ケモ インフォマティクス セミナー

                  
医薬品/化粧品/食品分野におけるHPLC・GC分析テクニック
NMRによる有機材料分析とその試料前処理、データ解釈
 
<セミナー No.201113>

☆ 物質構造の適切な表現・数値化のポイントが分かる入門講座
☆ データ解析や物質探索、データベース構築など全ての情報処理の基盤を、 きちんとわかりやすく学べます!

【Live配信セミナー】

ケモインフォマティクスの基礎と実践応用

化学構造表現数値化データ解析物質探索

 
■ 講師

熊本大学大学院 先端科学研究部 准教授 杉本 学 氏

■ 開催要領
日 時

  2022年1月18日(火) 10:30〜16:30

会 場

Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は 「こちら」 をご確認下さい。

聴講料

1名につき 55,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム


【講座主旨】

現在、産官学問わず、物質開発研究の第一線において、様々な計算技術が活用されている。この講座では、計算機を活用した機能性分子開発(In-Silico機能物質開発)を念頭において、その基盤技術となるインフォマティクス手法、計算シミュレーション手法、物質探索手法、物質データベース、などについて解説する。
計算機利用による物質開発で期待されるのは、(1)探索する化学空間の把握/拡張/絞り込み、(2)研究者(人間)では思いもよらない物質の発見、(3)物性や反応性の定量的予測、(4)具体的な有望物質候補の提案/絞り込み、(5)物質設計や物質探索のための理論的概念の導出、などである。これらの情報処理で基盤となるのは「物質を如何に記述するか?」である。この観点から、本講座では、特に分子記述子に注目し、従来のケモインフォマティクスや医薬品/農薬探索などで用いられる定量的構造物性相関(QSAR)手法、そして講師が最近提唱している電子状態インフォマティクスに基づく概念や実際の数値化手法について、実際の計算のノウハウを解説しながら議論する。
最近、AI技術と計算シミュレーション技術の融合によって、計算機上で実験を行う「サイバー物質科学」が正に現実的なものとなってきた。その現状とフィジカル物質科学(現実空間での実験)との連携を含め、今後のIn-Silico機能物質開発の技術課題についても議論したい。

【講座内容】

1.はじめに

2.物質をコンピュータで表現する
 (1) 分子構造の記述
 (2) 分子フィンガープリント
 (3) 様々な分子記述子
 (4) QSARの分子表現

3.物質データベースを活用する

4.計算シミュレーションで数値化する
 (1) エネルギー変化を記述する
 (2) 分子の応答を記述する
 (3) 電子状態計算による数値的評価技術

5.機械学習アルゴリズムを活用する

6.電子状態インフォマティクスの応用事例

7.計算機上での物質設計と物質探索

8.サイバー物質科学の基盤技術

9.サイバー物質科学とフィジカル物質科学の連携

10.まとめと将来展望

(都合により、一部変更の可能性あり。)

【質疑応答】

 

≪略歴・活動など≫
1993 京都大学大学院工学研究科・博士単位取得退学
1993-1996住友金属工業(株)・研究員
1996-2003 熊本大学工学部・講師
2003-2016 熊本大学大学院自然科学研究科・助教授/准教授
2016-現在 熊本大学大学院先端科学研54612究部・准教授
2020-現在 熊本大学産業ナノマテリアル研究所・准教授(兼務)

その他、文部省在外研究員として米国・ブルックヘブン国立研究所、イリノイ大学にて研究に従事。インドネシア・スラバヤ工科大学客員教授、自然科学研究機構分子科学研究所客員准教授、沼津高専客員准教授(グリーンアンモニア研究センター研究員)に加え、九州大学、東京工業大学、北海道大学、お茶の水女子大学にて非常勤講師、東京大学、長崎県工業技術センターにて客員研究員を務める。文部科学省研究振興局学術調査官(2007-2009)。


≪著書≫
「配位空間の化学 最新技術と応用」(シーエムシー)(分担)
「金属錯体の量子・計算化学」(三共出版)(分担)
「マテリアルズ・インフォマティクスによる材料開発と活用集」(技術情報協会)(分担)
「材料およびプロセス開発のための インフォマティクスの基礎と研究開発最前線」(シーエムシー・リサーチ)(分担)
「マテリアルズ・インフォマティクスQ&A集 : 解析実務と応用事例 」(情報機構)(分担)
「抗菌・抗ウイルス性能の 材料への付与、加工技術と評価 」(技術情報協会)(分担)
「23の先端事例がつなぐ計算科学のフロンティア −計算で物事を理解する予測する− 」 (監修)


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