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【9:50〜11:20】
第1部 イオン液体の概要・基礎知識
●講師 上智大学 理工学部 物質生命理工学科 教授 博士(工学)
藤田 正博 氏
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【講座の趣旨】
イオン液体は,イオンだけからなる常温で液体の塩であり,構成イオンの分子設計を通じた機能開発が可能である。そのような背景から,イオン液体が活躍する分野はイオニクスデバイスからバイオサイエンスと多岐にわたる。本講演では,イオン液体の基礎知識のみならず演者らが取り組んでいる研究分野を中心とした研究展開について述べる。
【セミナープログラム】
1.イオン液体の基礎知識
1.1 イオン液体とは
1.2 合成方法
1.3 熱的性質
1.4 電気化学的性質
2.溶媒としての応用
2.1 イオン液体の極性
2.2 反応溶媒
2.3 高分子の可溶化
2.4 多糖類の溶解及び分解
3.電解質としての応用
3.1 イオニクスデバイスへの展開
3.2 イオン液体の高分子化
3.3 中間相を示すイオン液体
【質疑応答】
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【11:30〜12:40】
第2部 イオン液体の考え方を応用した固体イオニクス材料の開発,次世代二次電池への応用の可能性
●講師 静岡大学 学術院 理学領域化学コース
講師 博士(工学) 守谷 誠 氏
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【講座の趣旨】
二次電池向け固体電解質への展開を目的として,イオン液体の持つ優れた特徴を「固 体」として利用する試みが精力的に行われています。本講座では,このような固体イ
オニクス材料に関する研究の概況を紹介します。
【セミナープログラム】
1.イオン液体の考え方を応用した固体イオニクス材料の開発
1.1 固体イオニクスについて
1.2 イオン液体の考え方を応用した固体材料開発の経緯
1.3イオン液体の考え方を応用した固体材料の特徴
1.4 イオン液体との類似点と相違点
2.次世代二次電池への応用
2.1 二次電池向け固体電解質としての応用
2.2 全固体電池向け添加剤としての応用
【質疑応答】
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【13:20〜14:30】
第3部 両親媒性イオン液体の設計, 界面化学分野への応用の可能性
●講師 奈良女子大学 研究院 自然科学系 化学領域 教授 博士(工学) 吉村 倫一 氏
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【セミナープログラム】
1.両親媒性イオン液体と界面化学
1.1 両親媒性イオン液体とは
1.2 両親媒性イオン液体の分子構造と特徴
1.3 両親媒性イオン液体の界面吸着と自己組織化
1.4 両親媒性イオン液体に関する研究動向
2.新規構造の両親媒性イオン液体の開発と物性
2.1 四級アンモニウム塩系両親媒性イオン液体の分子設計と合成
2.2 分子構造による融点制御
2.3 分子構造と粘度・導電性・溶解性の関係
3.両親媒性イオン液体の界面・バルク挙動
3.1 気/液界面における吸着特性
3.2 非イオン界面活性剤との混合系の界面挙動
3.3 両親媒性イオン液体が形成するナノ構造
3.4 界面活性剤との複合化とナノ構造形成
【質疑応答】
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【14:40〜15:50】
第4部 金属錯体からなるイオン液体の多彩な機能性
●講師 神戸大学 大学院理学研究科化学専攻
教授 博士(学術) 持田 智行 氏
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【講座概要】
金属錯体にイオン液体の分子設計を適用すると,磁性,クロミズム,化学反応性などを備えた多彩な機能性液体を創出できる。本講座では,その設計指針と特徴的な機能,さらに光反応による液体から固体材料への転換について解説する。
【セミナープログラム】
1.金属錯体イオン液体の分子設計
1.1 金属錯体へのイオン液体の分子設計の適用
1.2 フェロセン錯体からなるイオン液体
1.3 各種有機金属錯体への展開
2.多彩な機能性を示す金属錯体系イオン液体
2.1 外場応答性を示すイオン液体
2.2 化学反応を起こすイオン液体
2.3 高次機能・複合機能への展開
3.光で固体に転換する金属錯体系イオン液体
3.1 光反応性イオン液体の分子設計
3.2 光・熱による多彩な構造転換反応
3.3 外場による物性制御
3.4 光生成固体の構造・機能
【質疑応答】
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【16:00〜17:10】
第5部 イオン液体の計算化学による物性解析とその応用
●講師 北里大学 未来工学部 講師
博士(理学) 石井 良樹 氏
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【講座概要】
イオン液体の機能を左右する輸送物性について,計算化学による予測手法の発展と各手法の特徴を概説する。さらに,物性の網羅的探索や複雑な材料系にも適用できる理論手法と,その応用事例を紹介する。
【セミナープログラム】
1.イオン液体に働く分子間相互作用
1.1 古典力場の基礎
1.2 力場パラメータの決め方
1.3 力場の転用性と実用性
2.分子動力学法による輸送物性の解析
2.1 輸送物性の計算方法
2.2 汎用力場の特徴と限界
2.3 分子間相互作用の調整のその効果
3.イオン性材料の物性探索への応用事例
3.1 固体・液体状態の予測
3.2 蛍光性イオン液体
3.3 二次電池用電解液
3.4 自己組織化イオン液晶
【質疑応答】
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