第1節 SDGs視点で見つめなおす新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対応
1.コロナウイルスの世紀
2.いつまでも新型と呼ぶな
3.コロナウイルスの弱毒化
4.SDGsの17の目標にみるコロナウイルス対応
4.1 貧困をなくそう
4.2 飢餓をゼロに
4.3 すべての人に健康と福祉を
4.4 質の高い教育をみんなに
4.5 ジェンダー平等を実現しよう
4.6 安全な水とトイレを世界中に
4.7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
4.8 働きがいも経済成長も
4.9 産業と技術革新の基盤を作ろう
4.10 人や国の不平等をなくそう
4.11 住み続けられるまちづくりを
4.12 つくる責任つかう責任
4.13 気候変動に具体的な対策を
4.14 海の豊かさを守ろう
4.15 陸の豊かさも守ろう
4.16 平和と公正をすべてのひとに
4.17 パートナーシップで目標を達成しよう
第2節 環境分野から考えるSDGsと求められる技術開発
1.温室効果ガスの排出量削減
2.CO2排出量の削減
3.化学産業におけるCO2の排出
3.1 化学品製造の現状と今後
3.2 化学産業のCO2排出
3.3 化学品製造におけるCO2排出
4.CO2を原料とする化学品の製造10)
4.1 CO2のCOO源としての利用
4.2 CO2のCO源としての利用
4.3 CO2の炭素源としての利用
5.CO2の排出量削減/技術開発の方向性
6.CO2排出量削減への化学産業の貢献
第3節 SDGsと国際規格ISOの最新動向とビジネス活用の着眼点
1.国際規格
1.1 国際規格
1.2 国際標準化の機関
1.3 ISO
1.4 ISO9001
1.5 ISO14001
1.6 SDGsとISOの関係
2.SDGs と国際規格ISO
2.1 SDGs1 貧困をなくそう5)
2.2 SDGs2 飢餓をゼロに6)
2.3 SDGs3 すべての人に健康と福祉を7)
2.4 SDGs4 質の高い教育をみんなに8)
2.5 SDGs5 ジェンダー平等を実現しよう9)
2.6 SDGs6 安全な水とトイレを世界中に10)
2.7 SDGs7 エネルギーをみんなに、そしてクリーンに11)
2.8 SDGs8 働きがいも経済成長も12)
2.9 SDGs9 産業と技術革新の基盤をつくろう13)
2.10 SDGs10 人や国の不平等をなくそう14)
2.11 SDGs11 住み続けられるまちづくりを15)
2.12 SDGs12 つくる責任、つかう責任16)
2.13 SDGs13 気候変動に具体的な対策を17)
2.14 SDGs14 海の豊かさを守ろう18)
2.15 SDGs15 陸の豊かさも守ろう19)
2.16 SDGs16 平和と公正をすべての人に20)
2.17 SDGs17 パートナーシップで目標を達成しよう21)
3.ビジネス活用の着眼点
3.1 ISOとSDGsの関係
3.2 ISOとSDGsの今後
3.3 企業として、どうすべきか?
