化学物質規制 セミナー
        
PFASの規制動向と対応技術
工場・研究所における災害・事故およびリスクとの可視化と対策
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<セミナー No.502208>
【Live配信 or アーカイブ配信】

★中国や東南アジア圏での認可基準や試験法の独自性への対応

★「PFAS」などへの対応の注意点

★より厳しくなる閾値,対象範囲と試験法の変化 ・・・ 開催前日までの最新情報を踏まえ解説します!


日本,中国,韓国,EU,アメリカ,ASEAN諸国など

国内外化学物質規制

2026年以降の予測と実務対応のポイント


■ 講師



 
(一社)東京環境経営研究所 理事長  中企業診断士 ・ 技術士・環境計量士  松浦 徹也 氏


    <ご略歴>
      日本電子(株) 品質管理課長,CAM課長,生産技術部次長,品質保証室長,副理事を経て
      技術法規顧問を歴任

    <主な著書>
       『これならわかる EU環境規制 REACH対応 Q&A88』 (第一法規)
       『 “ケムシェルパ"を活かした よくわかる規制化学物質のリスク管理』 (日刊工業新聞社)
       『製造・輸出国別でわかる!化学物質規制ガイド』 (第一法規)                 他多数

    <参考HP>
       https://www.tkk-lab.jp/

    ※その他,化学物質規制に関する講演・執筆多数
■ 開催要領
日 時 【Live配信】2025年2月27日(木) 10:30〜16:30
【アーカイブ(録画)配信】2025年3月5日まで受付(視聴期間:3月5日〜3月14日まで)
会 場 ZOOMを利用したLive配信またはアーカイブ配信 ※会場での講義は行いません
セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料 1名につき55,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕
■ プログラム

【講座の趣旨】

   企業経営では,世界の全ての国の法規制に適合させなくてはなりませんが,個々の法規制を調べて対応するのは困難です。幸い,化学物質関連規制の源は,アジェンダ21の第19章ですから,世界の法規制の基本は同じです。この基本,法規制の本質を理解できると,応用がききます。 自社の順法対応するなかで,EU,日本,アセアンなどの広い規制法の知識が求められますが,多くの担当者の知識は,必ずしも一定ではありません。 加えて2025年は変化の年で、アメリカ、や日本で政権に変化があり、環境政策も変化が起きる気配があります。 このような点を踏まえて,日本の化審法や,化学物質規制法の先進国のEUのREACH規則,CLP規則やRoHS指令の本質を基本から解説し,アジア,アセアン諸国の規制法との違いを理解して,自社の順法対応を検討できるように情報を整理してお伝えします。


【セミナープログラム】


第1部 REACH規則の基礎から論点整理まで
  序 EUの環境政策とアメリカの環境政策
    ・第2期ライエン委員長の環境政策とグリーンディール
    ・アメリカTSCA PIP(3:1)やPFAS規制の動き
  1.REACH規則等の化学物質規制法の背景
    ・アジェンダ21,化学物質政策白書や先行規制法の概要
  2.REACH規則の用語の整理
    ・物質とは?年間とは?リスクは? ・・・ 日本語とは違う解釈への対応
  3.登録の義務と動向
    ・何をどう登録するべきなのか? ・SIEFやORの役割
  4.認可と制限の義務と対象物質の動向
    ・認可と制限の違い ・六価クロムの認可から制限の意味
  5.成形品の義務と動向
    ・成形品とは? , SVHCとは? , 情報伝達の要点
  6.論点の整理
    ・SVHCの動向
    ・複雑な成形品中のSVHC計算の動向

第2部 EUの新たな規制法の本質〜ライエン委員長の戦略を探る〜
  1.プラスチック戦略と包装材規則(案)
    ・指令から規則への狙い
    ・国際条約との絡み
  2.電池規則の要求概要
    ・組込み電池やCEマーキングなどの要求の整理
  3.GPSRの要求概要
    ・指令から規則への狙い
    ・新たな義務の整理
  4.エコデザイン規則
    ・指令から規則への狙い
    ・デジタル製品パスポートとは

第3部 EU RoHS指令の基礎からフタル酸エステル類4物質追加などの動き
  1.WEEE指令とRoHS指令の関係
    ・双子の指令の意味 ・WEEE指令と日本企業の義務,適用範囲の違い
  2.RoHS指令の主要義務と解釈
    ・適用製品と除外品目の変更点
    ・大型など主要用語の解釈
    ・特定有害物質と除外項目の変更点
  3.CEマーキングの仕組みと監視の仕組み
    ・768/2008/EC 2019/1020/EU (765/2008/EC) 
    ・ブルーガイド2022
  4.RoHS指令のTDの書き方
    ・EN IEC63000の要求 
    ・JIS Z 7201 ・ISO9001とRoHS指令
    ・CAS: Compliance Assurance System
    ・TD: Technical Documentation
  5.新たな規制法,新たな規制物質
    ・電池規則・GPSR・フタル酸エステル・PFAS・ミネラルオイルなど

第4部 日本を中心とした化学物質規制の動き,分類と表示の基礎と対応
  1.GHS,CLP,JIS Z 7252とJIS Z 7253の概要
    ・分類と表示の基本要求事項の整理
    ・Building Block Approachとは
  2.SDSの読み方
    ・SDSには何が書いてあるか
  3.労働安全衛生法の新たな要求
    ・2016年6月施行のリスクアセスメント要求とは
  4.化審法における2024年の動き,変更点
    ・POPs条約と関係
    ・デクロランプラス、UV328やPFAS規制の動向

第5部 中国における化学物質規制に関する最新の動き
  1.電子情報製品汚染制御管理弁法(中国版RoHS)について
  2.中国危険化学品安全管理条例について
  3.中国新化学物質環境管理弁法について
  4.中国向けGHS-ラベル,GB規格による分類と表示義務

第6部 アジア諸国等の気になる規制法に関する最新の動き
  1.韓国 (K-REACH法と分類表示義務)
  2.台湾 (職業安全衛生法と毒性化学物質管理法による登録と分類表示義務)
  3.ASEAN (主要国の化学物質管理法と分類表示義務)
  4.南米の化学物質規制法の動向
    ・ブラジル ・コロンビア ・チリ,他
  5.オーストラリア・ニュージランドの化学物質規制法の動向

第7部 企業の順法対応
  CAS(Compliance Assurance System)の考え方と構築手順 【質疑応答】

【質疑応答】


※受講者の皆様の抱える疑問点や問題点について,セミナー開催3日前までに
「事前リクエスト用紙」 (請求書に同封)や 「Eメール」 を御寄せ頂けましたら,
講演中に対応させて頂きます。

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