【本講座で学べること】
1.電気絶縁性や耐熱性への要求が高度化する時に、候補となる樹脂は何かがわかる。
2.軽量化を狙いに金属を樹脂に置き換える時に課題となる、放熱性、電磁波遮蔽性等の解決法がわかる。
3.樹脂の長期耐久性への理解が深まり、成形方法との組合せによる長期信頼性アップの手法がわかる。
4.以上より、樹脂新素材への潜在ニーズ、開発のヒントが得られる。
【講座概要】
樹脂を提案・提供する立場、樹脂を使用する立場の両方の視点から、e-Axleのどこにどんな樹脂が使用されているのか? そこに、どんな課題、ニーズがあるのか? より優れたe-Axle開発のためにどんな樹脂が提案されているのか? を専門的になりすぎることなく、具体例をしめして、わかりやすく説明する。
1.樹脂の長期耐久性と評価方法
1.1 機械的特性
1.2 電気絶縁特性
2.xEV主機モーターにおける樹脂材料への要求特性と適用事例
2.1 マグネットワイヤの変化と樹脂材料への要求特性の変化
2.2 高出力化、高電圧化と樹脂材料への要求特性の変化
3.xEVインバーターにおける樹脂材料への要求特性と適用事例
3.1 高出力化、高電圧化と樹脂材料への要求特性の変化
3.2 高放熱化と樹脂材料への要求特性の変化
4.ギヤにおける樹脂材料への要求特性と適用事例
5.バスバーにおける樹脂材料への要求特性と適用事例
6.シール材における樹脂材料への要求特性と適用事例
7.上記部品からなるe-Axleにおける樹脂材料への要求特性と適用事例
7.1 e-Axleの低背化、小型化への樹脂の取り組み
7.2 e-Axleの軽量化への樹脂の取り組み
8.カーボンニュートラルへの取り組み
【質疑応答】 |