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【講座主旨】
本講座は、バッチ重合プロセスを題材に、化学プラントのリスクアセスメント手法として世界で広く用いられている定性的評価手法『HAZOP』と定量的評価手法『LOPA』を解説します。リスクアセスメントは、安全機能の追加の要否を判定するために行うものです。そこで、本講座では、LOPAの評価結果がNGになる場合を敢えて取り上げ、安全度水準(SIL)を用いた安全計装機能(SIF)の追加方法についても解説します。
【講座内容】
1.リスクアセスメントの概要
1-1 プラント建設プロジェクトの流れ
1-2 デザインレビュー/事前安全評価
1-3 「定性評価」と「定量評価」
1-4 本日の前提プロセス(バッチ重合プロセス)
2.FTA&ETA(リスクアセスメントの基礎)
2-1「Fault Tree Analysis(FTA)」
2-2「Event Tree Analysis(ETA)」
2-3 FTAとETAの本質的な違い
3.HAZOP&LOPA
3-1「Hazard and Operability Studies(HAZOP)」の実施方法
3-2 HAZOPから「Layers of Protection Analysis(LOPA)」へ
3-3 LOPAシートの作り方
3-4「IPL(独立防護層)」と「非IPL(非独立防護層)」
3-5 確率と頻度の考え方
3-6「Probability of failure on demand(PFD)」
3-7 HAZOP/LOPAの結論と追加設備の考え方
4.SIL/SIF/SIS/BPCS
4-1 HAZOP/LOPAからSILの選定へ
4-2「SIL:安全度水準)」
4-3「SIF:安全計装機能)」
4-4「SIS:安全計装システム)」
5.本質安全設計/その他補足事項
5-1「本質安全設計」
5-2 簡略的なリスクアセスメント、他
6.最後に
【注】
時間が許す範囲で以下の『世界の重大事故』も紹介します。これらの事故は、技術論だけでなく、事故を取り巻く社会的背景を知ることが大切です。
@インド・ボパール事故
Aイタリア・セベソ事故
Bイギリス・フリックスボロー事故
Cニューヨーク・シティコープビル設計変更(技術者倫理)
【質疑応答】
◆◆講師プロフィール◆◆◆
専門分野:
ケミカル・エンジニアリング、フィージビリティ・スタディ、海外技術ライセンス、他
略歴・活動・著書など:
【現在の職位】
『池田和人技術士事務所』 代表
三重大学/大阪公立大学/名城大学 非常勤講師
特定非営利活動法人テクノメイトコープ 理事
Gerson Lehrman Group (GLG) 専門家登録者
公益社団法人日本技術士会
中部本部 副本部長/三重県支部長/中部本部 研修委員長
中部本部 化学・金属・繊維部会長/中部本部 活用促進委員会 副委員長
大阪公立大学 百舌鳥化工会 会長 (化学工学科 同窓会 会長)
【過去の経歴】
2021年11月〜2022年3月 : 有限会社ETIC (海外技術ライセンス)
1992年4月〜2021年6月 : JSR株式会社(旧日本合成ゴム株式会社)
→2003〜2006年 : JSR Micro Korea Co. Ltd 出向 (韓国)
→1992〜1995年 : ジェイエスアールシェルエラストマー 出向
【主な著書】
「プロセス・プラントのリスク,安全性評価(共著)」(技術情報協会)
「製造業における化学物質の環境・安全・品質管理の手引(共著)」(新日本法規)
(月刊)配管技術「連載:化学プラントの基本設計」(日本工業出版)
(月刊)技術士「化学プラントのリスクアセスメント」(日本技術士会)
その他、執筆多数
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