バイオ医薬 熱分析 セミナー
                  
 
 
 
<セミナー No207101>

★ 測定原理から、測定にあたっての注意点、得られる知見、情報、
  抗体医薬、核酸医薬、ウイルスベクター、脂質ナノ粒子の評価について解説!

【Live配信セミナー】

バイオ医薬品の熱分析データ
の解析、評価


■ 講師
【第1部】  東京理科大学 理学部応用化学科 教授 鳥越 秀峰 氏
【第2部】 スペクトリス(株) マルバーン・パナリティカル事業部 プロダクトスペシャリスト 廣瀬 雅子 氏
■ 開催要領
日 時

2022年7月8日(金) 10:30〜16:00

会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき 55,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49
,500円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕


※講演企業の競合となるの方の参加はお断りする場合がございます。

■ プログラム

【10:30〜12:45】

【第1部】 等温滴定熱量計 (ITC)によるバイオ医薬品の分子間結合の親和性、特異性の評価

東京理科大学 理学部応用化学科 教授 鳥越 秀峰 氏

専門分野:細胞核内の核酸や蛋白質の生化学、生物物理学、分子生物学

 

【講座主旨】
 等温滴定型熱量計(ITC)は、分子間結合時に生じる熱量を直接測定することにより、分子間結合の結合比、結合定数、結合時のギブス自由エネルギー変化、エンタルピー変化、エントロピー変化の全てをただ1回の測定で決定でき、分子間結合の仕組みを解明できる有用な装置である。他の装置で解析することが困難である、分子間結合の結合比や、低分子量の分子の結合時の上記のパラメーターなどを、正確に簡便に決定できることが特徴である。本講演では、ITCの測定原理、測定にあたっての注意点、バイオ医薬品(抗体医薬品、核酸医薬品)関連分子(抗体、核酸、核酸結合蛋白質など)の分子間結合に適用した実例などを解説する。


【講演内容】


1.等温滴定型熱量計(ITC)とは
 1.1 ITC測定による解析でわかること
 1.2 ITC装置の構造と測定原理
 1.3 ITC測定に用いるサンプルの調製方法と測定までの手順
 1.4 ITC測定時にITC装置に設定するパラメータ
 1.5 ITC測定で得られる典型的なプロファイル

2.ITC測定にあたっての注意点
 2.1 ITC測定に必要な分子間結合の理論式(完全に理解できなくても大丈夫、2.2のための背景)
 2.2 ITC測定で得られる結合定数の信頼度を決めるc値
 2.3 c値の最適範囲
 2.4 c値が最適範囲より大きい場合の対処方法(Displacement ITC)
 2.5 ITC測定に必須である希釈熱の測定
 2.6 ITC測定に最適である緩衝液の選択
 2.7 ITC測定でしか正確に得られない結合比

3.バイオ医薬品(抗体医薬品、核酸医薬品)関連分子の分子間結合に適用した実例
 3.1 抗体に関連したITC測定の実例
 3.2 核酸に関連したITC測定の実例
 3.3 核酸結合タンパク質に関連したITC測定の実例

4.ITC測定に関連した諸事項
 4.1 ITC測定データのデータベース
 4.2 ITC測定の基本を学ぶための書籍
 4.3 ITC装置を販売している会社の担当者と連絡先、講演者の連絡先


【質疑応答】


【13:45〜16:00】  

【第2部】 バイオ医薬品開発における示差走査熱量計 (DSC)の活用

スペクトリス(株) マルバーン・パナリティカル事業部 プロダクトスペシャリスト 廣瀬 雅子 氏

 

【講座主旨】
 生体分子の熱安定性評価のスタンダードである示差走査型熱量測定(DSC)はバイオ医薬品の開発や製造の現場で、コンストラクト選択、精製および製造条件の最適化、生物学的類似性(バイオシミラー)およびバッチ間の同等性評価などで用いられています。Covid-19関連では、ウイルスベクターや脂質ナノ粒子なども評価されています。本講演では、DSCの原理と得られる知見と共に、具体的なアプリケーション事例について紹介します。


【講演内容】


1.DSCの基本情報
 1.1 DSCとは?
 1.2 DSCで何か分かるのか?
 1.3 熱安定性評価システムとしての特徴

2.DSCの測定原理と得られる情報
 2.1 DSCの原理とシステム概要
 2.2 サーモグラムから得られるパラメータ
 2.3 各パラメータから得られる情報
 2.4 アプリケーション概要
 2.5 DSCの情報が創薬開発にもたらすメリットとは?

3.アプリケーション事例1 抗体医薬品開発
 3.1 候補選択
 3.2 プロセス検討
 3.3 凝集予測
 3.4 品質管理

4.アプリケーション事例2 その他のモダリティ
 4.1 核酸・アプタマー
 4.2 リポソーム(LNP)
 4.3 ウィルス・ウィルス様粒子(VLP)・アデノ随伴ウイルスベクター(AAV)
 4.4 血漿(クルードサンプル)

5.まとめ


【質疑応答】

 

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