生分解 プラスチック 書籍
 
No.2050
動的粘弾性チャートの解釈事例集
次世代のポリマー・高分子開発,新しい用途展開と将来展望

★ 海洋プラスチックごみの対策、再生可能資源への転換に向けた先行事例!

★ 従来材料に対抗しうる『強度・耐熱性』『加工性』『コスト』の実現! 相反する『耐候性/分解性』の両立!

生分解,バイオマスプラスチックの開発と応用

発 刊 : 2020年3月31日  体 裁 : A4判 560頁   定 価:80,000円(税抜)  ISBN:978-4-86104-782-4


 
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■ 本書のポイント

・国内外の使い捨てプラスチック規制動向
・環境中での分解性制御と生分解性の試験・評価法
・海洋中で分解するPHBHの開発事例
・バイオマス原料を用いた汎用プラスチックの製造
・微生物を利用した新しいバイオプラスチック製造技術
・“紙”を用いた脱プラスチックの取り組み
・植物、天然物、生分解性スクラブ剤によるマイクロプラスチックビーズの代替
・循環型リサイクルの実現に向けた再生材の強度、耐久性改善
・海への流出が特に多い容器包装への応用例
・水中、固体中、気体中に含まれるマイクロプラスチックの分析

 

■ 執筆者(敬称略) 

(公財)地球環境産業技術研究機構 久保田健 リスパック(株) 水谷善教
大阪大学 宇山浩 法政大学 杉山賢次
熊本県産業技術センター 永岡昭二 東京理科大学 杉本裕
(公財)高輝度光科学研究センター 加部泰三 (株)資生堂 瀬上桂子
フタムラ化学(株) 花市岳 東京農業大学 石井大輔
東京都市大学 岩村武 塩ビ食品衛生協議会 石動正和
千葉工業大学 亀田豊 王子タック(株) 浅山良行
東洋製罐(株) 吉川雅之 鹿児島県工業技術センター 袖山研一
奈良先端科学技術大学院大学 吉田昭介 村内技術士事務所 村内一夫
住友ベークライト(株) 橘賢也 九州大学 谷口育雄
トタルコービオンPLA b.v. 金高武志 龍谷大学 中沖隆彦
東北大学 熊谷将吾 (国研)産業技術総合研究所 中山敦好
東京農工大学 兼橋真二 広島大学 中山祐正
ユニチカ(株) 権藤壮彦 大成化工(株) 中尾正治
(国研)産業技術総合研究所 国岡正雄 (株)クラレ 仲前昌人
(株)クラレ 佐々木啓光 東京工業大学 柘植丈治
(株)ユニック 坂井久純 京都大学 田中周平
帝人(株) 山中克浩 (国研)理化学研究所 土屋康佑
プロニクス(株) 酒井富美子 日本製紙(株) 内村元一
ノボン・ジャパン(株) 小屋敷修 DSP五協フード&ケミカル(株) 馬場陽平
豊田通商(株) 小坂彦二 群馬大学 粕谷健一
岩谷産業(株) 小林広和 福岡大学 八尾滋
(株)クレハ 小林史典 東京大学 福島和樹
(株)環境経営総合研究所 松下敬通 シャープ(株) 福嶋容子
(株)旭リサーチセンター 松村晴雄 長崎大学 本九町卓
(株)パーキンエルマージャパン 新居田恭弘 大日精化工業(株) 木村千也
冨士色素(株) 森良平 (株)カネカ 有川尚志
(有)カンポテクニコ 人見清貴 鈴木油脂工業(株) 鈴木和哉
近畿大学 須藤篤 愛媛大学 鑪迫典久
信州大学 水口仁 (国研)海洋研究開発機構 島村道代

■ 目  次

第1章 海洋プラスチック問題による市場の変化、規制動向

第2章 生分解性樹脂の分解機構、特性制御と応用展開

第3章 バイオマスプラスチックの合成、改質と応用展開

第4章 紙、その他の環境負荷低減材料の開発とその容器、包装への応用

第5章 マイクロビーズの代替材料開発

第6章 マイクロプラスチックの動態、生態影響と含有量の分析技術

第7章 生分解プラスチック、バイオマスプラスチックの各種評価技術

第8章 リサイクル性の高いプラスチック材料の開発とその応用

第9章 生分解プラ スチック、バイオマプラスチックの用いた製品開発とその採用例

◇第1章 海洋プラスチック問題による市場の変化、規制動向◇

1節 海洋プラスチック問題の法規制と求められる業界・企業対応
1. SDGsと海洋プラスチック問題
 1.1 海洋マクロプラスチック問題
 1.2 海洋マイクロプラスチック問題
 1.3 海洋プラスチック問題を引き起こす国々
 1.4 海洋プラスチック問題の未来予測
 1.5 海洋汚染の原因となりやすいプラスチックの種類と用途
 1.6 実際に深海で見つかるプラスチックごみ
2. 法規制
 2.1 世界の潮流とSDGs
 2.2 欧州の対応
 2.3 日本の対応
3. 求められる業界・企業対応
 3.1 3Rによる課題解決
 3.2 バイオプラスチックによる課題解決
 3.3 社会変革

