■第1章 ダイコート技術
1節 スリットダイコーティングの基礎理論と最近の動向
1. ダイコーティングの基礎理論
1.1 弾性と粘性
1.2 非ニュートン流体の粘度近似
1.3 ダイコーティングの解析モデル
1.4 ダイ−バックアップロールクリアランス
2. 最近のダイコーティングにおける動向
2.1 パターンコーティング
2.2 バックアップロールレスコーティング
2.3 ダイレクトドライブ
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3節 ダイコート用高精度スロットダイ
1. 当社スロットダイの特徴
1.1 基本仕様
1.2 加工精度
1.3 超硬合金製スロットダイ
2. 溝幅調整機構
2.1 溝幅調整方法
2.2 調整データ
3. 溝幅測定方法
3.1 測定するときの前提条件
3.2 測定方法
3.3 測定結果
4. CAE解析技術
4節 ダイコート技術
1. 数値解析概要
1.1 解析作業の流れ
1.2 コーティング解析に使用する物理モデル
2. 製品概要
2.1 プリ・プロセッサ
2.2 ソルバー
3. ダイコータ流体解析
3.1 2次元コーティング解析
3.2 3次元コーティング解析
3.3 2次元レべリング解析
5節 流体解析コードFLOW-3DRを用いたダイコート技術への適用
1. FLOW-3DRについて
2. コーティング解析に要求されるCFD機能
2.1 一般的な機能
2.2 重要な機能“動的接触線と動的接触角”
2.3 動的接触線と動的接触角がの解析例
3. ダイコートへの適用
3.1 スロットコーティング
3.2 スライドコーティング
3.3 カーテンコーティング
4. 各種コーティング問題
■第2章 その他の精密塗布・塗工技術
1節 スプレーコート
1. はじめに
2. スプレー塗布における、精密塗布
3. スプレーノズル選定のポイント
4. 二流体外部混合式エアスプレー塗布
4.1. 二流体外部混合式エアスプレーの特徴
4.2. 二流体外部混合式エアスプレーのマイナス面
5. 二流体内部混合式エアスプレー塗布
5.1. 二流体内部混合式エアスプレーの特徴
5.2. 二流体内部混合式エアスプレーのマイナス面
6. 一流体式スプレー塗布
6.1. 一流体式スプレーの特徴
6.2. 一流体式スプレーのマイナス面
7. 一般的なスプレーノズル選定ポイント
8. 現状からの精密塗布の実現
8.1. エアスプレー塗布の場合(低粘度)
8.2. 低粘度塗布液体の供給機器
8.3. スプレー機器使用上の注意点について
8.4. メンテナンスについて 8.5. トラブルとその対策
9. 特殊機器の紹介
9.1. 「必要な場所」への塗布
9.2. 「安定」塗布
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3節 ロールコート
1. ロールによる塗料のピックアップ
2. 2ロールコータによる膜厚制御
2.1 ロール変形
2.2 ロール荷重
2.3 ロール間潤滑膜厚
2.4 塗装膜厚
3. 塗装欠陥
3.1 ピックアップ不良
3.2 塗装むら
3.3 ストライエイション
4. 美麗塗装限界
4節 カーテンコート
1. カーテンコーターの概要とその特徴
2. 鋼板への塗装におけるカーテンコーター
3. ローラーカーテンコーターの概要と特徴
3.1 概要と膜厚制御方法
3.2 操業の限界
3.3 ローラーカーテンコーター
5節 エアナイフコート
1. エアナイフコーターについて
1.1 塗工原理
1.2 用途
1.3 運転条件
2. エアナイフ(計量)について
3. アプリケータ(供給装置)について
3.1 1本ロールタイプ
3.2 2本ロールタイプ
3.3 ファウンテンタイプ
4. キャッチパン(塗料回収装置)について
5. エアナイフでの塗工について
6. エアナイフでの塗工トラブル対策
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■第3章 物理的気相生長法による精密コーティング
1節 真空蒸着
1. 真空蒸着法概要
2. 真空をつくる必要性
3. 平均自由工程
4.真空度を測る単位
5.真空蒸着装置及び付属機器
5.1 真空槽
5.2 真空ポンプ
5.3 付属機器
6. 真空蒸着膜の性質
6.1 膜成長の過程
