ベイズ最適化 データ同化 プロセスインフォマティクス  
        
『実験の自動化・自律化によるR&Dの効率化と運用方法』
『研究開発部門へのDX導入によるR&Dの効率化、実験の短縮化』
 

<セミナー No.410501>


【Live配信】

★実験データとシミュレーションデータの統合による新しい物質探索手法!
★高精度な予測モデルを得るためのポイントを演習を交えて学習します!

データ同化とベイズ最適化による
材料探索の効率化と進め方


■ 講師

奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学領域 准教授 原嶋 庸介氏

■ 開催要領
日 時

2024年10月10日(木) 13:00〜17:00

会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき49,500円(消費税込、資料付) 
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき44,000円(税込)〕

大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。
詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい。

■ プログラム

【講演趣旨】
本講演では、講演者が開発している物質科学におけるデータ同化手法の解説と演習、およ び実験とシミュレーションの融合に関する研究事例の紹介を行う。最近、データ科学を材料開発に応用 した研究が進んでいるが、特定の材料特性のデータ数はデータ科学を適用するには不十分であることも 多く、少数データを取り扱う方法が必要である。データ同化は少数の実験データにシミュレーション データを統合することで高精度な予測モデルを得る方法である。さらに、物質科学特有の事情として、 材料特性の制御変数が多次元であり、データの欠測が生じやすいことがある。これらを考慮した物質科 学向けのデータ同化手法を紹介する。


【講演項目】
1.物質科学におけるデータ同化手法の基礎
  1.1 多変量Gauss分布モデル
  1.2 欠測データと完全尤度

2.永久磁石化合物の有限温度磁化予測モデルの構築

3.Perovskite型水分解光触媒化合物のバンドギャップ狭窄化
  3.1 Multi-Layer Perceptronによる表現学習を用いた特徴量生成

4.データ同化を用いたBayes最適化
  4.1 Bayesの定理と事後分布
  4.2 獲得関数

5.光触媒化合物の焼成プロセスインフォマティクス
  5.1 SrTiO3の焼成プロセスに関する特徴量生成
  5.2 焼成プロセスのDynamic Monte Carloシミュレーション
  5.3 実験・シミュレーション・機械学習の統合による触媒活性予測モデル構築
  5.4 高い触媒活性が得られる焼成プロセスの導出

6.演習
  6.1 データ同化プログラムCLAUDEのインストール
  6.2 入力パラメータの説明
  6.3 1次元系でのデモンストレーション
  6.4 2次元系でのデモンストレーション
  6.5 自由課題

【質疑応答】

※演習では講演者が開発したデータ同化プログラム(CLAUDE)をインストールしていただきます。こちらはPython (ver.3)で開発されたものです。データ同化プログラムのインストールはセミナー当日に説明しながら行います。基本 的にGoogle Colaboratoryを使ったクラウド上での実施を想定しておりますので、事前に演習に利用可能なGoogleアカ ウントのご用意をお願いいたします。当日は、こちらで用意したトイデータを使用してデータ同化プログラムをお試し いただきます。

 

 

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