第1節 攪拌造粒におけるスケールアップのポイント
はじめに
1.攪拌造粒による湿式造粒
1.1 攪拌造粒の特徴
1.2 流動層造粒との比較
1.3 スプレー造粒と滴下造粒の比較
2.製造に影響を及ぼすパラメータ
2.1 仕込み量
2.2 ブレードの回転数
2.3 チョッパーの回転数
2.4 造粒時間
2.5 結合剤の添加量
2.6 結合剤の添加速度
3.スケールアップの留意点
3.1 仕込み量
3.2 ブレードの回転数
3.3 チョッパーの回転数
3.4 造粒時間
3.5 結合剤の添加量
3.6 結合剤の添加速度
3.7 スケールアップ例
おわりに 第2節 バインダーレスな乾式高速攪拌造粒法の確立
はじめに
1.高速攪拌造粒機を用いた乾式レイヤリング造粒法
1.1 攪拌速度による影響
1.2 薬物結晶の造粒メカニズム
1.3 薬物高含量化の検討
2.乾式レイヤリング造粒法による薬物結晶の非晶質化
2.1 混合時間の影響
2.2 添加剤球形粒の粒子径の影響
2.3 非晶質球形粒の溶出特性と物理安定性
おわりに
第3節 製剤化における最適添加液率の決定法および造粒指数による評価
はじめに
1.固液気系の充填状態の測定に基づく造粒指数および最適添加液率の決定
1.1 固液気系の充填状態と造粒操作
1.2 測定装置、粉体試料(担体)および方法
1.3 粉体試料および処方
2.粉体試料(担体)の固液気系の充填状態
2.1 処方Tおよび処方Uの添加液率
2.2 PL値、造粒指数および最適添加液率
3.粒剤化装置、評価装置および方法
3.1 混練、造粒、乾燥装置
3.2 圧力伝達率とその測定方法
3.3 崩壊率(硬度)の測定
4.粒剤収率、生産能力、崩壊率と造粒指数および最適添加液率
4.1 粒剤収率と造粒指数および最適添加液率
4.2 生産能力および崩壊率と圧力伝達率の関係
おわりに
第4節 流動層造粒におけるスケールアップのポイント
はじめに
1.流動層造粒による湿式造粒
1.1 流動層造粒装置
1.2 流動層の圧力損失
1.3 流動層の形成
1.4 固−液系充填構造
1.5 粒子の成長機構
1.6 粒子の凝集状態
2.製造に影響を及ぼすパラメータ
2.1 仕込み量
2.2 給気(吸気)風量
2.3 給気(吸気)温度
2.4 スプレー液速度
2.5 造粒時間、乾燥時間
2.6 インターバル
2.7 スプレー空気圧と空気量
2.8 スプレーミスト径
3.スケールアップ
3.1 仕込み量
3.2 給気(吸気)風量
3.3 給気(吸気)温度
3.4 スプレー液速度
3.5 造粒・乾燥時間
3.6 インターバル
3.7 スプレー空気圧と空気量
3.8 スケールアップ例
4.スケールアップの留意点
おわりに
第5節 流動層造粒法における操作パラメータの設定ポイント
1.流動層造粒機の操作パラメータと顆粒物性との関係
1.1 流動層造粒機の重要操作パラメータ
1.1.1 結合剤溶液のスプレー液速度
1.1.2 スプレー空気圧(アトマイズ風量)
1.1.3 給気温度
1.1.4 給気風量
1.1.5 給気湿度
1.2 操作パラメータと顆粒物性との関係
1.3 原料の特性による顆粒物性への影響
2.操作パラメータの設定
2.1 目標とする顆粒物性
2.2 操作パラメータの設定
おわりに
第6節 スプレードライヤの運転操作トラブル対策とスケールアップのポイント
はじめに
1.スプレードライヤの各種微粒化機器について
1.1 回転ディスクによる造粒
1.2 圧力ノズル(加圧ノズル、一流体ノズル)による造粒
1.3 二流体ノズルによる造粒
1.4 噴霧水加圧型二流体ノズル(加圧二流体ノズル)
1.5 噴霧流衝突型二流体ノズル(ツインジェットノズル)
2.乾燥室の形状
2.1 並流型
2.2 向流型
2.3 並向流型(混合流型)
3.スプレードライヤの運転操作
3.1 粒子径のコントロール
3.2 製品残留溶媒のコントロール
3.3 製品のかさ密度のコントロール
4.トラブル対策について
4.1 製品の残留溶媒の変化
4.2 乾燥過多
4.3 粒子径について
4.4 内壁への付着
4.5 輸送ラインの閉塞
5.スプレードライヤにおけるスケールアップ
5.1 スケールアップの考え方
5.2 回転ディスクにおけるスケールアップ
おわりに
第7節 湿式押出造粒における混練プロセスの最適化と各種押出造粒機の特長
1.湿式押出造粒法
1.1 造粒メカニズムによる分類
1.2 湿式押出造粒工程のプロセス
1.3 原料の混練状態と顆粒物性に与える影響
1.4 湿式押出造粒法の特徴
1.5 湿式押出造粒機の分類
1.6 スクリュー式押出造粒機
1.6.1 スクリュー型前押出式造粒機のメカニズムと特徴
1.6.2 スクリュー型横押出式造粒機(押出羽根テーパー形状)のメカニズムと特徴
1.6.3 スクリュー型横押出式造粒機(押出羽根オーバーラップ形状)のメカニズムと特徴
1.6.4 スクリュー型ドームダイ押出式造粒機のメカニズムと特徴
1.6.5 ブレード型バスケット式押出造粒機のメカニズムと特徴
1.6.6 ローラー型ディスクダイ式押出造粒機のメカニズムと特徴
1.6.7 ローラー型ディスクスクリーン式押出造粒機のメカニズムと特徴
おわりに
第8節 圧縮造粒法におけるローラーコンパクターの設計
はじめに
1.ローラーコンパクターによる乾式造粒
2.製造に影響を及ぼすパラメータ
2.1 製造パラメータと製造時の留意点
2.2 ロールプレスの特性
3.スケールアップの留意点
おわりに
第9節 ロール式圧縮造粒機による各種造粒物の製造
1.概要
2.造粒物の種類
3.ロール式圧縮造粒機の構造及び造粒システム
4.ロール圧縮式造粒機の実際
5.特殊な造粒例
5.1 高温(ホット)ブリケッティング
5.2 真空脱気システム
第10節 ビーズミルという湿式粉砕機での粒子の微細化
はじめに
1.湿式ビーズミル
1.1 湿式ビーズミルの原理
1.2 湿式ビーズミルの粉砕・分散効率に影響を与える因子
1.2.2 ビーズ充填率およびアジテータ周速
1.2.3 応力モデル
1.3 湿式ビーズミルの摩耗とコンタミネーション
1.3.1 湿式ビーズミルの摩耗
1.3.2 湿式ビーズミルからのコンタミネーション
1.4 過分散とマイルド分散?
1.4.1 過分散
1.4.2 マイルド分散?
1.5 湿式ビーズミルでのスケールアップ
2.ビーズ分離能力強化型湿式ビーズミル
3.ナノ粒子分散大量生産用湿式ビーズミル
おわりに |