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スリッター リワインダー 書籍

1336

スリッター/リワインダーにおける
加工条件の最適化とトラブル対策

Optimization and Troubleshooting of Slitting / Riwinding process Condition
■ 執筆者(敬称略)
(株)西村製作所
旭化成エンジニアリング(株)
東海大学
日立プラント建設(株)
福田 紀久雄
三谷 修造
橋本 巨
平田 順太
リオン(株)
水口技術士事務所
(株)トーツヤ・エコー
古河電気工業(株)
一条 和夫
水口  眞一
藤    徹
加納 義久
■ 目  次
 

第1章 巻出・巻戻      
                        
第1節 巻出方式 種類と用途
1-1. 種類
1-1-1. 軸式
1-1-2.シャフトレス式
1-1-3.本体付
1-1-4.別スタンド式
1-1-5.多軸ターレット式
1-1-6.追従式
1-1-7.片持式
1-2.用途別に使用
1-2-1.追従巻出 
1-2-2.ピーロオフローラ
1-2-3.EPC装置
1-2-4.オシュレーション
1-2-5.接合
1-2-6.傾き調整(前後調整)装置
1-2-7.偏芯吸収ローラ

第2節 ブレーキの種類と計算
2-1.ブレーキの種類
2-1-1.機械式ブレーキ
2-1-2.エアーブレーキ
2-1-3.油圧ブレーキ
2-1-4.パウダーブレーキ
2-1-5.DCモータ(トルク・回転数)
2-1-6.ACモータ(トルク・回転数)
2-1-7.リニアーモータ
2-1-8.クラッチ(モータ)
2-2.計算
2-2-1.ブレーキの選定
2-2-2.GD2の計算例

第3節 巻出張力のコントロール技術
3-1.ダイヤテンション
3-2.ダンサーローラ式
3-3.張力フィードバック式
3-4.電動機式
3-5.2モータ式
3-6.ループ式


第2章 スリッター  
     
                         
第1節 パスラインの種類と刃物の種類
   1-1.パスラインの種類
   1-2.刃物の種類

第2節 刃物の形状と径及び組込条件の設定
   2-1.刃物の形状と径
   2-2.組込時の条件設定
   2-3.刃物に要求される条件
   2-4.刃物の組合せとセット方法
   2-5.切断後の材料の形状
    2-6.刃物の駆動方式と周速

第3節 刃物以外の要素と効果

   3-1.刃物以外の要素
   3-2.切断後のローラ及び製品の清掃
   3-3.歪取りローラとスリット後のパスライン
   3-4.刃物除塵装置の切断面
   3-5.刃物の材料と表面処理
   3-6.その他のスリット方法
   3-7.刃物以外のスリット方法
   3-8.刃物拡大写真による刃物の判定
   3-9.空中切りのカット等に用いられる刃物及びホルダー

第4節は著作権の都合上、掲載しておりません


第3章 巻取部

第1節 巻取方式の種類

第2節 巻品質について

第3節 解析モデル
    3-1.内部応力の概念とモデル化の歴史
    3-2.解析モデルの概要

第4節 内部応力に着目した巻取条件検討例

    4-1.コア脱着時のコア変形の影響
    4-2.基材とコアの熱膨張係数が異なる場合の温度変化の影響
    4-3.軸方向の変形

第5節 基材の厚さムラについて

    5-1.幅方向厚さムラとゲージバンド
    5-2.厚さムラと機種選定に関して
    5-3.長手方向の偏肉に起因するロール変形について


第4章 ウェブの搬送と巻き取りの基礎理論

第1節 はじめに

第2節 ウェブ浮上量の見積り

第3節 ウェブとローラ間の摩擦特性

第4節 ウェブ巻き取り工程における空気膜厚さ

第5節 おわりに


第5章 クリーン化・静電気対策


第1節 製造工程のクリーン化管理と診断

1.はじめに
2.10μm以上の粒子の挙動
3. 清浄、向上への取り組み
  3-1. 設備側からの対応
  3-2.運用上の対応
4.クリーンルームの清浄度維持・管理
  4-1.作業者発塵と対策
   4-1-1.作業者発塵
   4-1-2.作業者による汚染の防止対策
  4-2.管理に関して
5.クリーン化診断
6. 終わりに

