燃料電池・水電解におけるセル/電極触媒の構造解析と劣化メカニズムセミナー
        
水素の製造とその輸送,貯蔵,利用技術
金属有機構造体(MOF)の合成、高機能化と応用技術
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<セミナー No.607402>
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★「セル構造と性能の関係」「電極触媒材料と特性の関係」「セル性能の低下要因」
 より高性能で、高い耐久性を持つセルの設計へ向けたアプローチを考察

燃料電池・水電解における
セル/電極触媒の構造解析と劣化メカニズム


■ 講師

九州大学 サステナブル水素研究所 水素利用研究部門 教授 博士(工学) 松田 潤子 氏

■ 開催要領
日 時 【Live配信】2026年7月7日(火) 13:00〜16:30
【アーカイブ(録画)配信】 2026年7月16日まで受付(視聴期間:7月16日〜7月26日まで)
※Live配信とアーカイブ配信は別講座となります。お申し込みの際は、どちらか一方をお選びください。
会 場 ZOOMを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料 1名につき49,500円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき44,000円(税込)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕
■ プログラム

【この講座で学べること】
・燃料電池・水電解セル/材料の観察用試料調製方法と構造解析の進め方
・燃料電池・水電解セル/材料の性能と構造の関係


【講座概要】
近年、脱炭素化社会の実現に向けた様々な取り組みが行われている中、クリーンなエネルギー媒体として水素が注目されている。燃料電池・水電解は水素の製造・循環に関わるデバイスであり、脱炭素社会を実現するシステムのひとつとして、より高い性能を持ち、より耐久性に優れたセル・材料の開発が重要になっている。
燃料電池や水電解セルは、長時間試験後の構造を観察すると様々な変化が見られ、それがセル性能低下と関係する。その劣化メカニズムを解明するには、試験前後のセルの構造を観察して比較するのが一般的である。また、セルの作動環境を模擬した条件で電極触媒の構造・組成変化をその場観察する方法もある。
一方、セルの構造と性能の関係がわかると、高性能・高耐久化セルの構造設計に関する知見が得られる。本セミナーでは、主に固体高分子形および固体酸化物形の燃料電池・水電解について、セルや電極触媒等材料の構造と特性の関係や、電気化学反応に伴う構造変化について言及した後、様々な状況や目的に応じた構造解析・観察用試料調製方法について述べる。

1.燃料電池・水電解とエネルギーシステム
 1.1 世界と日本の水素政策
 1.2 燃料電池・水電解の種類と特徴

2.燃料電池・水電解セルの構造と特性
 2.1 固体高分子形燃料電池・水電解セルの構造と特性
  2.1.1 セル各部位の構造と特性の関係
  2.1.2 電気化学反応に伴う構造変化と特性劣化
 2.2 固体酸化物形燃料電池・水蒸気電解セルの構造と特性
  2.2.1 セル各部位の構造と特性の関係
  2.2.2 電気化学反応に伴う構造変化と特性劣化

3.燃料電池・水電解の電極触媒およびセルの構造観察・分析法 〜測定原理・方法、測定例〜
 3.1 X線回折(XRD)
 3.2 走査型電子顕微鏡(SEM)
 3.3 集束イオンビーム加工観察(FIB-SEM)
 3.4 透過電子顕微鏡/走査透過電子顕微鏡(TEM/STEM)
 3.5 高エネルギー放射光X線を用いた分析(X線吸収分光(XAFS))
 3.6 その他:X線光電子分光法(XPS)など

4.燃料電池・水電解の電極触媒およびセルの観察用試料調製法
 4.1 粉砕法
 4.2 機械研磨
 4.3 ミクロトーム
 4.4 イオンミリング
 4.5 集束イオンビーム加工法(FIB)

5.燃料電池・水電解材料のオペランド観察・測定
 5.1 固体高分子形燃料電池材料のその場観察・オペランド測定
 5.2 固体酸化物形燃料電池・水蒸気電解材料のその場観察・オペランド測定


【質疑応答】