第1節 ナノテクノロジー開発の現状
・ナノテクノロジー産業化は進んでいるか
・ナノ粒子が産業化を牽引する
第2節 ナノ粒子とは/なぜナノ粒子か
・できるナノ粒子と作るナノ粒子
・ナノ粒子化で何が変わるのか
第3節 ナノテクノロジーの社会受容とナノ粒子毒性研究
・動き出した日本の包括的取組
・ナノ粒子に毒性はあるのか
・これから何をすべきか
第2章 ナノ粒子・微小粒子の体内への侵入と体内移行メカニズム |
第1節 ナノ粒子の人体経路
[1]呼吸による肺での沈着
[2]は著作権の都合上、掲載しておりません
[3]は著作権の都合上、掲載しておりません
第2節 ナノ粒子の体内分布と標的となる臓器、生体機能
・ナノ粒子の体内移行と分布
・吸入粒子の臓器への影響
・循環血液中ナノ粒子の臓器への影響
・中枢神経系への影響
・皮膚を介した影響
第3節 粉塵の呼吸器への沈着
・沈着、排除と保持
・エーロゾル粒径の表示方法
・呼吸器の構造
・粒子沈着の機構
・粒子の沈着
・粒子の排除
第3章 粉塵・微粒子における医学的な症例と生体影響研究、曝露の現状と対策 |
第1節 職業性粉じん障害と労働衛生管理
第2節 職業性粉じん暴露による健康障害
第3節 粉じん作業の労働衛生管理
第4節 アスベストによる健康障害の3つの波
・アスベストによる健康障害
・アスベストの物性と人体への影響
・アスベストの低濃度暴露とアスベスト小体
・アスベストの低濃度汚染
・非職業性低濃度のアスベスト暴露のリスクアセスメント
・生体内のアスベスト繊維数と中皮腫
・アスベスト小体から何が判るか?
第5節 鉱物による生体への反応機構
第6節 塵肺と肺内粉塵
第7節は著作権の都合上、掲載しておりません
第1節 ナノ粒子のキャラクタリゼーション
[1]電子顕微鏡
[2]分析電子顕微鏡法を用いたナノ粒子の構造解析
[3]水銀圧入法、BET法(ガス吸着法)
[4]ナノ粒子系へのメスバウアースペクトルの応用
[5]粒度測定法
(1)自動画像解析法
(2)は著作権の都合上、掲載しておりません
(3)動的光散乱法
(4) カスケードインパクター
(5)レーザ回折・散乱法の原理
[6]ナノ粒子計測に関する現状と動向
第2節 毒性評価法/試験法
[1]は著作権の都合上、掲載しておりません
[2]は著作権の都合上、掲載しておりません
第5章 各ナノ粒子・微粒子の毒性評価・安全性試験の動向 |
第1節 各化学物質
・フラーレン
・ナノ粒子・微粒子としての毒性
・ナノ粒子・微粒子の毒性評価の問題点
・フラーレンのナノ粒子・微粒子化法
・水溶性フラーレン誘導体の合成とサンプル調製
・フラーレン類の毒性
・フラーレン類の毒性評価 現状でのまとめ
・抗がん剤としての可能性
・カーボンナノチューブ
・カーボンナノチューブの毒性評価試験
・肺毒性試験(in vivo) ・刺激炎症試験(in vivo)
・軟組織埋入試験(in vivo) ・細胞毒性試験(in vitro)
・高純度多層カーボンナノチューブの細胞毒性に関する長さの影響
・高純度多層カーボンナノチューブのキャラクタリーゼーション
・In vitro 試験
・平均長さ220 nmのMWCNTs ・平均長さ825 nmのMWCNTs・酸化チタン
・これまで報告された疫学研究からみた酸化チタンの安全性
・毒性評価の動向 ・in vivo実験での酸化チタンの発がん性
・酸化チタンの結晶構造、大きさ、形状、表面構造などの特性に関する毒性
・皮膚に対する毒性
・酸化亜鉛
・金属ナノ粒子
・材料(マクロ)と生体反応(in vivo)
・マクロ(バルク体)とミクロ(微粒子)に対する生体反応
・生体適合性の微粒子サイズ依存性(in vitro)
・微粒子と生体適合性(in vivo)
・ナノ微粒子の刺激性と体内侵入
・ナノサイジング効果
第2節は著作権の都合上、掲載しておりません
第1節 ナノ粒子の暴露測定法と測定例
・ナノ粒子の暴露測定法
・作業場におけるナノ粒子の測定例
第2節 ナノ粒子の曝露対策技術・管理の現状
・ナノ粒子の曝露対策技術の現状
・ナノ粒子の製造現場における管理の現状
・産業技術総合研究所の調査
・ICONによる調査
・ナノ粒子の管理手法の開発の動向−ベストプラクティスの提案
・米国でのベストプラクティスの取組み
・日本でのベストプラクティスの取組み
・その他諸国におけるベストプラクティスへの動き
・英国
・ドイツ
・その他諸国の動きと国際的な取り組み
・フランス
・カナダ
・中国、台湾
・経済協力開発機構(OECD)
・国際標準化機構(ISO/TC 229)
第3節 工業ナノ粒子の環境安全に関する国際標準化の動向
・国際標準化の発端:社会影響議論が引き金
・標準化機関並びに国際標準化の経緯
・ISOにおける標準化動向
・ISOと経済協力開発
・ASTM/E-56の取組み
・日本の取組み
第7章 ナノ粒子リスク評価・管理の現状と国内外の動向 |
第1節は著作権の都合上、掲載しておりません
第2節 国内外のナノ粒子リスク評価管理プロジェクト
・米国
・環境保護庁(EPA) ・国立労働安全衛生研究所(NIOSH)
・米国材料試験協会(ASTM)
・ウッドロー・ウィルソン国際センター
・International Council on Nanotechnology (ICON)
・欧州
・EU
・英国
・国際機関
・国際標準化機構(ISO)
・経済協力開発機構(OECD)
・日本
・文部科学省科学技術振興調整費
・ナノ粒子リスク評価プロジェクト
第8章 ナノ粒子・微粒子を防ぐ呼吸保護具の種類と評価 |
第1節 ナノ粒子と呼吸用保護具
・防じんマスクと防じん機能付き防毒マスク
・防じんマスク用ろ過材の規格
・ろ過材(フィルタ)の粒子捕集
・防じんマスクの使用法
第2節 石綿(アスベスト)障害の予防対策用呼吸用保護具の種類と選択
・呼吸用保護具の種類
・呼吸用保護具の選択