コールドスプレー 溶射 セミナー
        
先端半導体製造プロセスの最新動向と微細化技術
セラミックス・金属の焼成、焼結技術とプロセス開発
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<セミナー No 410261>

【 アーカイブ配信】 (2024年9月24日(火) Live配信の録画配信です)

★ 作動ガスの流れ、粒子の挙動、粒子積層メカニズム! ノズル形状の最適化!

コールドスプレーの原理、各種皮膜材料と応用事例

■ 講師

信州大学 工学部 機械システム工学科 教授 博士(工学) 榊 和彦 氏

■ 開催要領
日 時

【アーカイブ(録画)配信】 2024年10月3日まで受付(視聴期間:10月3日〜10月13日まで)
 ※2024年9月24日(火) 10:30〜16:30の録画配信です。

会 場 Zoomを利用したLive配信 または アーカイブ配信 ※会場での講義は行いません
セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき 55,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49
,500円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム
【講座の趣旨】
このセミナーでは,厚膜創製技術として広く産業界で利用されている溶射技術の中で新しい技術であるコールドスプレーの基礎と応用について解説する。コールドスプレーの他の溶射技術や微粒子積層コーティング技術との相違とそのプロセスの原理からその特徴を明らかにする。特に,重要な作動ガスの流れや粒子の挙動,ノズルの設計,粒子積層メカニズムなどについて説明するが,特に今回はノズルの設計にも重点を置く。さらに,コールドスプレーによる各種皮膜材料とその応用事例として金属造形(付加製造AM)などについて解説する。

【習得できる知識】
新しいコーティング技術であるコールドスプレーの基礎(作動ガスの流れ,粒子の挙動,粒子積層メカニズム),ノズル設計,金属3D造形(付加製造AM)含むコールドスプレーの応用事例などの知識が習得できる。

1.コールドスプレーの概要
 1-1 表面処理技術の重要性
 1-2 溶射法ほか各種微粒子積層コーティング技術との相違
 1-3 コールドスプレーとは
 1-4 コールドスプレーの開発の経緯
 1-5 コールドスプレーの原理
  (1)作動ガスの高速化(ノズル形状とガス種の影響)
  (2)粒子の高速化・高温化(ノズル形状と粒子の影響)
  (3)粒子の衝突(衝撃波と粒子の影響)
  (4)粒子積層メカニズム,各種因子の影響
  (5)セラミック基板へのアルミニム皮膜の密着メカニズム
 1-6 コールドスプレーの区分,特徴とその皮膜特性とその皮膜特性の改善方法(前処理・後処理の効果)
 1-7 コールドスプレーの課題

2.コールドスプレーのノズル設計
 2-1 超音速ノズルの設計概論
 2-2 ノズルのど径,出口径とそれらの膨張比
 2-3 ノズル各部の長さ
 2-4 ノズル断面形状
 2-5 ノズル内面粗さと粉末キャリアガスの影響
 2-6 ノズルの材質

3.コールドスプレーの各種皮膜材料とその応用事例など
 3-1 コーティング材料全般
 3-2 銅とその応用事例
 3-3 アルミニウムおよびアルミニウム合金とその応用事例(各種基材へ成膜)
 3-4 アモルファス合金,準結晶粒子分散合金
 3-5 セラミックとその応用事例
 3-6 コールドスプレーによる金属3D造形CSAM(付加製造AM)
 3-7 その他の応用事例(特許からみる動向など)

4.課題解決に向けた技術開発と将来展望

【質疑応答】

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