2節 日米欧のマイクロプラスチック問題への対応策の状況と市場動向
1. 海洋プラスチックごみとマイクロプラスチック、バイオプラスチックの関係
2. 日米欧のマイクロプラスチック問題への対応策
 2.1 日本のマイクロプラスチック問題への対応策
 2.2 米国の対策
 2.3 欧州の対策
 2.4 各国の使い捨てプラスチック対策の動向
3. マイクロプラスチック問題への対策と市場動向
 3.1 一次マイクロプラスチック問題への対策と市場動向
 3.2 二次マイクロプラスチック問題への対策と市場動向
4. 日米欧のマイクロプラスチック問題への対応策の状況と市場動向のまとめ


3節 世界的な容器包装プラスチック・フィルムの安全衛生および廃棄に関する規制動向
1. 容器包装プラスチック・フィルムを巡る国際規制動向
 1.1 国連持続可能な開発目標(SDGs)
 1.2 G7サミット海洋プラスチック憲章
 1.3 経済協力開発機構(OECD)
 1.4 世界経済フォーラム(WEF)
2. 欧州の容器包装プラスチック・フィルムを巡る規制動向
 2.1 欧州委員会循環型経済パッケージ
 2.2 欧州プラスチック戦略
 2.3 欧州使い捨て型プラスチック規制
 2.4 欧州マイクロプラスチック規制(案)
 2.5 まとめ


4節 プラスチック資源循環に向けた国内外の注目すべき取組み事例
1. 日本国内における先進的な取り組み事例
 1.1 環境省のプラスチック資源循環戦略
 1.2 日本政府(経済産業省)のプラスチック資源循環戦略とCLOMA
 1.3 日本政府(農林水産省)のプラスチック資源循環戦略
2. 海外における先進的な取り組み事例
 2.1 EU(欧州連合)のプラスチック資源循環戦略:
 2.2 フランスのプラスチック資源循環戦略
 2.3 英国のプラスチック資源循環戦略
 2.4 ドイツのプラスチック資源循環戦略
 2.5 米国のプラスチック資源循環戦略
 2.6 カナダのプラスチック資源循環戦略
 2.7 インドのプラスチック資源循環戦略

5節 化粧品における国内外のマイクロプラスチック規制の動向
1. マイクロプラスチックとは
 1.1 1次マイクロプラスチックと2次マイクロプラスチック
 1.2 1次マイクロプラスチックの用途
 1.3 2次マイクロプラスチックの由来
 1.4 マイクロプラスチックの環境中への排出量
2. 化粧品中のマイクロプラスチックの規制
 2.1 米国
 2.2 カナダ
 2.3 ヨーロッパ
 2.4 台湾
 2.5 日本
3.EUが目指す包括的マイクロプラスチック規制
 3.1 欧州プラスチック戦略
 3.2 ECHAによるマイクロプラスチックの定義
 3.3 使用量と環境への放出量の推定
 3.4 懸念及びリスクアセスメント
 3.5 生分解性基準
 3.6 規制案
 3.7 ECHAドシエに関するFAQ
4. 今後の動向と企業に求められること

 

◇第2章 生分解性樹脂の分解機構、特性制御と応用展開◇
1節 セルロースからなる生分解性フィルムの特徴とその包装材への応用
1. セルロースフィルム「セロハン」の歴史
2. セルロースフィルムの製造方法
 2.1 ビスコースの製造過程
 2.2 フィルムの製膜工程
3. セルロースフィルムの特徴
4. 新たなセルロースフィルムの設計
 4.1 フィルムのバイオマス度
 4.2 フィルムの生分解性
 4.3 フィルムのバリア性
 4.4 NatureFlexの循環サイクル
 4.5 ネイチャーフレックの使用例


2節 各種生分解性プラスチックとセルロースナノファイバー複合材料,及びデンプン、再生紙、木系生分解性プラスチックの作製と特性
1. プラスチックの分類
2. その他の天然系プラスチック
3. 弊社においての種々のバイオマスプラスチック、生分解性プラスチックとセルロースナノファイバー複合体
4. 超臨界発砲技術との組み合わせ


3節 バイオポリエステル微生物合成と生分解性プラスチックへの応用
1. 天然微生物が生産するPHAとその種類
2. 各種PHAモノマーの代謝経路
3. 遺伝子組換え微生物によるPHA生産
4. 重合酵素改変体を用いたPHAの合成
5. 新規モノマー含有PHAの合成
6. PHA共重合体の諸物性


