原薬 GMP セミナー

                  
医薬品/化粧品/食品分野におけるHPLC・GC分析テクニック
フロー合成、連続生産のプロセス設計、条件設定と応用事例
 
<セミナー No.202111>

☆ スケールアップや製造方法の変更を行う上でのGMP対応のポイントとは?
☆ バリデーションや変更管理、逸脱対応など、重要な実務のポイントを、分かりやすく解説!

【Live配信セミナー】

原薬製造におけるプロセス開発

GMP対応のポイント

 
■ 講師

(株)三和ケミファ 医薬品事業部 統括本部長 丸橋和夫 氏

■ 開催要領
日 時

  2022年2月4日(金) 10:30〜16:30

会 場

Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は 「こちら」 をご確認下さい。

聴講料

1名につき 55,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム


【講座主旨】

原薬製造におけるプロセス開発の最終目標は商用生産にある。開発段階は治験薬GMP、承認取得後は医薬品GMPに基づいた製造管理、品質管理が求められる。承認取得後(商用生産開始後)の変更はできるだけ避けたい部分であるが、逸脱が起これば変更を含めた再発防止策などの対応が求められる。本セミナーでは開発段階から商用生産に移行するまでの治験薬GMPの考え方、商用生産開始後のGMPの考え方、特に重要なポイントと考えられる一貫性、同等性の考え方、変更管理・逸脱管理を実際に経験した事例を参考に説明する。更に、申請の際に実施するプロセスバリデーションはプロセス開発のまとめの位置付けにあたるが、その進め方、計画書、報告書の書き方についても事例を参考に説明する。

【講座内容】

1.医薬品原薬のプロセス開発の基本的な考え方

2.治験薬GMPについて
 ・変更について(スケール、設備、製造場所・・・)
 ・変更管理、変更前後の同等性確認の考え方

3.開発段階でのプロセス開発の進め方
 ・開発初期〜申請段階

4.原薬のバリデーションの実際
 ・プロセスバリデーションの進め方、プロセスバリデーション計画書、報告書について (事例を参考に)

5.商用生産開始後のGMP管理について
 ・変更、同等性の考え方
 ・年次調査でのバラツキ
 ・逸脱対応(事例を参考に)
 ・当局からの査察対応(事例を参考に)

6.スケールアップでの問題点(実際の経験から)と同等性の考え方
 (1) 開発初期(実験室〜10Lスケール)の事例
  ・前臨床試験用原薬製造:1gから10gにスケールアップしたら転位反応が原因で 目的物が得られなくなった。(反応機構の理解)
  ・前臨床用原薬製造:カラム分離工程の回避
  ・抗生物質の側鎖の製造法変更:新合成法を考案し、特許出願までしたが、中間体に安全性の問題あることがわかり、検討中止。
  ・五塩化リンによるクロル化プロセス:溶媒回収が必須となり、溶媒を変更したら反応が進まなくなった。
  ・臨床試験用原薬の中間体の製法変更:青酸ガスの使用回避
  ・その他
 (2) パイロット試作(200〜500Lスケール)での事例
  ・製造プロセスの変更:スケールアップして中間体を大量合成したら分解
  ・中間体の再結晶プロセスの溶媒変更:再結晶プロセスをスケールアップしたら目的物が得られなくなった。(必ず原因がある)
  ・結晶多形の同等性:外部委託したら結晶形で同等性の問題が発生。
  ・その他
 (3) パイロットから商用生産(2000Lスケール以上)での事例
  ・生産スタイルの変更(スポット→キャンペーン生産):2工程先の抽出・分液工程で問題(エマルジョン)発生。
  ・PhaseIII試験後の製法変更:爆発性の中間体を経由するためスケールアップ製造できずPhaseIII試験が終わってしまった。
  ・目標規格の原料が手に入らない:原料の精製プロセスを追加
  ・設備の変更(グラスライニング→ステンレス):パイロットまでGL、商用生産でSUSに切り替えたところ設備の錆が発生。
  ・乾燥機の選択:パイロットまでは問題なく、商用生産で同じ原理の乾燥機を採用したが問題発生。
  ・溶媒回収できる条件でプロセスを設計:溶媒回収しないと採算が合わなくなった。
  ・残留溶媒:商用生産に移行しようとしたら治験用原薬との同等性で問題発生。
  ・出発原料の規格設定:試薬と工業用原料の違い。
  ・その他
 (4) 商用生産開始後の事例
  ・収量低下の逸脱:年次調査でのバラツキの原因
  ・技術移転:逸脱が発生、原因究明すると季節の影響
  ・原料の純度をアップ:高純度の原料に切り替えた途端に逸脱発生
  ・乾燥時間の管理:順調に商用生産がスタートしたが、突然製品の乾燥時間が2倍に。
  ・その他

【質疑応答】


原薬 GMP スケールアップ セミナー