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【講座の趣旨】
有機合成は分子レベルの生成プロセスであり、機械を用いた自動化による効率向上が広く用いられる。一方で、合成化学の研究開発は、反応を実施し、結果の分析や解析を行った後にその結果をもとに次の検討項目を決定する、といったサイクルで進められることから、反応実施はそのサイクルを構成する要素の一つでしかない。すなわち反応の自動化だけでは片手落ちであり、この一連の研究サイクルを自動化することで、真の意味で研究開発を加速し効率化できると言える。本講座では、次世代型化学産業の礎となるであろう、無人化を可能とする自動合成装置と、演者らが最近達成したフロー型自動合成装置の開発について紹介する。
【習得できる知識】
・フロー有機合成の基礎知識
・フロー有機合成の自動化
1.バッチ合成の自動化
1.1 自動合成装置
1.2 ロボットアームを用いた自動化の例
2.フロー合成
2.1 フロー合成の特徴
2.2 フローマイクロ合成の特徴
2.3 フロー合成の最近の例
3.フロー合成の自動化
4.フロー分析
4.1 特徴ピークを基にする分析(IR)
4.2 特徴ピークを基にする分析(NMR)
4.3 特徴ピークのない分析(IR)
4.4 特徴ピークのない分析(NMR)
5.フロー合成の実験条件探索
5.1 2条件の最適化
5.2 複数条件の最適化
5.3 複数の目的関数の同時最適化
6.フロー自動最適化
6.1 自動最適化装置の概要
6.2 自動最適化装置を用いた最適化の例
【質疑応答】
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