ゴム 劣化 セミナー
        
加速試験の実施とモデルを活用した寿命予測
動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例
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<セミナー No 409261>

【 アーカイブ配信】 (2024年8月27日(火) Live配信の録画配信です)

★ 劣化防止に向けた添加剤の機能とその使い方!
★ ブリード・ブルーム現象の発生機構、その防止の考え方!

ゴム材料の劣化機構と防止技術
-添加剤の選定とブリード・ブルーム現象の防止-

■ 講師

テクノリエゾン事務所 代表 今井 昭夫 氏

【略歴】住友化学(株)にて合成樹脂・ゴム材料の開発研究に従事。同社 理事・石油化学品研究所長 兼 樹脂開発センター所長を経て、2011年 日本エイアンドエル(株) 代表取締役社長に就任。2015年 同社退社、同年よりテクノリエゾン事務所を主宰、現在に至る。

■ 開催要領
日 時

【アーカイブ(録画)配信】 2024年9月5日まで受付(視聴期間:9月5日〜9月15日まで)
 ※2024年8月27日(火) 10:30〜16:30の録画配信です

会 場 Zoomを利用したLive配信 または アーカイブ配信 ※会場での講義は行いません
セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき 55,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49
,500円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム
【習得できる知識】
・ゴム・ポリマーの劣化反応機構、ゴム材料の劣化防止技術、添加剤の種類と機能、
・ブリード・ブルームの発生機構、ブリード・ブルームの防止技術

【講座の趣旨】
現代社会において、ゴム材料およびゴム製品は市民生活において不可欠な工業製品となっている。ゴム製品は、動的条件下で使用されることが多く、ゴム・ポリマーの劣化は、静的な条件下での熱・光エネルギーによる酸化劣化反応に加えて、環境の周辺媒体の影響や繰返し変形による材料劣化も現実の問題となっている。本講では、基礎的な劣化反応の機構について説明し、劣化防止処方技術としての添加剤処方などの実例を紹介した後で、添加剤・配合剤のゴム材料表面への滲出によって発生するブリード・ブルーム現象の発生メカニズムと、それを防止する処方技術についても解説する。

1.高分子の劣化反応機構
 1.1 炭化水素ポリマーの酸化劣化と光酸化劣化
 1.2 ジエン系ゴムの酸化劣化とオゾン酸化劣化
 1.3 オレフィン系ゴムの酸化劣化

2.劣化防止処方としての添加剤
 2.1 酸化防止剤(老化防止剤)の種類と特性
 2.2 一次酸化防止剤と二次酸化防止剤の役割
 2.3 紫外線吸収剤と耐光性添加剤
 2.4 加硫ゴム成型品におけるワックスの役割
 2.5 その他の添加剤

3.配合処方/材料設計上のゴム材料の劣化防止の考え方
 3.1 配合処方の設計
 3.2 劣化速度の評価:促進試験の方法

4.ブリード・ブルーム現象と発生防止技術
 4.1 ブリード・ブルーム現象の発生機構
 4.2 ブリード・ブルーム現象の発生防止処方の考え方
 4.3 硫黄のブルーム防止
 4.4 加硫促進剤のブリード防止
 4.5 その他のブリード・ブルーム防止処方

5.Q&A

ゴム 劣化 老化 セミナー