第1節 マイクロ波がん治療とその最新研究
《浅野 麻実子,田伏 克惇》
1.マイクロ波を用いたがん治療法とその死滅メカニズム
2.マイクロ波を用いた最新のがん治療研究
3.まとめ
第2節 組織標本作成
《八田 秀樹,中嶋 隆彦》
1.病理診断科(医師の中の医師,病理医)
2.病理組織標本(診断に必要な組織標本作成)
3.組織標本作成にかかるマイクロ波の利活用
4.迅速免疫染色の歴史
5.おわりに
第3節 マイクロ波マンモグラフィの実現
《木村 建次郎,稲垣 明里,前澤 眞之,中島 義晴,木村 憲明》
1. はじめに
2.マイクロ波と乳房
3.多重経路散乱場理論の確立とマイクロ波マンモグラフィの実現
第4節 マイクロ波手術機器
《谷 徹》
1.はじめに
2.マイクロ波の生体に係る特徴
3.マイクロ波による生体の変化
4.マイクロ波手術機器の開発
5.マイクロ波手術機器の課題
6.おわりに
第5節 肝がんに対するマイクロ波凝固壊死療法
《見 裕子》
1.肝がん治療における局所療法
2.マイクロ波凝固療法の実際
3.マイクロ波凝固壊死療法の利点
4.マイクロ波凝固療法の治療成績
5.転移性肝がんに対する局所療法
第6節 ハイパーサーミア
《山本 泰司》
1.はじめに
2.ハイパーサーミアとは
3.生体を加温する方法
4.マイクロ波による生体加温と加温装置
5.高周波技術の歴史と利用例
6.VHF 帯の高周波による生体加温と加温装置
7.HF 帯の高周波による生体加温と加温装置
8.生体の高周波誘電加温の特徴
9.高周波誘電加温型のハイパーサーミア装置
10.高周波誘電加温による加温分布
11.おわりに
第7節 ジアテルミー
《西田 裕二》
1.ジアテルミー概略
2.マイクロ波治療器の構造
3.加温原理
4.ジアテルミー治療器の効果
5.ジアテルミー治療器の臨床適応
6.治療リスク
7.禁忌
8.温熱治療器の用途
9.ジアテルミー治療器を取り巻く環境
10.ジアテルミー治療器の将来 |