化学装置・配管の腐食診断、寿命予測
        
AI、シミュレーションを用いた劣化・破壊評価と寿命予測
プロセス・プラントのリスク、安全性評価
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<セミナー No 605221>

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★損傷が起こりやすいパターンと事故防止策、寿命予測の手法を事例とともに学ぶ!

化学プラント装置・配管の腐食診断,寿命予測


■ 講師

中原材料技術研究所 博士(工学)、腐食防食専門士 中原 正大 氏 【元旭化成】

■ 開催要領
日 時

【Live配信】2026年5月12日(火) 10:30〜16:30
【アーカイブ(録画)配信】 2026年5月21日まで受付(視聴期間:5月21日〜5月31日まで)

会 場 Zoomを利用したLive配信 または アーカイブ配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき 55,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49
,500円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【習得できる知識】
 化学プラントの機器や配管の防食設計とそれら設備の腐食診断について、基礎的な考え方、実際の検討項目について知識

【講座の趣旨】
 基本的な知識を習得し、化学プラント設備の適切な防食設計や、腐食診断を実施できるようになることを目的とする



1. 設備のリスク評価
 1.1 設備のリスク評価の目的
  1) リスク評価の目的
  2) 設計・製作段階
  3) 運転段階
  4) 技術動向
 1.2 リスクの定義
  1) 定義
  2) 寿命現象とは
  3) リスク・マトリックス
 1.3 結果影響とは
  1) 評価項目
  2) 結果影響の評価要因の重点は工場の性質により異なる
  3) 結果影響の評価基準例
  4) 結果影響度を評価する部署
 1.4 発生可能性とは
  1) 発生可能性の評価のステップ
  2) 寿命シナリオ
  3) 技術動向
  4) 発生可能性の評価基準例
  5) 評価の考え方
  6) 発生可能性を評価する部署
 1.5 リスクに応じた対応
  1) 新設設備への対応
  2) 既存設備への対応

2. 装置材料の損傷・劣化と寿命およびその分類
 2.1 装置の寿命
  1) 損傷・劣化現象と装置寿命
  2) 寿命シナリオ
 2.2 材料の損傷・劣化および破壊現象の分類
  1) 発生機構を基にした分類
  2) 形態を基にした分類

3. 材料の損傷・劣化および破壊現象
 3.1 化学的損傷・劣化
  1) 全面腐食
  2) 孔食、すきま腐食
  3) 応力腐食割れ
  4) 異種金属接触腐食
  5) 水素脆化
  6) 水素浸食
 3.2 機械的損傷・劣化
  1) 延性破壊
  2) 脆性破壊
  3) 疲労(き裂および破壊)
  4) エロージョン
  5) 摩耗(摺動部)
 3.3 複合的損傷・劣化
  1) 腐食疲労
  2) エロージョン・コロージョン
  3) クリープ
 3.4 材料の損傷・劣化の俯瞰表と写真集
  1) 俯瞰表
  2) 損傷・劣化写真集

4. 金属腐食の基礎
 4.1 電気化学の基礎
  1) 湿式腐反応の特徴
  2) 電位
  3) 分極特性
 4.2 腐食抑制と耐食皮膜
  1) 金属の腐食抑制
  2) 耐食皮膜の種類と特性

5. 装置材料とその特性
 5.1 化学装置材料の種類と機能
 5.2 炭素鋼・低合金鋼
  1) 種類と規格
  2) 金属組織
  3) 炭素鋼の強度
  4) 炭素鋼の靱性
  5) 炭素鋼の加工性
  6) 低合金鋼とは
  7) 低合金鋼の耐食性
 5.3 ステンレス鋼
  1) ステンレス鋼の種類
  2) ステンレス鋼の組織と特性
  3) ステンレス鋼の脱不働態化pH
  4) ステンレス鋼の鋭敏化
  5) ステンレス鋼の熱処理
 5.4 ニッケル基および高ニッケル合金
  1) ニッケル基および高ニッケル合金の代表的種類
  2) ニッケル基合金の耐食性の特徴
 5.5 チタン、ジルコニウム、タンタル(リアクティブ・メタル)
  1) リアクティブ・メタルの基本的物性
  2) リアクティブ・メタルの溶接
  3) リアクティブ・メタルの耐食性
  4) リアクティブ・メタルのすきま腐食
  5) リアクティブ・メタルの応力腐食割れ
  6) リアクティブ・メタルの水素吸収脆化
  7) チタンの発火性
  8) リアクティブ・メタルの使用にあたっての注意
 5.6 非金属材料
  1) 無機材料
  2) 有機材料

6. 防食設計と設計・製作段階での腐食制御
 6.1 防食設計とは
 6.2 設備の仕様の検討段階での防食設計
 6.3 設計段階での防食設計
  1) 材料選定
  2) 環境制御
  3) 防食構造設計
 6.4 製作段階での腐食制御
 6.5 運転段階での腐食制御

7. 酸環境での材料選定 と アルカリ環境での腐食抑制策
 7.1 酸環境での材料選定
  1) 酸の分類および耐食金属材料
  2) 各種酸の腐食特性
  3) 酸環境での材料選定のまとめ
 7.2 アルカリ環境での腐食抑制策
  1) アルカリ(全面)腐食
  2) 苛性割れ
  3) エロ―ジョン・コロージョン
  4) アルカリ環境での腐食抑制策のまとめ

8. 設備診断
 8.1 設備診断の定義
 8.2 設備診断の分類
  1) 対象装置による分類
  2) 診断の機会(時期)や場による分類
 8.3 設備診断の要素
  1) 測定・解析技術
  2) 劣化・損傷の知識
 8.4 設備診断の例と演習
  1) ステンレス鋼における応力腐食割れの診断例
  2) 異種金属接触腐食が発生する可能性の診断例
  3) チタンの水素化物脆化が発生する可能性の診断例

9. 寿命予測
 9.1 寿命予測とは
  1) 定義
  2) 寿命現象
  3) 寿命シナリオ
  4) ステップ
 9.2 減肉の寿命予測
  1) 全面減肉の寿命予測
  2) 局部腐食の寿命予測
  3) 極値統計を用いた孔食の寿命予測の例
 9.3 割れの寿命予測
  1) 疲労き裂の寿命予測
  2) 劣化の寿命予測
  3) クリープの寿命予測
  4) 非破壊的な水素濃度測定によるタンタルの寿命管理事例


【質疑応答】