レアメタル セミナー
        
金属ナノ粒子、微粒子の合成、調製と最新応用技術
二次電池の材料に関する最新技術開発
 
<セミナー No.501201>
【Live配信のみ】 アーカイブ配信はありません

★採掘の課題 【鉱石の低品位化,環境毒性,他】

★利用の課題 【供給量の安定化,他】

★リサイクルの課題 【精錬分離の難しさ,コストバランス,他】

★その他,地政学的リスクなど,色々な視点から今後の動向を解説します。

 

レアメタル」,「レアアース」の概況,

リサイクルの動き,輸出規制対応や市場展望


〜モノづくり日本の資源戦略:レアメタル,
レアアースとそのリサイクル,今後の方向性〜

 


■ 講師


(国研)物質・材料研究機構 名誉研究員 工学博士 原田 幸明 氏


  【兼任,公職】
     ・サーキュラー・エコノミー&広域マルチバリュー循環研究会 代表
     ・エコマテリアル・フォーラム 会長
     ・エコデザイン推進機構 理事
     ・日本LCA学会 元・会長

      ※その他レアメタル関連の講演・執筆多数

■ 開催要領
日 時

2025年1月15日(水) 11:00〜16:00

会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき55,000円(消費税込み・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込み)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。
         詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

※定員になり次第、お申込みは締切となります。

■ プログラム

【講座の趣旨】

 本セミナーでは,レアメタル・レアアースのリサイクル技術の最新動向,課題,および将来の展望に焦点を当てます。カーボンニュートラルの推進や情報技術の発展は,新たな技術とそれを支える希少金属の不可欠な役割を強調しています。

  また2020年12月,中国の戦略物資やハイテクの輸出規制を強化する輸出管理法が動き出し,これに基づいて戦略物質であるレアアース等希少資源が対象品目にリストアップされる危険性が出てきました。10年前のレアメタル危機時以上に中国の資源に対する存在度は増しており,資源問題に対する基本認識と近年の急速な変化を整理し,当時の教訓を生かした先見的・戦略的対応に資します。

 中国以外の地域においても資源に対する非グローバル化の動きや,限られた資源の価値を高めるための供給制限が注目されています。また日本における「都市鉱山」の取り組みは,持ち込まれた希少金属を資源として活用する上で極めて重要です。金属別,製品別の最近の技術動向と課題を詳しく解説し,当該ビジネスの新たな展開に貢献する知識を提供します。


【セミナープログラム】

1.サステイナブルな社会を支えるレアメタル
  1.1 カーボンニュートラルに必要なレアメタル
  1.2 情報に必要なレアメタル
  1.3 モノづくりを支えるレアメタル


2.2010レアアース危機の教訓と到達点,再び注目されるレアアース需要
  2.1 中国の輸出管理法とレアアース
  2.2 2011レアアース危機は何によってもたらされたのか
  2.3 先読みプロジェクトとしての元素戦略と到達点
  2.4 カーボン・ニュートラルのキーテクノロジーとしてのレアアース
  2.5 レアアースの資源と国際流通をめぐる最近の特長

3.資源をめぐる国際状況とその変化
  3.1 安く大量に売る資源から,囲い込む資源に
  3.2 都市鉱山開発の現代的意義


4.レアメタル・レアアース含有製品のリサイクル
  4.1 リチウムイオン電池のリサイクル
  4.2 太陽光パネルのリサイクル
  4.3 風力発電機・EVモータのリサイクル

5.レアメタル・レアアースの再抽出・再精製
  5.1 Co
  5.2 Li
  5.3 Ni
  5.4 Ta
  5.5 W
  5.6 In
  5.7 PGM
  5.8 REE
  5.9 レアアース各種


6.今後のリサイクルの方向性

【質疑応答】

 

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