4節 微生物産性ポリエステル繊維の高強度化
1. PHAの基礎物性
 1.1 P(3HB)の基礎物性と特徴
 1.2 P(3HB)コポリマーの基礎物性と特徴
 1.3 P(3HB)およびP(3HB)共重合体の熱分解特性
2. 延伸操作による高強度PHA繊維の作製と構造
 2.1 P(3HB)繊維の延伸処理
 2.2 超高分子量P(3HB)の生合成と二段階冷延伸法
 2.3 超高分子ブレンド、通常分子量P(3HB)に対する二段階冷延伸
 2.4 微結晶核延伸法
 2.5 中間熱処理延伸法
 2.6 異形繊維とナノファイバー
3. P(3HB)のβ構造
 3.1 結晶構造
 3.2 力学特性との関係
 3.3 β構造およびβ構造を含むフィルムの熱的特性
4. 生分解性


5節 PHBHの特徴と物性制御、実環境での生分解
1. PHBHの開発と特徴
 1.1 開発の歴史
 1.2 PHBHの位置付け
 1.3 基本生産技術と物性
2. 発酵生産における物性制御
 2.1 3HHx比率の精密制御
 2.2 分子量制御技術
3. 実環境での生分解
 3.1 海洋プラスチック問題とは
 3.2 PHBHの水環境での分解微生物
 3.3 PHBHの実海域における分解挙動
4. 水生生物に対するPHBHの安全性
 4.1 アルテミア
 4.2 ジャワメダカ
 4.3 マガキ


6節 PHAブロック共重合体の生合成と構造、物性
1. 二ブロック共重合体 P(3HBV)-b-P(3HB)の生合成
2. 三ブロック共重合体P3HBV-b-P3HB-b-P3HBVの結晶化挙動


7節 ポリ乳酸の生分解性、特性改善技術と応用展開
1. ポリ乳酸概略
2. 現在の市場
3. 光学純度と物性
4. 圧電高分子
5. ステレオコンプレックスポリ乳酸
6. 抗菌性
7. 耐衝撃性
8. 加工適正
9. 結晶化
10. バイオマスプラスチックとしてのポリ乳酸
11. バイオマスプラスチックを使用する意義
12. 生分解性プラスチックとしてのポリ乳酸
13. 生分解性樹脂を使用する意義


8節 ポリ乳酸スパンボンド不織布の最近のニーズと開発動向
1. 不織布業界の現状と将来性
2. 不織布の製造方法
3. スパンボンド不織布
 3.1 スパンボンド不織布の原料
 3.2 スパンボンド不織布の特徴について
4. ポリ乳酸(PLA)スパンボンド不織布
 4.1 原料(PLA))
 4.2 PLAスパンボンド不織布の特徴
5. PLAスパンボンド不織布の用途
 5.1 防草シート
 5.2 ティーバッグ
 5.3 ヘッドレストカバー
 5.4 ドレーン材
 5.5 べたがけ資材
6. PLA系スパンボンド不織布の開発動向
 6.1 柔軟性
 6.2 耐久性
 6.3 強度、伸度、耐熱性(乾熱収縮率)


9節 生分解性ポリエステルのナノファイバー化による生体吸収材料への応用
1. 生分解性脂肪族ポリエステルの医用材料としての利用
2. 生分解性高分子のナノファイバー化による再生医療足場材料の開発
 2.1 エレクトロスピニング法によるナノファイバーの作製と特性
 2.2 生分解性ポリエステルナノファイバーの生体吸収性


10節 ポリカプロラクトンセグメントを含むブロック共重合体の合成と生分解性評価
1. ポリカプロラクトンセグメントを含むブロック共重合体の合成
 1.1 PS-PCLおよびPS-PCLーPSの合成
 1.2 PEGーPCLおよびPEGーPCLーPEGの合成
 1.3 PEGーPCLーPSの合成
2. ブロック共重合体の生分解性評価
 2.1 サンプル調製,および評価法
 2.2 PS,またはPEGを含む二元ブロック共重合体の生分解性評価
 2.3 PEG-PCL-PSの生分解性評価


11節 生分解性コポリエステルの設計、合成とその特性
1. 配列が制御された脂肪族芳香族コポリエステル
2. 生分解性熱可塑性エラストマーの設計と合成


12節 海水で分解する生分解樹脂の開発事例
1. 生分解性プラスチックとは
2. 生分解性プラスチックの海洋分解性
3. 海洋生分解性プラスチックの開発戦略
4. 海洋環境中での分解開始時期の制御方法
 4.1 環境因子の利用
 4.2 バイオスティミュレーションの利用
 4.3 バイオアーギュメンテーションの利用


