ホルムズ海峡危機とナフサ供給問題・バイオナフサ セミナー

        
工場・研究所における災害・事故 およびリスクとの可視化と対策
 

<セミナー No 608206>

【Live配信のみ】 アーカイブ配信はありません
 

★求められる「原料BCP」/ナフサ不足が樹脂・塗料・接着剤・包装材・自動車・半導体・医薬品・化粧品にも波及
★バイオナフサは本当に石油代替になれるのか? 〜量・価格・品質・インフラの壁を徹底解説〜
★“脱ナフサ”は理想論か,現実か? 〜リサイクル・天然ガス・バイオ原料転換の可能性〜

 

「ナフサ」供給危機とホルムズ海峡封鎖リスク,

エチレン停止リスクの動向と展望

〜バイオナフサ,脱ナフサ,リサイクル原料転換,代替輸入国などの動きなどを含め〜


■ 講 師

【第1部】

村岡環境カウンセラー事務所 代表 村岡 良介 氏

【第2部】

IHテクノロジー(株) 専務取締役 博士(工学) 放送作家 幾島 賢治 氏

【第3部】

【元】近畿大学 理工学部 客員講師 岡部 寛史 氏
■ 開催要領
日 時

2026年8月20日(木) 10:30〜16:30

会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき60,500円(消費税込み,資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につ55,000円〕

〔大学,公的機関,医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【10:30〜12:00】

第1部 ナフサの概況と今後の展望

●講師 村岡環境カウンセラー事務所 代表 村岡 良介 氏

 

【講座の趣旨】

 ナフサは,石油化学産業の?血液?とも称される基礎原料であり,重要資源です。  この大半を輸入に依存しているわが国は,昨今の国際情勢や地政学リスクによる 供給の不安定化の影響を受けて,既に多くの産業で様々な課題を抱えています。 本講座では,それらの課題とその要因を明らかにし,この資源問題を産業構造の転換により解決する視点で,短期・中長期的に展望します。


【セミナープログラム】

1.ナフサ問題の現状と課題
  1.1 ナフサ供給の現状
  1.2 国内企業への影響と要因解析

2.ナフサ問題への対応と現実性
  2,1 代替原料(バイオナフサ)
  2.2 リサイクル技術
  2.3 天然ガスへの転換

3.今後の展望
  3.1 短期的展望
  3.2 中長期的展望
  3.3 まとめ(個人的見解)

4.ナフサに関する情報源情報

【質疑応答】


【13:00〜14:30】

第2部 石油危機勃発での原油調達及び石油製品・石油化学原料のナフサの動向

●講師 IHテクノロジー(株) 専務取締役 博士(工学) 放送作家 幾島 賢治 氏

 

【講座の趣旨】

  米国・イスラエルとイランの紛争の影響でホルムズ海峡封鎖された緊急事態での中東等からの原油調達,石油製品の供給体制の不安と今後の動向を解説する。更に日常生活と深くかかわる化学品及び医薬品などの原料のナフサ需要状況と環境負荷低減のバイオ(合成)ナフサの開発動向について解説する。


【セミナープログラム】

1.背景
  1.1 石油危機の勃発
  1.2 エネルギーの安定度
  1.3 日常生活への影響

2.産油国の原油動向
  2.1 産油国の原油生産及び出荷
  2.2 我が国の原油調達及び原油・石油製品の備蓄

3.国内の石油製品の動向
  3.1 LPG
  3.2 ナフサ(ガソリン)
  3.3 灯油(航空燃料)
  3.4 軽油
  3.5 重油

4.石油化学原料のナフサの動向
  4.1石油由来のナフサの需要
    4.1.1 国産ナフサの需要
    4.1.2 輸入ナフサの供給
  4.2 バイオ・合成ナフサの開発状況
    4.2.1 国内の開発動向
    4.2.2 海外の開発動向

5.我が国の石油産業の競争力
  5.1 石油精製の経済性
  5.2 石油化学の経済性

6.まとめ

【質疑応答】


【14:45〜16:30】

第3部 「バイオナフサ」の製造ルートと諸課題

●講師 【元】近畿大学 理工学部 客員講師 岡部 寛史 氏

 

【講座の趣旨】

  地球温暖化対策として,燃料・化学製品分野でバイオマス利用が叫ばれるなか,石油ナフサと同等の製品を製造する各種ルートと,それらを待ち受ける3つの壁について,大量・低廉が求められるオレフィン市場への参入の可能性を交えながら,解説する。


【セミナープログラム】

1.石油精製とバイオリファイナリー
  1.1 石油精製の歴史とインフラの地球的発展
  1.2 石油精製プロセスとナフサ・燃料等石油製品の製造
  1.3 ナフサとは
  1.4 バイオナフサ・燃料の製造ルートの概要

2.バイオナフサと石油ナフサの相違点と製造・取り扱いに関する三つの課題(壁)
  2.1 量と均質性の壁:均質大量の原料の調達・確保
  2.2 ブレンドの壁:エネルギー密度,煙点,粘度,流動点,芳香族含有率
  2.3 酸素含有の壁:腐食性,熱変性
  2.4 H/Ceff Ratioについて

3.バイオ油脂の石油インフラ利用
  3.1 ドロップイン バイオフュエルズとは(油脂,FAME,HVOの比較)
  3.2 石油インフラへの影響: 精製,貯蔵,輸送,エンジン設備まで
  3.3 既設製油所内での同時精製
    a. 常圧蒸留塔
    b. 水素化脱硫装置
    c. 水添分解装置
    d. 流動接触分解装置
  3.4 水素化前処理オプション(HVO)採用後の投入,同時精製

4. バイオマスのオレフィン展開
  4.1 脱酸素に使用する大量のカーボンニュートラル水素の価格と調達先
  4.2 拡大するオレフィン市場は,高価なバイオナフサを受け入れられるか
  4.3 獣脂を加えた場合の国際展開(Haral,Kosherたい策)

補遺
  製油所内同時精製以外の製造ルートの追加説明
    a. バイオマスのSyngasへの分解とFT合成
    b. バイオマスの水熱分解と水素化・接触分解,など

【質疑応答】