6.2 皮膜と基板の密着性
6.3 合金の蒸発特性
6.4 特殊な真空蒸着法
7. まとめ
7.1 真空蒸着法の特徴及び主な産業分野
2節 イオンプレーティング
1. イオンプレーティング法の原理
2. ホロカソード方式とカソードアーク方式によるセラミックスコーティング
3. イオンプレーティング処理で可能な膜の特性比較と応用事例
■第4章 各種 フィルム・紙・基板を事例とした!精密塗布・塗工技術
1節 スリット塗布方式におけるフォトレジストへの要求特性
1. 液晶パネル製造用フォトレジストの種類
2. ガラス基板サイズとレジスト塗布方式の変化
3. レジスト組成からのスリット塗布ムラの改良
3.1 モヤムラの発生原因と改善手法
3.2 横段ムラの発生原因と改善手法
4. 高速スリット塗布用レジストへの要求特性
2節 光学部材へのコーティング塗布技術と評価
1. コーティングについて
1.1 浸漬
1.2 CVD
1.3 ダイコート
1.4 真空加工(蒸着)
2. 評価について
2.1 規格について
3. 評価項目と評価結果
3.1 浸漬加工品の評価
3.2 ダイコート品の評価
3.3 真空加工品の評価
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4節 導電性コーティング
1. 導電性コーティング膜の用途
2.導電性コーティングに求められる点
3.薄膜で均一な塗膜に仕上げる低圧スプレーガン
4.導電性コーティングの被塗物対策
5節 塗工紙のためのスプレーコーティング技術
1. スプレーコーターの原理
1.1 微粒子化
1.2 均一な塗工の実現
2. スプレーコーターの構造
3. スプレー塗工紙の特徴
4. MD ラング社における世界第1号OptiSprayコーター
6節 パッケージ包装フィルム・容器における精密塗布・塗工技術
1. フィルムラミネーションにおける接着剤のコーティング
1.1 ウェットラミネーション
1.2 ドライラミネーション
1.3 無用剤ラミネーション
2. 押出コーティング
3. フィルムへの高機能コーティング
3.1 樹脂コーティング
3.2 アルミ蒸着
3.3 シリカ・アルミナコーティング
4. プラスチックボトルへのガスバリアコーティング
4.1 樹脂系コーティングPETボトル
4.2 シリカコーティングPETボトル
4.3 カーボンコーティングPETボトル
■第5章 精密塗布における周辺技術
(塗液・塗工剤、乾燥、クリーン化、配送技術)
1節 塗液・塗工剤の調製
1. SM熱交換器の構造
2. SM熱交換器の特長
3. SM熱交換器の設計計算例
4. SM熱交換器の塗工工程における導入例
4.1 塗工液(粘着剤)の温度による粘度調整(加熱)
4.2 塗工液の温度による粘度調整(加熱・冷却)
4.3 PVA連続溶解システム
4.4 塗工液連続調合システム
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3節 塗布膜乾燥過程の予測と最適化
1. 塗布膜乾燥の分類
2. 塗布膜乾燥解析の基礎
2.1 境膜抵抗律速と内部抵抗律速
2.2 乾燥方程式
2.3 拡散係数
2.4 溶媒蒸気圧
3. Regular Regime 理論と乾燥特性関数
3.1 Regular Regime
3.2 流束比較法
3.3 乾燥特性関数の温度補正
3.4 拡散係数の決定
4. 塗工機の簡便設計
4.1 設計方程式
4.2 最適設計計算
4節 塗工液配送技術(高精度定量ポンプTPLシリーズ)
1. 開発背景
2. ポンプの分類
2.1 回転式ポンプとその構造
2.2 往復動式容積ポンプとその構造
3. ダイヤフラムポンプの脈動防止
3.1 脈動波形
3.2 無脈動波形
3.3 特殊カムを用いた2連無脈動
3.4 2連無脈動波形
4. TPLポンプの特徴と構造
4.1 特徴
4.2 ポンプ構造
4.3 ポンプ性能
4.4 ポンプ仕様能力
4.5 メンテナンス性
5.吐出性能比較例
6. 代表的塗工液による性能比較
6.1 エポキシ系樹脂、ポリイミド、BTレジン等
6.2 PSA(粘・接着剤)
6.3 シリコーン系PSA
6.4 試験フロー
6.5 試験方法
6.6 試験結果
6.7 脈動データの比較
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