13節 分解性バロプラスチックの設計と特性、応用展開
1. バロプラスチック
2. バロプラスチックの設計
3. 分解性バロプラスチック
4. 分解性バロプラスチックの圧力誘起相転移
5. 分解性バロプラスチックの利用


14節 PGAの分解性、強度・耐久性と応用事例
1. Kureduxの原料と製法
2. Kureduxの特性
 2.1 基本特性
 2.2 生分解性
 2.3 機械特性
 2.4 ガスバリア性
3. Kureduxの用途例
 3.1 PET/Kuredux共押出多層ボトル(炭酸飲料用ボトル)
 3.2 繊維
 3.3 シェールガス・オイル掘削部材
4. Kureduxの環境適性


15節 PVAの構造、物性と生分解性を活かした用途例
1. PVAの構造
2. PVAの物性
 2.1 水に対する溶解性
 2.2 水溶液の粘度挙動
 2.3 PVA水溶液の界面化学的性質
 2.4 PVAの皮膜物性
3. PVAの生分解性
4. PVAの生分解性を生かした用途例


16節 脂肪族ポリカーボネートへの機能化付与と応用・生分解性
1. 生分解性ポリカーボネートの合成と機能付与アプローチ
 1.1 機能性官能基を導入した環状カーボネートの合成
 1.2 環状カーボネートの開環重合
 1.3 反応性側鎖を有する脂肪族ポリカーボネートの重合後修飾
 1.4 二酸化炭素とエポキシド類との共重合による脂肪族ポリカーボネート合成
 1.5 重縮合による脂肪族ポリカーボネートの合成
2. 生分解性ポリカーボネートの用途
 2.1 バイオマテリアル(溶液系)への応用
 2.2 バイオマテリアル(固体・ゲル系)への応用
 2.3 固体電解質への応用
3. ポリカーボネートの生分解性
 3.1 脂肪族ポリカーボネートの加水分解性
 3.2 機能性脂肪族ポリカーボネートにおける側鎖の加水分解への影響


17節 オレフィン系樹脂の自然分解を誘発する添加剤の作用機構と応用事例
1. プラスチック問題の現状
2. 統計が語るプラスチック問題
3. 各国の動き
4. プラスチック問題解決の方法
5. 分解性プラスチックの必要性
6. 分解性プラスチックの一般的定義とデグラノボン添加剤
7. デグラノボン添加剤の市場性と将来性
8. 日本国内でのデグラノボン使用製品実績
 8.1 成型加工別
 8.2 用途・製品・市場開発別
9. デグラノボン添加剤とその混合樹脂
10. デグラノボン製プラスチックの強度特性並びに安定性
11. デグラノボン添加剤による分解機構
12. マイクロプラスチックによる海洋汚染問題は深刻です


18節 細菌の代謝能力によるPETの分解
1. PET資化細菌Ideonella sakaiensis
2. I. sakaiensis のPET分解メカニズムの解明
 2.1 PET加水分解酵素の探索と機能解析
 2.2 MHET加水分解酵素の探索と機能解析
3. I. sakaiensisによるPET代謝
4. PET生分解の進化的な成立についての考察


19節 生分解性プラスチックの成形課題と改善のポイント
1. なぜ今、生分解性プラスチックが注目されているのか?
 1.1 生分解性の定義
 1.2 生分解性プラスチックの分解ステップ
 1.3 生分解のスピードに影響を与える外的要素
 1.4 生体内における生分解
2. 生分解性プラスチックとは何か?
3. どのように生分解性を証明する必要があるのか
 3.1 日本での生分解性プラスチックの認証制度
 3.2 日本で上市されている生分解性プラスチックの種類と特徴
 3.3 安価で注目される中国製の生分解性プラスチックの種類と特徴
4. 生分解性プラスチックの成形課題と改善のポイント
 4.1 生分解性プラスチック製品にはどんな加工方法が用いられているのか。
 4.2 吸湿と乾燥のコントロール
 4.3 強度と分解速度の関係
 4.4 生分解性プラスチック特有のポリマーブレンド技術
 4.5 適正なインフレーション加工における製膜条件
 4.6 薄肉化という課題に取り組む
5.さらなる生分解性フィルムの高機能化
 5.1 生分解性フィルムの短所
6. 生分解性プラスチック製品特有の課題
 6.1 生分解性プラスチック製品のマクロ的な課題
7. 生分解性プラスチックの新たな展開について
 7.1 生分解性プラスチック製品の新たな展開
 7.2 今後の展望
 

