■『熱膨張』はなぜ起こるのか? どうすれば防げるのか?
東京工業大学 扇澤 敏明
1.『熱膨張』はなぜ起こるのか?
1.1 固体(結晶,ガラス)
1.2 液体
1.3 樹脂(高分子)
2. 高分子の熱膨張係数の低減
2.1 自由体積の膨張の抑制
2.2 ゴムの収縮力
2.3 高分子の配向
2.4 充填剤の使用(複合材料)
■巨大負熱膨張材料BiNi1−xFexO3とゼロ熱膨張コンポジット
東京工業大学 東 正樹
1.巨大負熱膨張材料BiNi1−xFexO3
2.ゼロ熱膨張コンポジットの作製
■タングステン酸ジルコニウム粒子を用いた ポリマーの熱膨張制御
(株)KRI 在間 弘朗
1.温めると収縮する物質
1.1 注目される化合物
1.2 タングステン酸ジルコニウム
2.ZrW2O8を用いたポリマーの熱膨張制御の実際
2.1 文献に見る熱膨張抑制効果
2.2 ZrW2O8とポリマー界面の問題
2.3 ポリマー被覆ZrW2O8粒子の熱膨張抑制効果
■車載用パワーモジュール封止材に求められる反り 及び成形収縮率のコントロールとその改善事例
京セラケミカル(株) 安藤 元丈
1.パワーモジュール用封止材に対する要求
2.パワーモジュールの反りと耐熱性試験
3.封止樹脂組成とパッケージ反りと発生 応力のコントロール
4.封止樹脂の特性コントロール
4.1 フィラー量の調整
4.2 フィラー種類の変更
4.3 ガラス転移温度の調整
4.4 低応力添加材の導入
5.車載モジュール用樹脂の実際例
5.1 特徴
5.2 特性
■フレキシブルデバイス作製のための低線膨張率ポリイミド基板
東洋紡(株) 奥山 哲雄
1.高分子材料の低CTE化
2.低線膨張率フィルム
3.耐熱貼付け
■ピッチ系炭素繊維を用いた熱膨張率ゼロの コンポジット 〜その設計と応用〜
日本グラファイトファイバー(株) 荒井 豊
1.熱膨張係数
2.低熱膨張材の設計と応用
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