【講演趣旨】
生成AI技術の進化に伴い、あらゆる産業分野で生成AIの活用が進んでいます。新たな生成AIソリューションに対しては生成AI特有の要件を把握した上で、適切に特許化することが重要です。また近年では生成AIを活用した新規化合物開発の他、生成AIと対話することにより新たなアイデアを創出するAI支援発明が増加しています。AI支援発明については特許の記載要件の他、発明者地位が問題となります。
本セミナーでは上述した生成AIに関わる多くの問題点について、生成AI特許について豊富な経験を有する講師が事例を用いてわかりやすく解説します。
【講演項目】
1.生成AIを巡る最新動向
1-1.生成AI技術動向
1-2.生成AI特許出願動向
1-3.従来のAIと生成AIとの違い
1-4.生成AIを巡る各国特許庁の施策
2.米国先進企業に学ぶ生成AI特許とビジネス
2-1.GAFAM・スタートアップを中心とした生成AIソリューション特許とビジネスの紹介
(医療、ロボット、ビジネス、医薬品、ゲーム、セキュリティ、金融など各領域の生成AIビジネスと特許を紹介)
2-2.Microsoftの生成AI特許戦略、Googleのオープン・クローズ戦略
3.生成AIの発明発掘と進歩性の出し方
3-1.進歩性を出すコツ
3-2.事例で学ぶ生成AI特許化のポイント
4.AI支援発明の特許出願と記載要件上の注意点
4-1.2タイプのAI支援発明
4-2.生成物特許に対する記載要件上の注意点
4-3.発明者地位の問題点とガイダンス
4-4.創作者の地位
4-5.その他の知的財産権上の問題点
【質疑応答】
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