデル
4.1 材料物性測定
5.補足
5.1 ダイコーティング流動解析研究に関する動向
5.2 ダイコーティング流動解析に関する
当社の今後の課題,計算技術,
ソフトウエアベンダへの期待・要望(等)
第5節 ダイコーティングの流動解析と塗布最適設計
1.塗布流動解析の目的
1.1 実験による塗布ビード観察の難しさ
1.2 塗布ビード解析で得られる情報
1.3 塗布流動解析による科学的・効率的な最適設計
2.塗布流動解析方法の現状
2.1 塗布解析の分類
2.2 自由表面計算手法の種類
2.3 市販解析ソフトの種類
2.4 解析ハード(コンピュータ)
2.5 解析仕様の決定
2.6 解析メッシュ生成
2.7 境界条件・計算パラメータ等の設定
2.8 解析結果の評価
2.9 現実と解析結果の比較・反映
3.スロット塗布解析事例の紹介
3.1 3次元解析によるCoating Window
3.2 2次元詳細解析による空気同伴臨界速度
4.今後の展望
4.1 空気同伴の基礎研究
4.2 構造連成解析
4.3 粒子挙動連成解析
5.塗布流動解析に関する情報交換
5.1 塗布流動解析に関する研究グループの紹介
第6節 塗布膜乾燥メカニズムとシミュレーション技術
1. 基板上に塗布された溶液膜の乾燥の物理
1.1 乾燥が進行する原理
1.2 減圧乾燥時の塗布液膜の乾燥の物理
2. 平坦な基板上に塗布された溶液膜減圧乾燥プロセスの数理モデル化の実際
2.1 モデル方程式の導出
2.2 モデルの数値シミュレーション結果と考察
2.3 乾燥プロセス中の乾燥条件の制御
第7節 蒸発液滴の内部流動の可視化と数値シミュレーション
第8節 塗布膜乾燥のシミュレーションと最適化
1.塗膜乾燥シミュレーションの種類
2.1 最適化の手段
2.2 各最適化手段の有効性の確認
2.2.1 乾燥ガスの高温化
2.2.2 乾燥ガスの風速アップ(境膜係数アップ)
2.2.3 乾燥ガス中の溶剤濃度コントロール
2.2.4 多段乾燥
2.2.5 その他関連情報
2.最適化の検討
3.目的毎の最適化手法
3.1 生産性向上
3.2 気泡生成の限界追及
3.3 不純物、残留不適切成分の除去
3.4 ポリマーと溶剤の相分離の防止
第9節 乾燥の分布の可視化と乾燥時間の定量的評価
1. はじめに
2.ディジタルホログラフィーで得られる
再生像を用いた塗料乾燥の評価
3.塗膜の乾燥評価実験
4.乾燥過程の可視化
4.1 水性銀色塗料の乾燥評価
4.2 水性クリア塗料の乾燥評価
5. まとめ
第10節 乾燥現象のシミュレーションとその装置設計
1.はじめに
2.解説・解答
3.境膜伝熱係数の推算
4.混合溶剤を使用した塗膜の乾燥のシミュレーション
|