高分子 接着 セミナー
        
樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価
“ぬれ性“の制御と表面処理・改質技術
 
<セミナー No.501425>
【Live配信のみ】 アーカイブ配信はありません

★ 界面構造と接着性、表面処理技術、接着性評価、界面構造の解析手法を徹底解説!

高分子接着性改善
表面処理、界面の構造評価技術


■ 講師

神戸大学 大学院工学研究科 講師 博士(工学) 松本 拓也 氏

■ 開催要領
日 時

2025年1月30日(木) 10:30〜16:30

会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき55,000円(消費税込み・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込み)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。
         詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

※定員になり次第、お申込みは締切となります。

■ プログラム

【講座概要】
 本講演では、高分子の接着の基礎と、さまざまな表面手法と接着への影響に関して、基本的な内容から最先端の研究の紹介に至るまでを取り上げます。  高分子の接着を理解するうえで、高分子の表面・界面の性質や構造を理解することは必須となるため、高分子表面の基礎からその親疎水制御に関する原理と応用を解説し、高分子の界面に関してもその構造・物性を説明します。特に界面の評価は、接着を特徴づけるうえで非常に重要となります。そのため、界面の基礎や評価手法を紹介した後に、本講演のメインである接着の基礎から原理、そしていかに制御するかを擬態的な研究事例を交えながら「なぜ、ものとものがくっつくのか?」に対して、最先端の研究を紹介しながら説明をします。  接着の原理や理解はいまだ発展途上であり、現在進行形で研究が日々進んでおります。一方で、接着技術は工業的にも期待度が高く、さまざま検討がなされるものの原理や制御が難しいこともあり、多くの課題が残っています。本講演での接着の原理を理解することで、それらの課題解決に向けた足がかりとなる技術・知見を習得できます。


【プログラム】
1.高分子の表面の基礎

2.高分子表面の分子設計

3.高分子の界面の基礎

4.高分子界面の評価手法

5.高分子の接着の原理と基礎

6.高分子の接着性の評価法

7.高分子の接着界面の構造と接着性

8.高分子の接着界面の構造の評価手法

9.高分子の接着界面のラマン分光を使用した構造解析の例
 9.1 ポリオレフィン系のホットメルト接着剤の界面
 9.2 高分子の融着界面

10.高分子の接着界面のX線CTを使用した構造解析の例
 10.1 ポリオレフィン系のホットメルト接着剤の界面
 10.2 高分子の融着界面


11.プラズマ処理による接着性への影響

12.電子線処理による接着性への影響
 12.1 電子線処理による表面改質とその特性
 12.2 電子線処理と接着性の相関


13.ポリオレフィンのプライマー処理の影響
 13.1 プライマー処理による表面改質とその特性
 13.2 プライマー処理と接着性の相関
 13.3 プライマー処理による界面領域の構造変化


14.ポリエーテルエーテルケトンの化学的表面改質
 14.1 ポリエーテルエーテルケトンの特徴
 14.2 ポリエーテルエーテルケトンの化学的表面処理
 14.3 ポリエーテルエーテルケトンの表面処理による構造・物性評価
 14.4 ポリエーテルエーテルケトンの表面処理と接着性の相関
 14.5 ポリエーテルエーテルケトンの表面処理による深さ方向の構造評価
 14.6 ポリエーテルエーテルケトンの化学的表面処理の処理効果の持続

15.結言


【質疑応答】

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