第1節 ポリマサブミクロンファイバの作製とセンシング応用
1.ポリマサブミクロン圧電ファイバ
1-1 ポリマサブミクロン圧電ファイバの研究動向
1-2 ES法で作製した非圧電ポリマからなるサブミクロンファイバの逆圧電的挙動
1-3 作製したファイバ膜を用いたセンシング事例
2.ポリマサブミクロン光ファイバ
2-1 ポリマサブミクロン光ファイバの研究動向
2-2 ES法で作製したポリマサブミクロン光ファイバの伝搬損失の要因
2-3 伝搬損失の低減法
第2節 導電性ナノファイバーによるアンビエントセンサの開発
第3節 ナノ・マイクロファイバーを用いたバイオデバイス
-イムノアッセイ、細胞分離への応用-
1.マイクロファイバーによる迅速なイムノアッセイ
1-1 マイクロファイバーの作製と評価
1-2 吸引システムと組み合わせたイムノアッセイ
2.マイクロファイバーを用いた細胞分離
2-1 二次元基板を用いたペプチドの機能評価
2-2 マイクロファイバー吸引システムを用いた細胞の捕捉と回収
第4節 セルロースナノファイバーを用いたプリンタブル湿度センサの開発
1.MEMSプロセス及びインクジェット印刷を用いた湿度センサの作製、評価
1-1 感湿膜材料の検討
1-2 櫛歯電極構造の検討
2.フレキソ印刷を用いた湿度センサの作製、評価
2-1 フレキソ印刷を用いた湿度センサの作製
3.温湿度センサへの応用
第5節 透明導電セラミックナノファイバを用いた耐熱性フレキシブル導電不織布の開発
1.ITO-SiO2複合ナノファイバ不織布
1-1 原料液の調製とナノファイバの成膜
1-2 ナノファイバ膜の構造と電気抵抗
2.FTO 単一ナノファイバ膜の作製と低抵抗化の試み
2-1 原料液の調製とナノファイバの成膜
2-2 FTO単一ナノファイバ膜の構造と抵抗率
2-3 電界紡糸時の基板温度による変化
2-4 スズイソプロポキシドの添加効果
2-5 平坦膜による電気伝導性の評価
3.FTO-SiO2複合ナノファイバ不織布
3-1 原料液の調製と複合ナノファイバ不織布の作製
3-2 FTO-SiO2複合ナノファイバ不織布の構造と導電性
3-3 曲げ試験
第6節 自己組織化ナノファイバーとそれを利用した光機能性材料への応用
1.分散剤フリーでナノファイバーをポリマー中に複合化させるための新発想
1-1 グルタミド誘導体によるナノファイバー形成
1-2 蛍光ナノファイバー
1-3 リン光ナノファイバー
1-4 キラル発光ナノファイバー
2.光学フィルムへの応用
2-1 自己組織化ナノファイバーのポリマー中への封入
2-2 蛍光ナノファバー組込みフィルムによる波長変換
2-3 オール有機室温リン光フィルム
2-4 CPLフィルム
第7節 ナノファイバーを利用した樹脂型の作製
1.製造方法および実験条件
1-1 エレクトロスピニングナノファイバ
1-2 使用材料および作製条件
1-3 Si製ナノインプリント型
1-4 評価方法
2.実験結果および考察
2-1 ESナノファイバー紡糸条件
2-2 ES-NFI法と注型法により作製したマイクロ樹脂型の表面形態
2-3 ES-NFI法と注型法により作製したマイクロ樹脂型の断面形状
2-4 ES-NFI法によるマイクロ樹脂型への転写挙動
2-5 ES-NFI法と注型法と溶剤の揮発挙動
第8節 ナノファイバーと複合修復剤を用いた自己修復性防食コーティング
1.金属の腐食と防食
2.自己修復性防食コーティングの開発思想
2-1 修復剤
2-2 コーティング構造
2-3 修復剤放出のドライビングフォース
3.コーティングの評価方法
4.自己修復性防食コーティングの開発
4-1 セルロースナノファイバーを用いた自己修復性防食コーティング
4-2 複合修復剤の選定
4-3 ナノファイバーと複合修復剤を用いた自己修復性防食コーティング
第9節 テーパーファイバーを利用した高機能フォトニックデバイス
1.実験装置
1-1 テーパーファイバーの作製
1-2 実験装置の概略
2.微小球共振器への光結合
3.テーパーファイバー結合微小球共振器を介した高効率プラズモン励起システム
4.テーパーファイバーを介した金コートチップへの光結合と2光子励起蛍光の観測
5.テーパーファイバーを用いたナノ粒子の光捕捉・輸送
第10節 水素結合性分子錯体を用いたナノファイバー及びナノネットワーク構造の作製
1.二成分系単純有機塩が形成するらせんナノファイバー
1-1 分子集合体ナノファイバーの分子設計
1-2 酸-塩基型のイオン結晶の形成
1-3 オルガノゲルの形成
1-4 らせんナノファイバーと分子間相互作用
1-5 らせんナノファイバーのまとめと将来展望
2.アルキルアミド置換ベンゼン誘導体
2-1 分子間アミド水素結合による分子集合体ナノファイバーの形成
2-2 オルガノゲルの形成と分子集合体ナノ構造
2-3 基板上に形成した分子集合体ナノファイバー
2-4 ナノファイバー構造と分子間アミド水素結合
2-5 カラムナー液晶相の形成
2-6 強誘電性の発現
2-7 水素結合型ナノファイバーネットワークのまとめ
第11節 水素結合を導入した導電性分子からなるゲルの作製と分子性ナノファイバーの電気物性評価
1.ウレタン基を側鎖に有するTTF誘導体を用いたオルガノゲルの作製と特性評価
2.導電性AFM(PCI-AFM)を用いたTTF誘導体(S-TTF)からなるナノファイバーの電気物性
第12節 ディスクリートな金属錯体と両親媒性化合物を用いたナノファイバーの創成とその磁気・光学特性
1.脂質と混合原子価Ru 複核錯体の集積化
2.ステロイドアルカロイド配糖体と金属錯体の集積組織化
3.両親媒性オリゴマー・ポリマーと金属イオン、金属錯体の集積組織化
4.両親媒性ジブロックコポリペプチドと磁性金属錯体複合体の集積組織化
5.両親媒性ブロックポリペプチドと発光性金属錯体複合体の組織化
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