【講演趣旨】
このセミナーは「生成AIを日常業務に活用すること」を目的とし、生成AIの基本である深層学習(ディープラーニング)の基礎知識や活用方法を解説します。講義前半は、言語・画像系の代表的なモデルやサービスを確認しながら、業務へ活用するポイントを解説します。講義後半は、Pythonやクラウド環境、商用利用可能なモデルを利用し、システム構築の手法を紹介します。さらに、大量の文書情報からLLMへ必要な情報だけを渡す技術であるRAGも詳しく解説します。AI初学者から中級者まで、どなたでもご参加いただけます。
【講演項目】
1.生成AIの基礎
(1)生成AIとは(AIの分類と生成AIの特徴)
(2)画像系生成AI
(3)言語系生成AI
2.ディープラーニングの基礎
(1)画像、言語、音をベクトルに変換
(2)ディープラーニングの基本
3.生成AIの基本モデル
(1)ディープラーニングと生成AI
(2)Self Attention、Transformer、拡散モデル
4.RAGの基本
(1)RAGで文書情報をベクトル化する(データベース、ライブラリ)
(2)RAGだけどこまでできるか(検索の精度を検証)
(3)RAGとLLMを組み合わせる
a. 検索結果をLLMプロンプトに組み込み、精度を検証
5.生成AIを活用してシステムを構築・実装する
(1)基盤モデルの選定
a. 商用利用可能なライセンスと学習環境を確認
(2)転移学習
a. ドメインに特化した訓練データとファインチューニング
(3)作成したモデルを使用してみる
a. プロンプトエンジニアリングとRAGの活用
【質疑応答】
|