◇第3章 バイオマスプラスチックの合成、改質と応用展開◇

1節 バイオマスPETの特徴とリサイクル性能
1. はじめに
 1.1 プラスチックを取り巻く現状について
 1.2 当社概要について
 1.3 当社PET事業の沿革
2. バイオマスPETについて
 2.1 バイオマスPETおよびバイオマスMEG(エチレングリコール)の概要
 2.2 バイオマスPETの温室効果ガス(CO2)の削減効果
 2.3 バイオマスPETの持続可能性
 2.4 バイオマスPETの物性など
3. リサイクルPETとバイオマスPET
 3.1 PET業界におけるリサイクルの現状
 3.2 リサイクルPETとバイオマスPET


2節 植物由来ポリエチレンの特徴、用途とCO2削減効果
1. 生産概要と用途
2. 植物由来ポリエチレンの製造工程
3. 温室効果ガス排出量の削減効果
4. 食料との競合・熱帯雨林への影響
5. 今後の展望


3節 天然物からのエポキシ樹脂の合成とその特性
1. D-グルコースおよびその誘導体から得られるエポキシ樹脂
2. 天然のフェノール類から合成したエポキシ樹脂
 2.1 エポキシ樹脂の原料として用いられる天然のフェノール類
 2.2 ダイゼインから得られるエポキシ樹脂
 2.3 バニリンから得られるエポキシ樹脂
 2.4 オイゲノールから得られるエポキシ樹脂
 2.5 レスベラトロールから得られるエポキシ樹脂


4節 バイオポリウレタンの原料、合成とその特性 
1. 植物油脂を用いるバイオマスプラスチック
2. 植物油脂を用いるバイオポリウレタン
 2.1 バイオポリウレタンの原料、合成
 2.2 バイオポリウレタンの特性


5節 バイオマス由来フェノールの特性とその生産技術
1. フェノール樹脂について
 1.1 フェノール樹脂の歴史
 1.2 フェノール樹脂とは
 1.3 フェノール樹脂の市場動向
2. フェノール樹脂の利用分野と技術動向
 2.1 工業用フェノール樹脂
 2.2 成形材料
3. 植物由来フェノールの量産化技術
 3.1 フェノールの植物由来化の重要性
 3.2 バイオプロセスの生産性向上
 3.3 濃縮精製プロセスの開発
 3.4 パイロット設備での実証
 3.5 植物由来フェノール樹脂の特性

6節 バイオポリカーボネート樹脂の合成、改質と応用展開
1.PLANEXTの特徴
2.PLAEXTの高機能化技術
3.加飾フィルム用途に向けたポリマーの高機能化
4.PLANEXT Filmの特徴


7節 バイオポリアミドの合成と強度向上
1. エンプラ市場におけるポリアミド
2. バイオマス原料を用いたポリアミド合成の現状
 2.1 脂肪族ポリアミド(ナイロン)の代替となるバイオポリアミド
 2.2 高強度ポリアミド材料を代替するバイオポリアミド
3. ポリアミド材料としてのポリペプチド合成
 3.1 高強度ポリアミド材料としての構造タンパク質
 3.2 酵素を利用したポリペプチド合成
 3.3 クモ糸タンパク質を模倣したポリペプチド材料の合成
4. ポリアミドの生分解性


8節 バイオ由来原料を用いた水素添加スチレン系熱可塑性エラストマーの特徴と期待される応用
1. 「セプトン」BIOシリーズ
2. 「セプトン」BIOシリーズの応用物性


9節 天然系多糖類の特性とフィルム製品分野への展開
1. 植物由来新規ノニオン性ポリマー(KT-1505)の構造
2. 植物由来新規ノニオン性ポリマー(KT-1505)の特性
 2.1 フィルム特性
 2.2 可逆的熱応答ゲル化性
 2.3 ポリフェノールとの反応性
 2.4 界面活性剤との相溶性、各種耐性
3. 植物由来新規ノニオン性ポリマー(KT-1505)の溶解方法
 3.1 氷温撹拌溶解・凍結解凍(低温)
 3.2 アルカリまたは尿素添加溶解(室温)
 3.3 アンモニア添加溶解(室温)
4. 植物由来新規ノニオン性ポリマー(KT-1505)の応用
 4.1 フィルムの利用
 4.2 熱応答ゲル化性の利用
 4.3 ポリフェノールとの反応性の利用
 4.4 高濃度ゲルの利用
5. その他(ジェランガムのフィルム化)


10節 微生物発酵法による植物由来芳香族モノマーの生産技術
1. バイオマスプラスチック原料としての芳香族化合物
 1.1 生物由来芳香族化合物の生産
 1.2 芳香族化合物生産宿主としてのコリネ型細菌
 1.3 C. glutamicumを利用したRITEバイオ研究グループの取り組み
2. 微生物発酵による4-アミノ安息香酸(4ABA)の生産技術開発
 2.1 背景と4ABAの用途
 2.2 微生物を利用した過去の4ABA生産例
 2.3 C.glutamicumを用いた4ABA高生産株開発
 2.4 今後の展開
3. 微生物発酵による4-ヒドロキシ安息香酸(4HBA)の生産技術開発
 3.1 背景と4HBAの用途
 3.2 微生物を利用した過去の4HBA生産例
 3.3 C.glutamicumを用いた4HBA高生産株開発
 3.4 今後の展開

