第1章 巻出・巻戻
第1節 巻出方式 種類と用途
1-1. 種類
1-1-1. 軸式
1-1-2.シャフトレス式
1-1-3.本体付
1-1-4.別スタンド式
1-1-5.多軸ターレット式
1-1-6.追従式
1-1-7.片持式
1-2.用途別に使用
1-2-1.追従巻出
1-2-2.ピーロオフローラ
1-2-3.EPC装置
1-2-4.オシュレーション
1-2-5.接合
1-2-6.傾き調整(前後調整)装置
1-2-7.偏芯吸収ローラ
第2節 ブレーキの種類と計算
2-1.ブレーキの種類
2-1-1.機械式ブレーキ
2-1-2.エアーブレーキ
2-1-3.油圧ブレーキ
2-1-4.パウダーブレーキ
2-1-5.DCモータ(トルク・回転数)
2-1-6.ACモータ(トルク・回転数)
2-1-7.リニアーモータ
2-1-8.クラッチ(モータ)
2-2.計算
2-2-1.ブレーキの選定
2-2-2.GD2の計算例
第3節 巻出張力のコントロール技術
3-1.ダイヤテンション
3-2.ダンサーローラ式
3-3.張力フィードバック式
3-4.電動機式
3-5.2モータ式
3-6.ループ式
第2章 スリッター
第1節 パスラインの種類と刃物の種類
1-1.パスラインの種類
1-2.刃物の種類
第2節 刃物の形状と径及び組込条件の設定
2-1.刃物の形状と径
2-2.組込時の条件設定
2-3.刃物に要求される条件
2-4.刃物の組合せとセット方法
2-5.切断後の材料の形状
2-6.刃物の駆動方式と周速
第3節 刃物以外の要素と効果
3-1.刃物以外の要素
3-2.切断後のローラ及び製品の清掃
3-3.歪取りローラとスリット後のパスライン
3-4.刃物除塵装置の切断面
3-5.刃物の材料と表面処理
3-6.その他のスリット方法
3-7.刃物以外のスリット方法
3-8.刃物拡大写真による刃物の判定
3-9.空中切りのカット等に用いられる刃物及びホルダー
第4節は著作権の都合上、掲載しておりません
第3章 巻取部
第1節 巻取方式の種類
第2節 巻品質について
第3節 解析モデル
3-1.内部応力の概念とモデル化の歴史
3-2.解析モデルの概要
第4節 内部応力に着目した巻取条件検討例
4-1.コア脱着時のコア変形の影響
4-2.基材とコアの熱膨張係数が異なる場合の温度変化の影響
4-3.軸方向の変形
第5節 基材の厚さムラについて
5-1.幅方向厚さムラとゲージバンド
5-2.厚さムラと機種選定に関して
5-3.長手方向の偏肉に起因するロール変形について
第4章 ウェブの搬送と巻き取りの基礎理論
第1節 はじめに
第2節 ウェブ浮上量の見積り
第3節 ウェブとローラ間の摩擦特性
第4節 ウェブ巻き取り工程における空気膜厚さ
第5節 おわりに
第5章 クリーン化・静電気対策
第1節 製造工程のクリーン化管理と診断
1.はじめに
2.10μm以上の粒子の挙動
3. 清浄、向上への取り組み
3-1. 設備側からの対応
3-2.運用上の対応
4.クリーンルームの清浄度維持・管理
4-1.作業者発塵と対策
4-1-1.作業者発塵
4-1-2.作業者による汚染の防止対策
4-2.管理に関して
5.クリーン化診断
6. 終わりに
第2節 製造工程のクリーン度の評価
1.粒子の挙動とサンプリング
1-1.粒子の挙動
1-2.フィルタの原理
1-3.サンプリングチューブ内での粒子の損失
1-4.サンプリングにおける注意点
2.測定器について
2-1.空気中のクリーン度測定機器
2-1-1.粒子の個数濃度による測定
2-2.粒子の重量濃度による評価
2-3.液体のクリーン度の測定機器
3.クリーン度(清浄度)の評価方法と清浄度クラス
3-1.クリーンルームのクリーン度評価方法
第3節 食品・医薬品用包装材料の作業現場のクリーン化・静電気対策
1.食品・医薬品用包装材料製造時のクリーン化の必要性
2.食品・医薬品の包装材料への混入する異物とは
3.食品包装中に混入する異物(包装材料を主体に)
3.1 化学的異物と防止方法
(1)原材料・副材料における異物混入
(2)工程上の異物混入
3.2 物理的異物と防止方法
(1)原材料・副材料・工程・保管における異物混入
3.3 生物的異物と防止方法
(1)原材料・副材料における異物混入
(2)工程・保管における異物混入
(3)機能・技法による異物混入排除
4. クリーンな環境下における包装材料の製造
4-1.軟包装業界における衛生管理自主基準と認定工場制度
4-2.食品・医薬品包装材料の異物混入対策
5. 清掃の徹底と毛髪対策
6.微生物制御とクリーンルーム
6-1.包装による微生物制御
6-2. バイオクリーンルームと管理
7.静電気対策
8.異物混入防止・静電気防止は永遠のテーマ
第4節 帯電防止技術
1.帯電のメカニズム
2.帯電防止フィルムの分類
2-1.帯電防止技術別;
2-2.素材別;
2-3.用途別;
・電気電子
・一般包装
・食品包装
・複合フィルム用ベースフィルム
・複合フィルム用シーラント
・写真フィルム
3.使用原材料関係
3-1.プラスチックフィルム・シート
3-2.塗料、インキ、接着剤等
3-3.紙資材関係
4.直接帯電防止技術
4-1.練り込み技術
4-2.コーティング技術
4-3.ボンディップについて
4-4.実例とその効果
5.間接帯電防止技術
5-1.除電システム
5-2.設備別
5-3.実例とその効果
6.静電気に関する基礎まめ知識
@フィルム・紙等のシート状帯電物質の危険な帯電電位
A帯電したプラスチック板を、接地した金属板で除電出来るか?
Bプラスチックの薄いフィルムや紙等が帯電して吸着したり、
バラバラになって揃わない時は?
Cクリーンルーム内で使用するプラスチック製品に、
帯電防止のためカーボンを混入したものの有効性は?問題点は?
Dロールに巻き取るフィルム・紙等の帯電防止、電撃防止対策は?
E高速走行のフィルム・紙等のシート状物体に帯電した静電気の効果的な除電方法は?
7.静電気測定技術関係
7-1.静電気測定
7-2.表面抵抗値測定
8.まとめと今後の方向性
8-1.練り込みタイプ
8-2.コーティングタイプ
8-3.除電タイプ
8-4.複合タイプ
第6章 スリッター加工の事例および加工条件の最適化・トラブル対策
事例@ 粘着テープにおけるスリッター加工と粘着剤の力学的性質との相関性
事例A スリッター加工におけるトラブル事例 ―現場のトラブルとその対策―
1.各論
1-1.スリッター/リワインダー
1-2.カッター
1-3.抜き加工
2.異常について
3.使用原材料関係
3-1.プラスチックフィルム・シート
3-2.表面処理
3-3.紙資材関係
4.フィルムロールフォーメーション向上技術
4-1.シワ発生原因と防止技術
4-2.実例とその効果
@OPP、PETフィルム
Aコーティング品
B生分解性フィルム、シート
C軟質ポリオレフィンシート(塩ビ代替品)
Dラミネート加工品
4-3.測定技術関係
@形状測定
A巻き硬さ測定
5.今後の方向性
5-1.スリッター/リワインダー
5-2.カッター
5-3.抜き加工
5-4.全体システム