第2節 製造工程のクリーン度の評価
1.粒子の挙動とサンプリング
  1-1.粒子の挙動
  1-2.フィルタの原理
  1-3.サンプリングチューブ内での粒子の損失
  1-4.サンプリングにおける注意点
2.測定器について
  2-1.空気中のクリーン度測定機器
   2-1-1.粒子の個数濃度による測定
  2-2.粒子の重量濃度による評価
  2-3.液体のクリーン度の測定機器
3.クリーン度(清浄度)の評価方法と清浄度クラス
  3-1.クリーンルームのクリーン度評価方法

第3節 食品・医薬品用包装材料の作業現場のクリーン化・静電気対策
1.食品・医薬品用包装材料製造時のクリーン化の必要性
2.食品・医薬品の包装材料への混入する異物とは
3.食品包装中に混入する異物(包装材料を主体に)
  3.1 化学的異物と防止方法
   (1)原材料・副材料における異物混入
   (2)工程上の異物混入
  3.2 物理的異物と防止方法
   (1)原材料・副材料・工程・保管における異物混入
  3.3 生物的異物と防止方法
   (1)原材料・副材料における異物混入
   (2)工程・保管における異物混入
   (3)機能・技法による異物混入排除
4. クリーンな環境下における包装材料の製造
  4-1.軟包装業界における衛生管理自主基準と認定工場制度
  4-2.食品・医薬品包装材料の異物混入対策
5. 清掃の徹底と毛髪対策
6.微生物制御とクリーンルーム
  6-1.包装による微生物制御
  6-2. バイオクリーンルームと管理
7.静電気対策
8.異物混入防止・静電気防止は永遠のテーマ

第4節 帯電防止技術                   
1.帯電のメカニズム
2.帯電防止フィルムの分類
  2-1.帯電防止技術別;
  2-2.素材別;
  2-3.用途別;
   ・電気電子
   ・一般包装
   ・食品包装
   ・複合フィルム用ベースフィルム
   ・複合フィルム用シーラント
   ・写真フィルム
3.使用原材料関係
  3-1.プラスチックフィルム・シート
  3-2.塗料、インキ、接着剤等
  3-3.紙資材関係
4.直接帯電防止技術
  4-1.練り込み技術
  4-2.コーティング技術
  4-3.ボンディップについて
  4-4.実例とその効果
5.間接帯電防止技術
  5-1.除電システム
  5-2.設備別
  5-3.実例とその効果
6.静電気に関する基礎まめ知識
   @フィルム・紙等のシート状帯電物質の危険な帯電電位
  
   A帯電したプラスチック板を、接地した金属板で除電出来るか?
 
   Bプラスチックの薄いフィルムや紙等が帯電して吸着したり、
                             バラバラになって揃わない時は?
  
   Cクリーンルーム内で使用するプラスチック製品に、
         帯電防止のためカーボンを混入したものの有効性は?問題点は?
 
   Dロールに巻き取るフィルム・紙等の帯電防止、電撃防止対策は?
  
   E高速走行のフィルム・紙等のシート状物体に帯電した静電気の効果的な除電方法は?
7.静電気測定技術関係
   7-1.静電気測定
   7-2.表面抵抗値測定
8.まとめと今後の方向性
   8-1.練り込みタイプ
   8-2.コーティングタイプ
   8-3.除電タイプ
   8-4.複合タイプ


第6章 スリッター加工の事例および加工条件の最適化・トラブル対策


事例@ 粘着テープにおけるスリッター加工と粘着剤の力学的性質との相関性
 
事例A スリッター加工におけるトラブル事例 ―現場のトラブルとその対策―          

1.各論
  1-1.スリッター/リワインダー
 1-2.カッター
 1-3.抜き加工
2.異常について
3.使用原材料関係
 3-1.プラスチックフィルム・シート
 3-2.表面処理
 3-3.紙資材関係
4.フィルムロールフォーメーション向上技術
 4-1.シワ発生原因と防止技術
 4-2.実例とその効果
  @OPP、PETフィルム
  Aコーティング品 
  B生分解性フィルム、シート 
  C軟質ポリオレフィンシート(塩ビ代替品) 
  Dラミネート加工品
 4-3.測定技術関係
  @形状測定
  A巻き硬さ測定
5.今後の方向性
 5-1.スリッター/リワインダー
 5-2.カッター
 5-3.抜き加工
 5-4.全体システム