第1章 材 料
第1節 構造材料
第1項 傾斜機能生体材料と耐摩耗性を付与した傾斜機能材料の作製
(小宮 良樹)
1.はじめに
2.傾斜機能生体材料
3.耐摩耗性を付与した傾斜機能材料の作製
第2項 総説:構造用傾斜機能材料の現状
(栗田 大樹)
1.緒 言
2.エネルギー吸収のための傾斜機能構造および材料
3.傾斜機能グラフェン強化複合構造
4.傾斜機能多孔質チタン足場材料
5.結 言
第2節 超高温耐用複相シリサイド合金の開発 (萩原 幸司,徳永 透子,中野 貴由)
1.緒 言
2.C40/C11b複相シリサイド合金の開発
3.製品化に向けたシリサイド積層造形の検討
第3節 遮熱コーティングの機械的性質 (脇 裕之)
1.はじめに
2.弾性係数
3.残留応力
4.界面破壊靭性
5.おわりに
第4節 エネルギー材料
第1項 熱電材料 (篠原 嘉一)
1.熱電材料とは
2.熱電エネルギー変換の原理
3.熱電材料の性能
4.段階的FGMsによる高性能化
5.連続的FGMsによる高性能化
第2項 エネルギーカスケード利用システムの熱特性
(草野 剛嗣,長谷崎 和洋)
1.はじめに
2.太陽熱利用システム
3.おわりに
第3項 熱硬化性ポリイミド/銅傾斜機能材料の合成
(大森 守)
1.緒 言
2.合成装置開発の背景
3.熱硬化性ポリイミド粉の固化
4.熱硬化性ポリイミド/銅傾斜機能材料の合成
第5節 生体材料
第1項 新規生体材料を実現する表面処理の開発
(塙 隆夫)
1.はじめに
2.表面処理の目的と分類
3.物理化学的活性表面
4.機能分子固定化
5.表面形態による生体機能発現
6.デュアルファンクション表面
7.おわりに
第2項 固液境界で機能的に傾斜した特性を持つバイオフィルムに関する研究
(中野 光一)
1.はじめに
2.各種界面に存在する機能性傾斜層
3.実験方法
4.実験結果および考察
5.まとめ
第6節 化学材料
第1項 有機系材料
(岡田 修司)
1.はじめに
2.屈折率分布型(GRIN)レンズ
3.屈折率分布型(GI)マルチモード光ファイバー
4.その他の光学素子
5.エレクトロニクス素子
6.おわりに
第2項 傾斜多孔質樹脂を用いた機能性材料の開発
(吉村 圭二郎,中野 万敬,西脇 武志)
1.はじめに
2.サンプルの作製
3.空孔の解析
4.DICを用いた力学的特性評価
5.傾斜多孔質複合材を用いたひずみセンサ材料
6.おわりに
第7節 研削砥石─砥粒傾斜分散メタルボンド砥石 (國峯 崇裕)
1.はじめに─研削砥石とその構造
2.砥粒傾斜分散メタルボンド砥石の製造方法
3.砥粒傾斜分散メタルボンド砥石を利用した炭素繊維強化プラスチックの穿孔加工事例
4.おわりに
第8節 生分解性材料 (桑折 仁)
1.はじめに
2.予備考察
3.実験および評価方法
4.実験結果および考察
5.まとめ
第2章 新設計方法
第1節 傾斜機能材料の非定常熱弾性応答 (上田 整)
1.はじめに
2.問題の設定
3.支配方程式および境界条件式
4.応力拡大係数
5.数値結果および考察
第2節 解析手法
第1項 マイクロメカニクス
(塚本 英明)
1.はじめに─マイクロメカニクスへの招待
2.マイクロメカニクス解析手法の例
3.その他のマイクロメカニクス解析
4.おわりに
第2項 PFM/DEM連成法による粒子配列構造の焼結挙動の解析
(品川 一成)
1.はじめに
2.PFM/DEM連成法の概要
3.粒子配列構造の焼結変形解析
4.おわりに
第3項 機能的に傾斜した薄板の動的弾性挙動
(芦田 文博)
1.はじめに
2.傾斜機能薄板における動的弾性問題の数理解析
3.圧電性傾斜機能薄板における動的電気弾性問題の数理解析
4.圧電性傾斜機能薄板における動的弾性問題の数値解析
5.おわりに
第3節 柔軟な傾斜機能圧電複合材料の有限要素解析と設計 (森 孝太郎)
1.はじめに
2.圧電材料の基礎式
3.モデル
4.結 果
5.おわりに
第3章 新製造方法
第1節 金属およびセラミック部品のステレオリソグラフィー積層造形 (桐原 聡秀)
1.はじめに
2.積層造形法
3.セラミック部材の光造法
4.微粒子ペーストの調合
5.格子構造と空間充填
6.セラミック人工骨─傾斜型デンドライト構造
7.セラミック人工結晶
8.おわりに
第2節 Fe- Cu系液相焼結体の一方向浸炭により形成されるミニマムエネルギー傾斜化組織
(渡辺 龍三)
1.浸炭による伸長粒配向傾斜化組織の形成
2.傾斜化組織の定量と界面エネルギーの計算
3.液膜移動と伸長粒組織の形成メカニズム
4.ミニマムエネルギー則
5.まとめ
第3節 部分軟化成形法 (西脇 武志)
1.はじめに
2.部分軟化ブランクの作製方法
3.部分軟化張出し成形
4.部分軟化深絞り成形
5.まとめ
第4節 調和組織制御 (飴山 惠,藤原 弘)
1.はじめに
2.調和組織材料の製造方法
3.調和組織材料の力学的性質
4.調和組織材料の優れた特性発現のメカニズム
5.おわりに
第5節 コンビナトリル手法
第1項 薄膜材料のコンビナトリアル作製法と新規材料探索
(後藤 真宏)
1.はじめに
2.コンビナトリアルスパッタコーティングシステム(COSCOS)
3.COSCOS の各種材料作製モード
4.COSCOS による材料開発事例
5.まとめ
第2項 傾斜化できるプラズマ・ガス凝縮装置
(日原 岳彦)
1.はじめに
2.気相法によるナノ粒子の生成と粒子ビーム堆積
3.合金粒子のナノ傾斜
4.まとめ
第3項 異種アルミニウム合金からなる傾斜機能ポーラスアルミニウムの創製
(半谷 禎彦)
1.はじめに
2.プリカーサ法によるアルミニウム合金種を変化させたポーラスアルミニウム
3.焼結スペーサー法によるアルミニウム合金種を変化させたポーラスアルミニウム
4.おわりに
第4章 新評価方法
第1節 サーマルプローブ法の応用例
─Ba8AuxSi46-xクラスレート熱電材料の局所ゼーベック係数測定 (宗藤 伸治,有田 誠,松川 祐子)
1.はじめに
2.Ba8AuxSi46−x クラスレート熱電材料
3.まとめ
第2節 腐食評価 (野田 和彦,八田 佳剛,小関 航,白鳥 遥)
1.はじめに
2.電気化学測定の補完技術
3.電気化学測定による腐食評価
4.おわりに
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