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【ご略歴】
出光興産に入社後、研究開発部門にて高機能材料、合成潤滑油、電子材料他の製造プロセス開発、量産技術確立に従事後、知的財産部門にて各事業部門の知的財産戦略の策定、実行を推進。
JPECでは、石油精製関連の新規事業企画、事業管理に従事後、廃プラケミカルリサイクル技術開発に従事中。
【講演ポイント】
国内では約800万トン、全世界では約4億トンのプラスチックが1年間に排出されているが殆どは熱回収や埋立てに用いられ、リサイクルされている割合は全世界で10%に満たない。その様な状況下、原料制約が比較的少ないケミカルリサイクル技術が注目されている。
今回は、国内外で稼働しているケミカルリサイクルプラントの稼働状況や計画について、欧州関係機関から直接入手した情報も含めて紹介する。
【習得できる知識】
・廃プラスチックに関するリサイクル方法、各種ケミカルリサイクル技術
・国内外で稼働しているプラント情報、稼働計画
・廃プラ回収〜選別〜廃プラ処理〜原料化〜製品化〜利用〜廃棄に亘るサプライチェーンが抱えている課題
・欧州における廃プラリサイクルの見通し 等
【プログラム】
1. 廃プラスチックのケミカルリサイクル(CR)について
1.1 世界を取巻く廃プラスチック(廃プラ)の状況
1.2 廃プラのリサイクル法
1.3 CR法の種類・技術、目的生成物
1.4 各CR技術における主な反応機構
2. 国内外の混合廃プラCRプラントの稼働状況、計画
2.1 CRプラントの稼働状況(プロセス名称、処理量、場所等)
2.2 CRプラントの計画
2.3 CRプラントが抱える課題
3. トピックス紹介
3.1 単独処理プロセスの事例
3.2 共処理プロセスの事例
3.3 EUにおけるCRの今後の見通し
4.まとめ
4.1 国内外のプラスチックケミカルリサイクルの状況総括
4.2 廃プラケミカルリサイクルに関する課題(例)
【質疑応答】
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