腸内細菌 プロバイオティクス セミナー
        
腸内細菌叢を標的にした 医薬品と保健機能食品の開発
 

<セミナー No 201101>


★ 基礎・応用研究の現状と問題点、およびその解決策について解説!

【Live配信セミナー】

腸内細菌の最新研究と
新規プロバイオティクス開発のポイント

■ 講師

東京農業大学 生命科学部 分子微生物学科 教授 野本 康二 氏

■ 開催要領
日 時

2022年1月14日(金) 10:30〜16:30

会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき 55,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49
,500円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【講座主旨】
  我々の内在性共生微生物生態系である腸内フローラの構成とその恒常性維持のメカニズムとは?この腸内フローラの恒常性の破たんが宿主の健康に与える影響や、特徴的な腸内フローラの破たんが誘導する疾患とは? 最も大きな要因と考えられている食事、特に炭水化物の役割など、について各論的にわかりやすく解説する。さらに、プロバイオティクスやプレバイオティクスの保健作用について多くの臨床研究報告を紹介するとともに、腸内フローラやプロバイオティクスの基礎・応用研究の現状と問題点、およびその解決策について解説する。 さらに、内在性の新規なプロバイオティクス菌発掘の可能性と研究開発のポイントを提言する。


■受講後、習得できること
・ 健康の維持増進における腸内フローラの効果的な制御法
・ プロバイオティクス、プレバイオティクスの潜在的な機能性に関する情報
・ 腸内フローラと腸内環境との相互作用
・ 臨床領域における腸内フローラ異常と疾患との特異的な関係
・ 新たなプロバイオティクスやプレバイオティクス、シンバイオティクス製品開発のための戦略


【講演内容】


1.腸内フローラの構造
  ・腸内フローラの基本構造:数、種類、住み分け、腸管の部位による差異など

2.腸内フローラの解析方法
  ・培養法:好気培養、嫌気培養、選択培養、集密培養
  ・分子生物学的方法:次世代シークエンサーを利用した解析、定量的PCR(RT-PCR法)、FISH法、メタゲノムによる機能性解析、などの精緻な解析

3.腸内フローラの恒常性とその規定要因
  ・腸管免疫
  ・腸管上皮の統合性
  ・腸内環境:有機酸濃度、pH、腐敗産物濃度、胆汁酸
  ・様々な疾患(消化器、免疫、精神・神経系、生活習慣病など)における特徴的な腸内フローラの異常

4.栄養と腸内フローラ
  ・肥満と腸内フローラ
  ・複合炭水化物:食物繊維
  ・プレバイオティクス(各種オリゴ糖)
  ・腸内環境:腸内代謝、有機酸、腐敗産物、胆汁酸、pH

5.腸内常在菌の機能:各論
  ・ビフィズス菌
  ・Faecalibacterium prausnitzii
  ・Akkermansia muciniphila
  ・Bacteroides fragilis
  ・Blautia coccoides

6.腸内常在の日和見有害菌
  ・大腸菌、Clostridium perfringens, C. difficile、ブドウ球菌など

7.プロバイオティクス
  ・プロバイオティクスの定義
  ・プロバイオティクスの保健作用
  ・食品におけるプロバイオティクス利用の具体例
  ・プロバイオティクスの作用メカニズム:有機酸産生、免疫調節、定着性、など
  ・プロバイオティクスの最近の基礎ならびに臨床研究の情報

8.臨床領域におけるプロ(シン)バイオティクスの利用
  ・消化器外科
  ・救命救急
  ・小児外科・新生児科
  ・腸管外:口腔、膣

9.新規なプロバイオティクス開発のポイント
  ・常在性細菌の可能性と限界
  ・便微生物移植の将来性
  ・腸内定着性:colonization resistance、アドヘシン
  ・生菌と死菌:菌体成分や特異的構造
  ・適正な摂取量とは
  ・菌株特性:作用メカニズムとの関連
  ・身体状況とリンクする的確なバイオマーカー
  ・ヒト以外の動物における腸内フローラ
  ・腸内フローラによる薬物代謝

腸内細菌 プロバイオティクス 開発 セミナー