11節 未利用天然資源由来グリーンプラスチックの合成とその特性、期待される応用
1. 植物ポリフェノール
 1.1 カシューナッツの殻油
 1.2 天然漆
 1.3 リグニン分解物


12節 バイオマスプラスチックの射出成形技術
1. ポリ乳酸
2. MAPKA
3. P-Life

 

◇第4章 紙、その他の環境負荷低減材料の開発とその容器、包装への応用◇

1節 使い捨てプラスチック代替に向けた紙パウダー成形材料の開発と応用
1. MAPKAのコア技術である紙の微細なパウダー化技術と合成樹脂との混練技術
2. 紙パウダーとはどのようなものなのか
3. 粉砕技術の変遷
4. 紙パウダー生産の素材としての難しさ
5. 現状のMAPKA(紙パウダー+ポリプロピレン)射出成形材料の特性
6. 使い捨て食品容器マーケットに参入したMAPKAシート
7. MAPKAトレーと従来品(プラスチックPP+タルク)のLCA評価による環境性能比較
8. MAPKAシート真空成形加工によるMAPKAシートトレーの生産
9. 生分解性MAPKAへの挑戦
10. 各素材の生分解性の試験と実験(社内報告書抜粋)


2節 紙製バリア素材の特徴とその包装材料への応用
1. パッケージにおけるグローバル動向
 1.1 プラスチックごみ問題
 1.2 世界各国の規制動向
 1.3 グローバル企業の動向
 1.4 日本国内の動向
2. 「紙」素材の役割
 2.1 パッケージおける紙の役割
 2.2 パッケージを取り巻く課題
3. バリア性を有する食品包装材料
4. 紙製バリア素材の開発
 4.1 塗工技術によるバリア性の付与
 4.2 開発グレード
 4.3 「シールドプラス」の特徴
 4.4 展開の可能性
 4.5 採用実績の獲得
 4.6 「シールドプラス」の提供価値
5. 「紙」の用途拡大における課題
 5.1 企業の連携・技術開発の推進
 5.2 「紙」が選択されるために必要なこと
6. 今後の取り組み
 6.1 「シールドプラス プレミア」の上市
 6.2 「シールドプラス」の海外展開
 6.3 「紙でできることは紙で」

3節 紙製緩衝包材の特徴と応用展開
1. 紙製緩衝封筒の開発
 1.1 開発目標
2. 従来の緩衝封筒
 2.1 樹脂製発泡緩衝材を用いた緩衝封筒
 2.2 新聞古紙を断裁した緩衝材使用の緩衝封筒
3. 紙製緩衝材の選定
 3.1 片段シート
 3.2 エンボスシート
 3.3 ハニカムシート
 3.4 クッションペーパー
4. クッションペーパーを用いた紙製緩衝材の検討
5. 紙製緩衝封筒の緩衝性最適化の検討
 5.1 宅配輸送時の衝撃加速度測定
 5.2 紙製緩衝包材に使用する原紙の最適化
 5.3 紙製緩衝材による紙製緩衝封筒の品質評価
6. 紙製緩衝封筒「紙ネット封筒」について
 6.1 上市後の状況
 6.2 さらなる改良による追加製品の検討

4節 CO2を原料とした有機材料製造技術の研究開発動向
1. CO2とエポキシドからの脂肪族ポリカーボネート合成
 1.1 重合用触媒の開発
 1.2 脂肪族ポリカーボネートの物性
 1.3 ガラス転移温度(Tg)の向上を目指した研究
2. CO2とオキセタンからの脂肪族ポリカーボネート合成
3. CO2とジオールからの脂肪族ポリカーボネート合成

 

◇第5章 マイクロビーズの代替材料開発◇

1節 マイクロプラスチックビーズ代替に有用な微粒子・研磨剤の種類、特徴
1. 植物系スクラブ剤
 1.1 トウモロコシ軸穂
 1.2 小麦パウダー
 1.3 クルミパウダー
 1.4 アプリコットパウダー
 1.5 竹パウダー
 1.6 ピーチパウダー
 1.7 杉木粉
2. 無機系スクラブ剤
 2.1 ケイソウ土
 2.2 珪砂
 2.3 非晶質シリカ
 2.4 アルミナ
3. 生分解性合成スクラブ剤
 3.1 ポリ乳酸
 3.2 ブタンジオール/コハク酸/アジピン酸/HDIコポリマー


