ペロブスカイト太陽電池 セミナー
        
ペロブスカイト太陽電池の開発動向と特性改善
二次電池の材料に関する最新技術開発
 
<セミナー No.502201>
【Live配信のみ】 アーカイブ配信はありません

★太陽電池としての光電変換効率の特性

★化合物の作り方,製膜のポイント

★熱安定性,光安定性,湿度への弱さ,デバイス寿命,スケールアップの課題克服

 

ペロブスカイト化合物の構造,特性,

太陽電池などへの応用,今後の展望

 


■ 講師


筑波大学 数理物質系 教授 博士(理学) 丸本 一弘 氏


  
【受賞歴】
   2024年 電子スピンサイエンス学会 学術賞

   【学会・公職】
   電子スピンサイエンス学会 代議員
   12th Asia-Pacific EPR/ESR Society (APES) Symposium, Organizing Committee
   2013年10月〜2020年03月 (国研)産業技術総合研究所 太陽光発電工学研究センター 客員研究員(併任)
   2020年11月〜現在 同 ゼロエミッション国際共同研究センター 客員研究員(併任)

■ 開催要領
日 時

2025年2月6日(木) 10:30〜16:30

会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき55,000円(消費税込み・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込み)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。
         詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

※定員になり次第、お申込みは締切となります。

■ プログラム

【セミナープログラム】

1.「ペロブスカイト」とは何か?その「基本」を理解する
  1.1 ペロブスカイト化合物の構造
  1.2 ペロブスカイト化合物の作り方
  1.3 発光特性,光学的特性について
  1.4 電気的特性,熱的特性,機械的特性について
  1.5 毒性や安全性について

2.ペロブスカイト太陽電池とは
  2.1 ペロブスカイト太陽電池の発展の経緯
  2.2 ペロブスカイト太陽電池の原理と溶液法による作製
  2.3 軽量・柔軟性を活用した応用展開

3.ペロブスカイト太陽電池の高効率化と長寿命化のために
  3.1 封止で解決する素子性能の低下・劣化機構
      酸化,水和分解,分子劣化
  3.2 封止で防げない素子性能の低下・劣化機構
      電荷形成,電荷トラップ,ペロブスカイト劣化

4.電子スピン共鳴 (ESR) で 分かる情報
  4.1 分子レベルのミクロ解析
      電荷移動や電荷形成される分子種の特定と状態解析
  4.2 非破壊・非接触による太陽電池内部の欠陥状態の解析
  4.3 ペロブスカイト太陽電池のESR評価時の注意点

5.ペロブスカイト太陽電池材料の要件とESR評価
  5.1 電荷ドーピング状態
  5.2 ペロブスカイト界面における電荷移動
  5.3 ペロブスカイト太陽電池の高効率化への指針

6.ペロブスカイト太陽電池の素子動作時の性能劣化メカニズムと長寿命化
  6.1 素子動作時の電荷ドーピング状態の変化
  6.2 ペロブスカイト界面における電荷移動と電荷障壁形成
  6.3 ペロブスカイト太陽電池の長寿命化への指針

7.鉛フリーペロブスカイト太陽電池の性能低下メカニズムと高効率化
  7.1 ペロブスカイトの酸化・還元効果
  7.2 ペロブスカイト界面における電荷移動と電荷障壁形成
  7.3 ペロブスカイト太陽電池の高効率化への指針

8.鉛フリーペロブスカイト太陽電池の素子動作時の性能劣化メカニズムと長寿命化
  8.1 ペロブスカイトの劣化効果
  8.2 ペロブスカイト界面における電荷移動・トラップと電荷障壁変化
  8.3 ペロブスカイト太陽電池の長寿命化への指針

9.太陽電池以外のペロブスカイト化合物の応用について
  9.1 発光ダイオード,触媒電極,燃料電池,ICチップ,レーザー,センサー,他
  9.2 今後の展望

【質疑応答】



※受講者の皆様の抱える疑問点や問題点について,セミナー開催3日前までに
「事前リクエスト用紙」 (請求書に同封)や 「Eメール」 を御寄せ頂けましたら,
講演中に対応させて頂きます。

 

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