【講座の趣旨】
ろ過とは、製品品質の向上や設備の信頼性向上を目的として、プロセス流体やシステム流体から、不要な成分(コンタミナント)を取り除く操作・工程です。このろ過を適切に、かつ効果的に行うには、適切なフィルターの選定とともに、目的に適したろ過操作法の決定が重要です。
本セミナーでは、フィルターやろ過操作の基礎から応用、特にスケールアップに対しての注意点について紹介いたします。
フィルターやろ過の基礎から説明をしていくので、これからフィルターやろ過について勉強を始める方も、お気軽に受講下さい。
【習得できる知識】
・ろ過の基礎知識
・フィルターの基礎知識
・ろ過方式選択のための基礎知識
・フィルター選定のための基礎知識
1.はじめに(そもそもろ過とは?)
1-1 ろ過とフィルターの定義
1-2 ろ過の種類
(1)粒子サイズを表す単位
(2)除去対象のサイズによる分類
(3)除去対象の捕捉のされ方による分類
(4)清澄ろ過と分級ろ過
(5)全量ろ過と部分ろ過
2.ろ過の基礎(フィルターはどうやって粒子を捕まえるのか?)
2-1 粒子捕捉のメカニズム
2-2 フィルターの種類と構造
(1)ろ材の材質
(2)フィルター形状
(3)ハウジング
(4)シール方法
3.ろ過の操作法(ろ過といっても色々な方式があります)
3-1 デッドエンドろ過とクロスフローろ過
3-2 連続ろ過とバッチろ過
3-3 シングルパスろ過と循環ろ過
3-4 液/液分離、気/液分離(コアレッサー)
4.フィルターの性能(フィルターの性能はメーカー毎に違う?)
4-1 除粒子性能
4-2 流量特性
4-3 集塵容量
4-4 完全性試験
5.フィルターの選定方法(どんなフィルターをどうやって選ぶか)
5-1 検討項目
5-2 ろ過後の清浄度レベルの評価法
5-3 ラボスケール試験・フィールド試験
6.スケールアップの際に注意すべきこと
6-1 フィルターサイズ(ろ過面積)
6-2 ろ過方式とポンプ
6-3 試験流体と実流体
【質疑応答】
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