2節 シラスバルーンなどの火山ガラス素材の作製,特性と洗顔料,研磨材への利用
1. 火山ガラス質堆積物
 1.1 火山ガラス
 1.2 火山ガラスの特性
 1.3 火山ガラスの用途
2. シラスバルーン
 2.1 製造方法
 2.2 シラスバルーンの特性と用途
3. 微粒シラスバルーン
 3.1 製造方法
 3.2 微粒シラスバルーンの特性
4. 火山ガラス微粉末
 4.1 製造方法
 4.2 火山ガラス微粉末の特性と用途
5. 火山ガラスマイクロボール
 5.1 製造方法
 5.2 火山ガラスマイクロボールの特性と用途


3節 セルロースマイクロビーズの作製とその特徴、応用
1. セルロースのマイクロ球状粒子化
 1.1 懸濁蒸発造粒法によるセルロース球状粒子の調製方法
 1.2 ビスコース相分離造粒法によるセルロース球状粒子の調製方法
2. セルロースと無機材料との複合球状粒子化
 2.1 表面分散型および内包型のセルロース/無機複合粒子
 2.2 セルロース/窒化ホウ素複合粒子の調製と放熱材料への応用
3. セルロースマイクロ粒子の親水化
 3.1 ジカルボン酸エステル化セルロースマイクロ球状粒子
 3.2 TEMPO酸化セルロースマイクロ球状粒子と化粧品原料への応用

 

◇第6章 マイクロプラスチックの動態、生態影響と含有量の分析技術◇

1節 マイクロプラスチック(マイクロビーズ)問題の現状と分析技術、今後の展望
1. はじめに
 1.1 身の回りにあふれているプラスチック製品
 1.2 マイクロプラスチックの概要
 1.3 世界の動向
 1.4 国内の動向
2. 調査および分析方法の現状と課題
 2.1 水環境中の調査および分析方法の現状
 2.2 調査および分析方法の課題
3. 水環境中の汚染の現状
 3.1 表層水を対象とした文献整理
 3.2 環境中のマイクロプラスチックと吸着した化学物質
 3.3 魚類の消化管におけるマイクロプラスチック
4. まとめと今後の課題


2節 マイクロプラスチックの生物影響
1. 粒子としての直接および間接的影響
2. 水生植物との相互作用
3. 水生無脊椎動物との相互作用
4. 魚類との相互作用
5. 陸上生物との相互作用

3節 水試料、固体試料中に含まれるマイクロプラスチックの分析・調査方法
1. マイクロプラスチックの社会的背景
2. 固体及び水試料中MPsの分析方法概説
 2.1 サンプルの採取
 2.2 前処理
 2.3 機器分析
 2.4 データ解析
3. 固体及び水試料中MPsの機器分析方法各論
 3.1 ピッキングとマクロFTIRによる分析方法
 3.2 ATR法を用いた分析方法
 3.3 顕微FTIRとイメージング機能を利用した自動分析手法
4. 精度管理によるハーモナイゼーション


4節 FTIRイメージングによるマイクロプラスチックの分析技術
1. 顕微赤外分光法
 1.1 顕微赤外分光法の基礎
 1.2 赤外イメージング
 1.3 イメージングデータの解析
2. ATRイメージングの大気中マイクロプラスチックへの応用
 2.1 大気エアロゾルサンプルの採取
 2.2 エアロゾルサンプルの前処理
 2.3 FTIRイメージング測定
 2.4 可視画像とスコアイメージ
 2.5 抽出スペクトルと同定結果
 2.6 AMPsの構成比率と大気濃度 

 

◇第7章 生分解プラスチック、バイオマスプラスチックの各種評価技術◇

1節 生分解性プラスチックの分解性制御と海水中での生分解性評価
1. 生分解性プラスチックとその生分解性制御
2. 海水中での生分解
3. 海水生分解試験の課題


2節 生分解度、バイオベース度評価
1.生分解評価法
2.ISO国際標準規格に定められた生分解評価
3.海洋生分解評価法
4.生分解の認証制度
5.バイオマスプラスチックのバイオベース度の計算法、測定法
6.バイオマスプラスチックの認証制度

 

◇第8章 リサイクル性の高いプラスチック材料の開発とその応用◇

1節 ケミカルリサイクルを指向した解架橋性・解重合性高分子の合成
1. ヘキサアリールビスイミダゾール骨格を利用した解架橋性高分子の合成
 1.1 ヘキサアリールビスイミダゾール
 1.2 トリフェニルイミダゾール骨格を有するポリマーの合成
 1.3 トリフェニルイミダゾール骨格を有するポリマーの架橋反応
 1.4 トリフェニルイミダゾール骨格を有する架橋体の解架橋反応
2. 分子レゴブロックを利用した解重合性高分子の合成
 2.1 分子レゴブロックの合成
 2.2 分子レゴブロックポリマーの合成
 2.3 分子レゴブロックポリマーの解重合
 2.4 飽和炭化水素鎖を有する分子レゴブロックポリマーと芳香族系分子レゴブロックの組み換え反応


