計算 科学 セミナー
        
プロセスインフォマティクスにおけるデータ解析・モデリングと応用展開
AI、シミュレーションを用いた劣化・破壊評価と寿命予測
 
<セミナー No.509472>
【 アーカイブ配信】 (2025年8月29日(金) Live配信の録画配信です)

★ 計算科学とマテリアルズインフォマティクスを連携させていくためのポイントは?

★ 材料開発、設計で計算科学を有効活用するための知識、技術を徹底解説!

マテリアルズインフォマティクスの主幹となる

計算科学シミュレーション


■ 講師

東北大学 金属材料研究所 計算材料学センター センター長・教授 博士(工学) 久保 百司 氏

■ 開催要領
日 時

【アーカイブ(録画)配信】 2025年9月9日まで受付(視聴期間:9月9日〜9月19日まで)
  ※2025年8月29日(金) 10:30〜16:30 Live配信セミナーの録画配信です

会 場 ZOOMを利用したLive配信またはアーカイブ配信 ※会場での講義は行いません
セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料 1名につき55,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕
■ プログラム

【講座概要】
近年のマテリアルズインフォマティクスの発展は目覚しく、多くの企業で、マテリアルズインフォマティクスを今後、十分に活用できるかどうかが、将来の企業における材料開発の成否を分ける重要な鍵となるとの認識が広がりつつあります。一方で、マテリアルズインフォマティクスにおいては、計算科学シミュレーションが重要な役割を担っており、マテリアルズインフォマティクスと計算科学シミュレーションの連携が不可欠であることも、多くの企業において広く認識されています。そこで本講演では、マテリアルズインフォマティクスにおいて重要な役割を担う計算科学シミュレーションの基礎から応用までの講義を中心に行うとともに、計算科学シミュレーションを活用した様々な材料設計の成功例を紹介します。また、聴講者の方には、計算科学シミュレーションとマテリアルズインフォマティクスをいかに実際の企業における材料開発に応用可能であるか、どうすれば計算科学シミュレーションとマテリアルズインフォマティクスを有効に活用できるのかの基礎を理解して頂けるものと考えています。尚、各聴講者の質問についても、可能な範囲で回答する予定です。

【受講対象】
企業において、実験による試行錯誤的な研究開発ではなく、電子・原子レベルの計算科学シミュレーションとマテリアルズインフォマティクスを活用することで、効率的かつ高速な材料設計を実現したいと考えておられる方。特に、マテリアルズインフォマティクスにおいて重要な役割を担う計算科学シミュレーションに興味があり、実際に企業においてどのように計算科学シミュレーションとマテリアルズインフォマティクスを活用することができるのかの知識を得たいと思っておられる方。業種、業界は不問です

【受講後習得できること】
マテリアルズインフォマティクスにおいて重要な役割を担う計算科学シミュレーションを、企業における製品開発にどのように応?することができ、これまでにどのような成功例があるのかの知?を得ることができます。将来的に、計算科学シミュレーションとマテリアルズインフォマティクスを、いかに企業における製品開発に役?たせることができるのかの道筋を理解することができます。さらに、計算科学シミュレーションとマテリアルズインフォマティクスをどのように連携させていくべきかも理解することができます

1.マテリアルズインフォマティクスに向けた計算科学の企業における意義と活用方法
 1.1 企業における計算科学シミュレーションの意義と活用方法
 1.2 マテリアルズインフォマティクスと計算科学シミュレーションの連携
 1.3 マテリアルズインフォマティクスを活用した計算科学による高速スクリーニング
 1.4 計算科学シミュレーションによる特許戦略
 1.5 計算科学シミュレーションを活用した産学連携

2.計算科学シミュレーションの基礎
 2.1 ニューラルネットワークの基礎・特徴・応用可能分野・適用限界
 2.2 分子力学法の基礎・特徴・応用可能分野・適用限界
 2.3 分子動力学法の基礎・特徴・応用可能分野・適用限界
 2.4 モンテカルロ法の基礎・特徴・応用可能分野・適用限界
 2.5 量子化学の基礎・特徴・応用可能分野・適用限界
 2.6 量子分子動力学法の基礎・特徴・応用可能分野・適用限界

3.計算科学シミュレーションによる実践的材料設計
 3.1 トライボロジーへの応用
 3.2 化学機械研磨プロセスへの応用
 3.3 材料合成プロセスへの応用
 3.4 精密加工プロセスへの応用
 3.5 エレクトロニクス・半導体への応用
 3.6 リチウムイオン2次電池への応用
 3.7 燃料電池への応用
 3.8 太陽電池への応用
 3.9 鉄鋼材料の応力腐食割れへの応用
 3.10 摩耗・劣化現象への応用
 3.11 高分子材料への応用

4.計算科学シミュレーションの今後の発展
 4.1 マルチフィジックス計算科学
 4.2 マルチスケール計算科学
 4.3 ニューラルネットワーク分子動力学法
 4.4 スーパーコンピュータ「富岳」成果創出加速プログラム


【質疑応答】

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