第4節 SDGsをめざす超スマート社会~社会と技術が共進化する未来創造のために~
1.SDGsとはー持続可能な社会に向かって
1.1 SDGsにいたる流れ
1.2 SDGsの17の目標
1.3 SDGsを構造化する
1.4 SDGs達成のための指標
2.SDGsと超スマート社会
2.1 第4次産業革命
2.2 スマートシテイ/Society5.0
2.2.1 スマートシティとは
2.2.2 超スマート社会(Society5.0)
2.3 未来へのロードマップ
3.共生のためのサイバー・コミュニティをマネージするために
3.1 構想駆動型社会システムマネジメント
3.2 システムを評価するシステム
3.3 プロセスを評価するポイントと評価の方法論
4.SDGs・超スマート社会の社会的受容
4.1 超スマート社会の社会的認知度
4.2 先端技術に対する利用状況および利用意向
4.3 未来社会設計への参加意思と未来社会創造マネジメント・システム
5.おわりに?討議倫理による社会と技術の共進化
第5節 SDGs時代に求められるごみ対策とビジネスの着眼点
1.ごみの基本情報
2.SDGsにて謳われるごみ対策
2.1 貧困をなくそう
2.2 飢餓をゼロに
2.3 すべての人に健康と福祉を
2.4 質の高い教育をみんなに
2.5 安全な水とトイレを世界中に
2.6 エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
2.7 働きがいも経済成長も
2.8 産業と技術革新の基盤をつくろう
2.9 住み続けられる町づくりを
2.10 つくる責任つかう責任
2.11 海の豊かさを守ろう
2.12 陸の豊かさも守ろう
2.13 SDGsにみる「ごみ対策」
3.SDGs時代に求められるごみ対策とビジネスについて
3.1 サーキュラー・エコノミー
3.2 ローカルSDGs(地域循環共生圏)
3.3 脱炭素社会
第6節 海洋プラスチックごみ,マイクロプラスチック問題の現状と今後ー国の施策と産業界の取組みー
1.海洋プラスチック問題とマイクロプラスチック
2.我が国の戦略と施策
2.1 海洋プラスチック問題とプラスチック資源循環戦略
2.2 プラスチック資源循環戦略に基づく施策の方向
2.2.1 考え方
2.2.2 主な施策
2.3 プラスチック資源循環促進法
2.3.1 基本方針
2.3.2 プラスチック使用製品設計指針(環境配慮設計指針の策定)
2.3.3 特定プラスチック使用製品の使用の合理化(ワンウェイプラスチックの削減)
2.3.4 市町村における分別収集・再商品化の促進
2.3.5 製造・販売事業者等による自主回収の促進
2.3.6 排出事業者による排出抑制・再資源化の促進
3.産業界における海洋プラスチック問題への取組み
3.1 日本プラスチック工業連盟の取組み
3.1.1 樹脂ペレット漏出防止
3.1.2 プラスチック海洋ごみ問題解決に向けた宣言活動
3.2 化学業界の取組み;海洋プラスチック問題対応協議会 (JaIME)
3.3 クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス(CLOMA)
3.4 廃棄プラスチックを無くす国際アライアンス
4.マイクロプラスチックの問題
4.1 マイクロプラスチックに関する規制
4.2 マイクロプラスチックに関する研究
第7節 SDGs実現と脱炭素化に向けた電化、セクターカップリング(仮)
1.カーボンニュートラル実現に向けた国内の動向
2.研究事例@:電気自動車の活用による需給協調
2.1 電気自動車(EV)に関する最近の動向
2.2 九州V2G実証事業(2018〜2020年度)
2.2.1 V1G/V2GによるエリアPV出力制御量の緩和効果
2.2.2 小規模リソースのVPPアグリゲーション事業の事業性評価
3.研究事例A:産業電化
3.1 産業電化技術
3.2 産業用ヒートポンプ
3.3 産業用ヒートポンプの普及拡大に向けた課題
第8節 SDGs時代のカーボン繊維リサイクルと今後の課題
1.炭素繊維、リサイクルの必要性
2.CFRPを燃やす
3.RCF、比剛性に注目
4.RCFを使ってみた
5.RCF,どのように使えば有効?
6.バラエティーなRCF原料
7.プリプレグを含む廃棄CFRPから再生炭素繊維を回収する
8.おわりに(SDGs時代のカーボン繊維リサイクル)
第9節 持続可能な開発目標(SDGs)としてのポリ乳酸― 生分解性からスマートプラスチックへ
―
1.持続可能な開発目標(SDGs)とは
2.生分解性プラスチックの分類と基本特性
3.生分解性プラスチックとしての基本的要件とは
4.生分解機構と分解開始・速度制御の可能性
5.ポリ乳酸が内包する分解制御機構