2節 プラスチックの熱分解反応解析 
1. プラスチックの概要
2. 熱分解法の概要
3. 熱分解試験の実施および解析方法
4. プラスチックの熱分解反応解析の研究例:ポリウレタンエラストマーの熱分解反応解析


3節 ポリウレタン、ポリウレアの炭酸水を用いた環境低負荷型ケミカルリサイクル法の開拓
1. PUとPUAの加溶媒分解
2. 触媒を用いないPUの加水分解
3. 炭酸を用いたPUならびにPUAの加水分解
4. 炭酸を用いたPUならびにPUAの加水分解機構


4節 「半導体の熱活性」技術による"廃プラ・廃金属"混合ゴミの処理方法
1. 「半導体の熱活性」の概略
2. "廃ポリマー/廃金属"の混合ゴミに含まれるもの
3. 塩素・硫黄等を成分とするポリマーのTASC法による無害化
4. 実際の混合ゴミの処理


5節 リサイクル樹脂の力学特性改善技術と廃棄容器包装再生への応用
1. リサイクルプラスチックの物理劣化・物理再生理論
2. 実用的容器包装プラスチックのリサイクル


6節 ケミカルリサイクルによるPETボトルの循環利用システム
1. 広義のケミカルリサイクル技術
2. 日本におけるPETボトルリサイクルの変遷と現状
3. PRT方式(アイエス法)によるケミカルリサイクル技術
 3.1 工程の概略
 3.2 ケミカルリサイクルPET樹脂の衛生性
 3.3 耐熱PETボトル用途のケミカルリサイクル樹脂開発
4. ケミカルリサイクル技術の課題と今後


7節 自己循環型マテリアルリサイクル技術と家電製品の事例
1.自己循環型マテリアルリサイクル技術の開発と事業化
 1.1 自己循環型マテリアルリサイクルの課題
 1.2 自己循環型マテリアルリサイクル技術
 1.3 家電製品4品目への応用事例
2. 汎用プラスチックとポリ乳酸のブレンド材料の開発
 2.1 開発の背景
 2.2 汎用プラスチック/PLAブレンド材料の物性改善
 2.3 ABS/PLAブレンド材料の耐久性の検討
 2.4 家電製品への展開

 

◇第9章 生分解プラ スチック、バイオマプラスチックの用いた製品開発とその採用例◇

 

1節 バイオマスプラスチック容器の開発と応用
1. 開発背景
2. 我々の取り組み
3. PLA製容器の開発経緯
4. ハイブリッド容器の開発経緯
5. PLAの鮮度保持機能について


2節 環境に配慮したバイオマスポリエチレン製医薬品容器の開発事例
1. 環境負荷低減への取り組み
 1.1 プラスチック容器の環境負荷低減
 1.2 プラスチック製医薬品容器の環境負荷低減
2. バイオプラスチック
3. バイオマスプラスチックの医薬品容器への展開
 3.1 医薬品容器包装の要求事項
 3.2 バイオマスPE容器の開発
4. バイオマスPE製品の開発事例
 4.1 固形製剤容器
 4.2 PTPシート
 4.3 点眼剤容器
 4.4 バイオマスブラマークの取得
 4.5 その他の取り組み


3節 CO2を原材料に用いたヒドロキシポリウレタン樹脂の量産化と応用
1. CO2を原材料の一部に用いたポリウレタン合成
 1.1 エポキシドと二酸化炭素の反応による環状カーボネート化合物の合成とその反応
 1.2 水酸基を有したポリウレタンの合成
2. 水酸基を有するヒドロキシポリウレタン樹脂の特徴と工業的応用
 2.1 水酸基を有するポリウレタン樹脂の基本特性
 2.2 ヒドロキシポリウレタン樹脂の機能性
 2.3 ガスバリア性素材としてのHPU
3. 既存ポリウレタン代替素材としてのHPU
4. その他応用製品


4節 農業用生分解性マルチフィルムの開発と使用例、市場の動向
1. マルチフィルムについて
 1.1 マルチの機能
 1.2 ポリマルチの欠点
 1.3 生分解性マルチの登場
2. 生分解性プラスチックとは
 2.1 生分解性マルチと異なる非分解性崩壊マルチ
 2.2 生分解性マルチはどのように分解するのか?
 2.3 生分解性マルチの使用
 2.4 生分解性マルチのメリット
3. コスト評価
4. 安全性
5. 生分解性マルチの原料と製造
6. 今後の課題

生分解 バイオマス プラスチック