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【10:00-12:00】
1.架橋高分子の基礎 〜反応・構造・評価〜
三重大学大学院 久保 雅敬 氏
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【講座趣旨】
架橋高分子はイオン交換樹脂やヒドロゲルなど、広範囲な分野で使用されている機能性高分子材料である。本講座では、高分子網目構造を形成するためのさまざまな架橋反応を紹介し、架橋反応と得られる架橋構造について解説する。また、架橋形成反応に関する最近の話題についても言及する。
1.架橋高分子について
2.架橋反応の分類
2-1 高分子の架橋反応
1) 化学的架橋
2) 物理的架橋
3.縮合系架橋高分子
3-1 フェノール樹脂
3-2 エポキシ樹脂
3-3 アルキド樹脂
4.ウレタン樹脂
5.付加系架橋高分子
5-1 ビニルエステル樹脂
5-2 不飽和ポリエステル樹脂
6.エポキシ樹脂
7.相互進入網目ポリマー
8.シリコーン樹脂
9.付加反応タイプ
10.ラジカル反応タイプ
11.SiO2架橋タイプ
12.架橋ビニルポリマー
13.ヒドロゲル
14.高吸水性高分子(SAP)
15.スマートゲル(インテリジェントゲル)
16.架橋高分子の最近の話題
16-1 自己修復材料
16-2 可動性架橋高分子
16-3 可逆的な架橋と自己修復
16-4 動的結合を利用
【質疑応答】
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【12:50-14:20】
2.パルスNMRによる高分子の硬化度・架橋密度評価
(株)三井化学分析センター 材料物性研究部 物性解析G
主席研究員 藤村 修平 氏
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【習得できる知識】
・パルスNMRの特徴と測定原理、分子運動性と架橋構造の関係、
・ ゴムの架橋構造評価(緩和時間解析、MQ法)、フィラー-ゴムの相互作用の評価、
・ ゴムの架橋密度分布(MQ法)、ゴムの劣化度合いの評価、
・ 熱硬化性樹脂の硬化挙動の解析、硬化・接着不良のメカニズム解析
【講座趣旨】
パルスNMRでは「分子運動性」の評価を通じて、架橋高分子材料の硬化挙動および架橋構造に関する知見が得られる。本講座では、基礎的な内容に加え、ゴム材料と熱硬化性樹の評価事例について解説する。
1.パルスNMRについて
1.1 パルスNMRの測定原理と特徴
1.2 横緩和時間と分子運動性
1.3 多量子コヒーレンス(MQ)法によるゴムの架橋構造評価
2.評価事例
2.1 ゴム材料
1) 架橋密度と緩和時間の関係
2) ゴムパッキンの劣化度評価と寿命予測
3)MQ法によるゴムの架橋密度の分布解析
4)MQ法と溶媒膨潤法を用いたフィラー-ゴム相互作用の解析
2.1 2 熱硬化性樹脂
1) 架橋構造と分子運動性
2) 経時測定による硬化挙動の評価
3)エラストマー入りエポキシ樹脂の架橋構造と相分離構造
4)接着剤の不具合解析事例
【質疑応答】
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【14:30-16:30】
3.DSC・FT-IRによる樹脂の硬化率・硬化挙動の測定・評価法
NAMICOS技研 代表 工学博士 並木 陽一
氏
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【習得できる知識】
DSC装置やFT-IR装置を利用して硬化率と硬化挙動を求める方法を習得できます。測定手順と計算方法はテキストに具体的に記載してありますので、もし講義中に理解しきれなくても、あとで参照して活用できるようになっています。
【講座趣旨】
化学反応型樹脂の硬化状態を引張試験などの物性による評価だけで確認していると、時間経過後に不具合が発生する場合があります。それを避けるには、化学的に安定な状態になっているのかを知る必要があります。本講座では、DSC装置やFT-IR装置を使って化学的に硬化率と硬化挙動を測定・評価する方法を注意点や誤解しやすい点などを交えて説明します。
1. はじめに
2. DSC装置
2.1 装置概要
2.2 入力補償型DSC装置
2.3 熱流束型DSC装置
3. DSC装置による硬化率・硬化挙動測定
3.1 硬化物試料の硬化率
3.2 硬化過程における硬化率変化
4. DSC法の注意事項
4.1 差曲線計算の可否
4.2 開始点の明示
4.3 硬化時間‐硬化率曲線の誤解
5. FT-IR装置
5.1 装置概要
5.2 赤外吸収とは?
5.3 単位について
5.4 透過率測定の誤解
6. FT-IR装置による硬化率測定原理
6.1 硬化反応による化学構造変化
6.2 硬化反応により変化する赤外吸収ピーク
6.3 内部標準ピークの選定
6.4 赤外吸収ピークの数値化方法
6.5 反応率と硬化率の違いとは?
6.6 硬化率計算方法
7. FT-IR装置による硬化率測定手順
7.1 工程
7.2 試料膜厚の注意点
7.3 測定例
8. FT-IR装置による硬化挙動測定
9. まとめ
【質疑応答】
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