流体解析 CFD セミナー
        
撹拌技術とスケールアップ、シミュレーションの活用
塗工液の調製、安定化とコーティング技術
 

<セミナー No 410221>

【Live配信のみ】 アーカイブ配信はありません

★流体力学やシミュレーションの基礎をやさしく説明!
★解析結果をどのようにプロセスや設計に落とし込むのか?具体的事例とともに解説します!

流体解析
基礎と実務での活用テクニック

■ 講師

1. 大阪大学 大学院基礎工学研究科 教授 博士(理学) 後藤 晋 氏

2.

(株)アール・フロー 代表取締役 工学博士 竹田 宏 氏
■ 開催要領
日 時 2024年104日(金)  10:30〜17:00
会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料 1名につき 60,500円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55
,000円

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕
■ プログラム

【10:30-14:00 】

1.流体力学の基礎と応用

大阪大学 大学院基礎工学研究科 教授 博士(理学) 後藤 晋 氏
 

【習得できる知識】
(1)流体力学の基礎
 ・ 流体力学の基礎式の意味
 ・ レイノルズ数の意味
 ・
相似則の活用法
 ・ 保存則の活用法
 ・ 渦の力学
 ・ 乱流や複雑流体(非ニュートン流体)の基礎知識、など

(2)流体の数値シミュレーションの基礎


【講座趣旨】
  私たちは空気や水といった「流体」に囲まれて生活していますし、実務でも様々な種類の流体を扱います。しかし、流体の運動(流れ)は一般に複雑で、その解析を非常に難しく感じる方も多いはずです。この講座では「流れの解析の肝」を分かりやすく説明し、受講者が実務で「複雑な流れの解析の糸口」を見つける術を身につけることを趣旨とします。



1.流体力学の基礎
 1-1 流体の基礎式
 1-2 レイノルズの相似則
 1-3 ベルヌーイ式
 1-4 渦の力学
 1-5 保存則の基礎
 1-6 流れが複雑になる要因

2.複雑な流れ
 2-1 流れが乱流化する条件
 2-2 乱流の基礎知識
 2-3 乱流モデルの基礎知識
 2-4 複雑流体の扱い方

3.流体の数値シミュレーションの基礎
 3-1 数値シミュレーションの基本的な考え方
 3-2 事例紹介(乱流、混相流など)


【質疑応答】


【14:15-17:00】

2.流体・粉体解析の基礎と実習

(株)アール・フロー 代表取締役 工学博士 竹田 宏 氏
 

【習得できる知識】
 流体解析、粉体解析の理論、方法に対する知識。 商用ソフトを用いた実習を通しての流動・粉体解析手順の体得。

【講座趣旨】
 近年、商用ソフトを用いた流体・粉体が産業界でも広く活用されるようになってきた。 本講習では、産業界とりわけ化学工学およびその周辺分野において用いられる流体および粉体解析の概要を解析事例を交えながら解説する。 また、商用流体・粉体解析ソフト「R‐FLOW」を用いての実習を通して、実際の流体・粉体解析手順を体得していただく。 なお、受講者には、受講後1か月間使用可能な「R‐FLOW」デモ版を配布します。
 

1.流動解析の概要(午前中の講義と重なる内容については割愛します)
 1-1 流動解析の基礎
  1) 差分法(有限体積法)の基礎
  2) 流動解析で用いられるメッシュタイプ
  3) バッフル付攪拌槽解析のための動的領域分割法
 1-2 乱流モデル
  1) RANS(レイノルズ平均乱流モデル)
  2) LES(ラージ・エディ・シミュレーション)
 1-3 混相流解析
  1) オイラー(連続体)混相流モデルとラグランジュ混相流モデル
  2) DEM(離散要素法)および代表粒子モデルによる粉体解析
 1-4 自由表面流解析
  1) VOF法
  2) MPS法(粒子法)

2.商用流体・粉体解析ソフト「R-FLOW」を用いた実習(I.の途中で適宜、U.を行います)
 2-1 キャビティ内流れおよび混合解析実習
 2-2 連続体混相流モデルによる気泡塔内混相流解析実習
 2-3 DEM(離散要素法)による流動層解析実習

【質疑応答】


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