トライボロジーの基礎と耐摩耗対策、摩擦制御セミナー
        
有機ケイ素化合物の合成、構造制御とその応用
ウェブハンドリング、 Roll to Rollを利用した生産技術とトラブル対策
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<セミナー No.601411>
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★耐摩耗対策、摩擦制御につながる基礎知識と活用術について解説します


トライボロジー(摩擦、摩耗、潤滑)の

基礎、耐摩耗対策と摩擦制御法


■ 講師

安藤技術士事務所  所長  博士(工学)、技術士(機械部門、金属部門、総合技術監理部門)  安藤 克己 氏

【ご略歴】

1977年〜新日本製鐵(株)(現、日本製鉄(株))において、製鉄設備のエンジニアリング、保全技術、設備  管理、材料技術・トライボロジー研究開発、腐食・防食技術開発に従事。

2000年〜(株)日鐵テクノリサーチ(現、日鉄テクノロジー(株))において、材料技術・トライボロジー、腐食・防食技術関連の試験・分析・評価、技術調査、研究開発支援、技術コンサルティング業務に従事。

2016年 安藤技術士事務所開設、技術コンサルタントとして活動中。 博士(工学)、技術士(機械部門、金属部門、総合技術監理部門)。

■ 開催要領
日 時 【Live配信】2026年1月8日(木) 10:30〜16:30
【アーカイブ(録画)配信】 2025年1月20日まで受付(視聴期間:1月20日〜1月30日朝まで)
会 場 ZOOMを利用したLive配信またはアーカイブ配信 ※会場での講義は行いません
セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料 1名につき55,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕
■ プログラム

【講演ポイント】
 トライボロジー(摩擦、摩耗、潤滑)に関する諸問題は、複雑でつかみどころがないように思われがちですが、トライボロジーの基礎を理解し、原理・原則に基づいた対策を講じれば、解決は可能です。
  本セミナーでは、基礎編で、トライボロジーの基礎となる摩擦、摩耗、潤滑のメカニズムをわかりやすく解説し、応用編で、材料技術(材料を利用する技術)と表面技術(表面に機能を付加する技術)、摩擦摩耗特性の評価・解析法について、実務に役立つと思われる内容を 厳選して、講義します。
  最後に、実用化事例、課題解決事例を紹介し、耐摩耗対策、摩擦制御法等の課題を解決するトライボロジー活用術を習得していただきます。

【プログラム】
[基礎編:摩擦、摩耗、潤滑(トライボロジー)の基礎]
1.はじめに
 1.1 トライボロジーとは
 1.2 トライボロジーの歴史
 1.3 表面と接触
 1.4 表面性状
 1.5 固体の接触
2.摩擦のメカニズム
 2.1 摩擦の法則
 2.2 摩擦の機構
 2.3 凝着部の成長
 2.4 表面膜の影響
 2.5 摩擦(摩耗)試験と摩擦係数
3.摩耗のメカニズム
 3.1 摩耗の形態
 3.2 凝着摩耗
 3.3 アブレシブ摩耗
 3.4 比摩耗量
 3.5 摩耗形態図
 3.6 エロージョン
 3.7 焼付き
 3.8 転がり疲労
 3.9 フレッチング摩耗
 3.10 摩擦摩耗試験結果例
4.潤滑のメカニズム
 4.1 流体潤滑
 4.2 流体潤滑理論
 4.3 弾性流体潤滑
 4.4 境界潤滑
 4.5 潤滑剤、潤滑油
 4.6 グリース
 4.7 固体潤滑剤
 4.8 潤滑トラブル、潤滑管理

[応用編:耐摩耗対策と摩擦制御法]
5.材料技術と表面技術
 5.1 耐摩耗表面設計
 5.2 金属材料
 5.3 熱処理、拡散処理
 5.4 セラミックス
 5.5 高分子材料
 5.6 表面被覆
 5.7 薄膜被覆
6.トライボロジー評価・解析方法
 6.1 摩擦摩耗調査・解析の事例
 6.2 各種摩擦摩耗試験
 6.3 表面性状解析(二次元、三次元)
 6.4 試験機試作
7.実用化・課題解決事例
 7.1 トライボロジー課題解決の手段
 7.2 耐摩耗技術(セラミックス)の開発
 7.3 耐熱・耐摩耗技術(製鉄機械設備:製銑〜製鋼)
 7.4 高摩擦・耐摩耗技術(溶射ロール)の開発
 7.5 高摩擦・耐摩耗技術((製鉄機械設備:圧延〜表面処理)
8.まとめ

【質疑応答】