5.1 ガラス転移温度Tg=58℃…分解開始のトリガー(自動スイッチオン機構)
5.2 2段階2様式の特異的な生分解機構…耐久性と生分解性の両立
5.3 ポリ乳酸中の残留ラクチドと末端カルボキシル基…分解速度の制御
6.ポリ乳酸の様々な環境下における分解挙動とその応用展開
6.1 生体内での分解挙動…生体内分解吸収性医用材料
6.2 自然環境下(土壌、海水)での分解挙動…農林・園芸・土木・水産資材
6.3 再資源化(堆肥化またはバイオガス化)過程での分解挙動…使い捨て容器・包装資材類
6.4 高温・高湿下での分解挙動…長期耐久性製品
7.ポリ乳酸の安全・衛生性と抗菌・防カビ性
7.1 乳酸の基本特性
7.2 ポリ乳酸の食品衛生性
7.3 ポリ乳酸の抗菌・防カビ性
7.4 ポリ乳酸の耐食害性
8.ポリ乳酸の成形加工性と成形品の熱的・力学的特性
8.1 ポリ乳酸の基本特性と技術的課題
8.2 ポリ乳酸の高性能・高機能化技術の進展
8.2.1 高L組成ポリ乳酸(High %L PLA)
8.2.2 結晶化促進剤
8.2.3 ポリ乳酸の製品実用化事例
第10節 農業におけるSDGsの考え方、課題と求められる開発テーマ
1.農業×SDGsのターゲットと考え方
1.1 農業におけるSDGsへの関心の高まり
1.1.1 農業分野における主なSDGsのテーマ
1.1.2 SDGsへの取り組みの基本スタンス
1.2 農林水産省「食料・農業・農村基本計画」における位置づけ
1.3 みどりの食料システム戦略の概要
1.3.1 みどりの食料システム戦略の全体像
1.3.2 みどりの食料システムの意義、役割
2.農業×SDGsにおける重要課題・開発テーマ(例示)
2.1 農業におけるSDGsの重要課題
2.2 農業での気候変動適応
2.2.1 気候変動が農業に与える影響
2.2.2 農業における気候変動緩和策
2.3 有機農業、特別栽培の普及
2.3.1 有機農業、特別栽培とは
2.3.2 有機農業を拡大するためのイノベーション
2.4 農業×ダイバーシティ
2.4.1 農業分野におけるダイバーシティ
2.4.2 スマート農業の活用で誰でもできる農業に
2.5 フードロス削減
2.5.1 スマートフードチェーン
2.5.2 鮮度保持技術、鮮度見える化技術によるフードロス削減
2.6 都市と農村の連携による地域振興
2.6.1 半農半Xという新しい農業の形
2.6.2 マイクロファーミング
2.7 代替肉等の新食材
第11節 CO2フリー水素の大量製造,低コスト化の技術動向
1.水電解による水素製造
1.1 電気および電気化学のミニマム知識
1.2 電解による水素製造コスト
1.3 水電解による水素製造コストの低減
2.光触媒を用いた水素製造
2.1 光触媒による変換効率の目標設定
3.熱化学反応を用いた水素製造
3.1 核熱を用いた熱化学水素製造
3.2 集光熱による2段階熱化学水素製造
3.3 ナトリウムレドックスサイクルによる熱化学水素製造
第12節 SDGs実現のための金属資源循環利用の方向性と課題
1.はじめに
1.1 脱炭素を巡る国際動向
1.2 脱炭素を巡る日本国内の動向
2.持続可能な社会実現を推進する金融システムの動き
2.1 責任投資原則(PRI)
2.2 TCFD(Task Force on Climate-related Financial
Disclosures)
2.3 気候変動イニシアティブ(Climate Action 100+)
3.世界中で「脱炭素」の取り組みが一気に加速した背景
3.1 世界で頻発する異常気象
3.2 日本は、今や世界有数の「気候変動被災国」
3.3 金融機関の動きが加速した理由8)
4.脱炭素の目指すシナリオと経済との関係
4.1 パリ協定の合意目標と現実
4.2 カーボンニュートラルが経済成長に与える影響の分析
5.SDGsとカーボンニュートラル
5.1 SDGs17項目の中の気候変動対策
5.2 資源効率性向上と気候変動対策
5.3 大企業の資源循環への取り組み
5.4 素材メーカに求められる資源循環の努力
5.5 欧州の目指す資源循環戦略〜IoTとリサイクル
6.脱炭素と金属資源供給不足の懸念
7.脱炭素社会が招く「金属資源危機」の可能性
8.金属資源循環利用の課題
8.1 金属資源循環のメリット
8.2 金属資源リサイクルは本当に環境負荷を低減するのか
9.金属リサイクルが直面する課題
9.1 金属資源の元素別マテリアル・フロー分析が不十分
9.2 「リサイクル率」の定義の明確化、統一
9.3 不純物元素の混入問題
10.金属資源循環を推進するための今後の取り組みの方向
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