DNA増幅 核酸 セミナー

                  
ゲノム編集技術を応用した 製品開発とその実用化
創薬研究者がこれだけは知っておきたい最新のウイルス学
 
<セミナー No207132>

☆ PCR法を超える核酸増幅法の紹介!!

☆ セルフリーで行う長鎖DNA増幅を可能にする新技術とは!?

【Live配信セミナー】

PCR法を超える新規DNA増幅法

-クローニング・診断薬への活用-


■ 講師
【第1部】 

京都大学大学院 農学研究科 教授 保川 清 氏

【第2部】 立教大学 理学部生命理学科 教授 末次 正幸 氏
■ 開催要領
日 時

2022年7月11日(月)10:30〜16:00

会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は 「こちら」 をご確認下さい。

聴講料

聴講料 1名につき55,000円(消費税込/資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49
,500円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【10:30〜12:30】  

【第1部】 反応時間を大幅に減少したRPA法を用いたDNA増幅

京都大学大学院 農学研究科 教授 保川 清 氏

【講座主旨】

核酸検査は核酸抽出、核酸増幅、検出の3工程から成ります。 臨床診断では、検体は大病院や検査センターに移送され、この3工程が行われます。 高価な装置が必要なため、先進国でも設備環境が整った大病院、 検査センターでしか効率よく行えません。今後、核酸検査を現場や新興国で 普及させるには、新たな技術が求められています。 リコンビナーゼポリメラーゼ増幅(RPA)法は2006年に報告された40℃付近の一定温度での DNA増幅法で、熱変性の代わりにリコンビナーゼと一本鎖DNA結合タンパク質を用います。 本講演では、RPA法の概要と動向や、講演者が行った研究開発を中心として、核酸検査について話します。

【講座内容】

1.核酸検査全般

 1.1 核酸抽出、核酸増幅および検出

 1.2 DNA増幅法とRNA増幅法

 1.3 一定温度増幅法

2. RPA法の概要と動向

 2.1 原理

 2.2 技術開発

 2.3 特許

 2.4 市場

3. RPA法の研究開発

 3.1 酵素の生産

 3.2 試薬組成の最適化

 3.3 SARS-CoV-2の検出

 3.4 核酸抽出

 3.5 検出

【質疑応答】

◆講師略歴◆

1984年 東洋曹達工業株式会社(現東ソー株式会社)入社

1984〜1989年 大阪大学細胞工学センター研究生入学(岸本忠三教授研究室)

2004年  京都大学大学院農学研究科食品生物科学専攻助教授

2013年 京都大学大学院農学研究科食品生物科学専攻教授 現在に至る

 
 

【13:30〜16:00】

【第2部】 大腸菌を用いないRCR法を用いた長鎖DNA増幅法

立教大学 理学部生命理学科 教授 末次正幸 氏

 
【講座主旨】

PCR法を用いたDNA増幅におけるさまざまな課題を解決する全く新しいDNA増幅法を紹介する。 我々は大腸菌のゲノムを複製する酵素反応を26種の精製タンパク質を用いて再構成する中で 、複製サイクル再構成系(RCR)を開発した。この系では環状DNAを30oCで保温するだけで、 環状DNA分子の指数的な増幅が達成される。従来のPCRでは増幅困難なメガサイズレベルの長鎖 DNAや、GC含有率の高いDNA、繰り返し配列などの増幅も可能である。本手法を利用した セルフリークローニングや遺伝子診断用途などの展開が期待される。 【講座内容】

【講座内容】

1.従来のDNA増幅法とその課題

 1.1大腸菌を用いたDNAクローニングとその課題

 1.2PCRを用いたDNA増幅とその課題

 1.3ローリングサークル型DNA増幅(RCA)とその課題

2.大腸菌のゲノム複製を完全に再現した複製サイクル再構成系(RCR)

 2.1大腸菌のゲノム複製機構

 2.2複製サイクル再構成系の特性

  2.2.1増幅能力(3時間で数十億倍)

  2.2.21分子DNAからの増幅

  2.2.3最高性能の増幅正確性

  2.2.4GC含有率、AT含有率の高いDNAの増幅

  2.2.5繰り返し配列の増幅

  2.2.6メガサイズレベルの長鎖DNAの増幅

3. 複製サイクル再構成系(RCR)の利用

 3.1リピート病の診断

 3.2ヒトゲノムの長鎖DNA領域の

  3.2.1環境中の環状DNAの調査・検出  

  3.2.2セルフリークローニング   

   ・多断片DNA連結法と組み合わせた新しいプラスミド構築法   

   ・大腸菌を使ったDNAクローニングの課題      

      カルタヘナ法      

      細胞毒性を持つDNA領域のクローニング   

   ・セルフリーゲノム合成      

      ウイルスゲノムの人工合成      

      バクテリアゲノムの人工合成      

      ゲノム合成とELSI

【質疑応答】

◆講師略歴◆

2008年 ニューカッスル大学(英国)バクテリア細胞生物学センター 研究員

2011年 九州大学薬学研究院 助教 2011年12月 科学技術振興機構 さきがけ研究者

2013年 立教大学 理学部生命理学科 准教授

2018年 オリシロジェノミクス株式会社創業 社外CSO(兼任)

2020年 立教大学 理学部生命理学科 教授

 

 


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