【講座主旨】
昨今のコロナ禍で、DX(デジタルトランスフォーメーション)は各業界で進んでいます。有機合成や晶析プロセスの研究開発を行うラボのデジタル化(Lab
Digitalization)も進み、PAT(プロセス分析技術)などによるData rich
experimentation、電子実験ノートやクラウドの導入、実験機器のネットワーク接続なども広く普及しています。一方で、デジタル化に非対応な実験装置の使用や複数の実験装置のデータ統合、研究者間のデータ標準化、データ収集の効率化など、まだまだアナログ的な管理や情報共有方法で行われているところが多い状態です。日々の研究活動の生産性向上から、将来的なデータ活用に役立つ、効果的なプロセス開発の実験データマネージメントをご紹介いたします。
【講座内容】
1.身近なデジタル化
2.有機合成、晶析プロセス開発におけるデジタル化
3.コロナ禍におけるプロセス開発ラボのNew
Normal
4.海外企業の同行 - 次世代ラボプロジェクトの始動
5.有機合成実験や晶析プロセス開発の自動化ツールの導入
6.ラボのデータマネージメントヘの移行
7.プロセス開発ラボのデータマネージメントのトラブル事例
8.なぜ実験データのデジタル化やデータマネージメントが必要か?
9.有機合成実験や晶析プロセス開発ラボのデータマネージメント具体例
10.将来のデータ活用に向けたデータ取得と蓄積
【質疑応答】
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