ガラス 破壊 セミナー
        
セラミックス・金属の焼成、焼結技術とプロセス開発
 
 
<セミナー No.504401>
【Live配信のみ】 アーカイブ配信はありません

★製造時、使用時の「割れ」や「キズ」の問題解決に向けて
 「機械的特性の考え方」「破損のメカニズム」「強度・靭性向上技術」を学ぶ
ガラスの機械的性質、破壊メカニズム高強度化

■ 講師

(国研)産業技術総合研究所 ナノ材料研究部門 主任研究員 博士(工学) 篠崎 健二 氏(大阪大学 准教授 兼務)

■ 開催要領
日 時 2025年4月8日(火) 12:30〜16:30
会 場 ZOOMを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料 1名につき49,500円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき44,000円(税込)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕
■ プログラム

【本セミナーで学べること】
・ガラスの機械的性質の理解と実際の評価
・実環境におけるガラスの破壊の問題に対する考え方
・高強度なガラスを作るための様々なアプローチ

【講座概要】
ガラス材料は窓、スマートフォンカバー、各種基板など幅広く使われている現代社会には欠かせない材料ですが、一方で未だに製造時、使用時の破損は未解決の重大な課題です。本講座では、ガラスの割れやキズの問題解決に向けて、ガラスの強度や硬度をはじめとする機械的特性の考え方と、その背景にある力学や実環境での破損のメカニズムを解説します。さらに、それを踏まえてどのように割れにくいガラスを開発するのかを最先端の研究例も含め紹介します。

1.ガラスの基本的性質
 1.1 ガラスの基本的な特徴
 1.2 ガラスの製造プロセス
 1.3 ガラスの原子構造

2.機械的性質の基礎
 2.1 応力とひずみ
 2.2 弾性変形―ヤング率
 2.3 塑性変形―硬さ
 2.4 応力集中と破壊―強度、破壊靭性
 2.5 き裂耐性

3.ガラスの破壊メカニズム
 3.1 ガラスに生じる様々な歪・応力
 3.2 クラックの生成と伸長
 3.3 水分、温度などの環境の効果
 3.4 実際の破面観察からわかること

4.ガラスの強度・靭性向上技術
 4.1 組成設計
 4.2 物理強化と化学強化
 4.3 粒子分散、分相、結晶化
 4.4 その他の方法

5.まとめ


【質疑応答】

ガラス 破壊 靭性 セミナー