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最新 導電性高分子 全集 
〜高導電率化/経時変化の抑制/汎用有機溶媒への溶解性向上〜


The latest /The Complete Works of Conductive polymer
■ 執筆者(敬称略)
東京工業大学
東京工業大学
東京工業大学
山形大学
昭和電工(株)
(有)シルテック
【元エッチ・シー・スタルク(株)】
山口東京理科大学
山梨大学
筑波大学
筑波大学
静岡大学
名古屋工業大学
名古屋大学
名古屋大学
筑波大学
山本 隆一
熊谷 章
飯島 孝幸
倉本 憲幸
大久保 隆

橋本 定待
戸嶋 直樹
厳 虎
後藤博正
米山 裕之
坂口 浩司
高木 幸治
伊東 裕
黒田 新一
神原 貴樹
早稲田大学
(株)東芝
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九州工業大学
テイカ(株)
東京農工大学
信越ポリマー(株)
昭和電工(株)
(独)日本原子力研究開発機構
(独)日本原子力研究開発機構
(独)日本原子力研究開発機構
桐蔭横浜大学
新日本石油(株)
新日本石油(株)
(株)タッチパネル研究所
古川 行夫
西沢 秀之
森石 亮治
金藤 敬一
江上 賢洋
下村 武史
寧 太陸
武内 正隆
八巻 徹也
浅野 雅春
吉田 勝
宮坂 力
久保 貴哉
錦谷 禎範
小野 陽一
■ 目  次
第1章 π共役導電性高分子材料の種類と機能特性

 1.π共役高分子
 2.π共役高分子の種類
 3.π共役高分子の導電機構
 4.π共役高分子の固体構造
 5. 導電性高分子の応用:最近の電子・光デバイスへの応用研究
   5.1 導電膜
   5.2 発光材料(有機LED)
   5.3 電界効果型トランジスタ(FET)
   5.4 太陽電池

 

第2章 材料の特性と応用展開 

第1節  ポリアニリン系導電性高分子の特性と評価及び実用例
 1.プラスチック材料と導電性
 2.「電気を導く導電性高分子」
 3.「導電性高分子ポリアニリン」
 4.「導電性高分子ポリアニリンの基礎」
 5.「両親媒性ポリアニリンの合成」
 6.「静電気障害と帯電防止材料」
 7.「ポリアニリンの帯電防止材料としての実用化」

第2節 ポリチオフェン系(自己ドープ型)導電性高分子の特性と評価および実用例
 1.自己ドープ型ポリチオフェン系ポリマーの物性
 2.自己ドープ型ポリチオフェン系ポリマーの評価法
 3.自己ドープ型ポリチオフェン系ポリマーの実用例

第3節 PEDOTの特性と有機ELへの応用
 1.正孔注入層用 PEDOT/PSS
   1.1 PEDOT/PSSの構造
   1.2 PEDOT/PSSの特性
   1.3 PEDOT/PSSの塗布方法
 2.直接重合 PEDOT による ITO 代替
 3.ITO代替 高導電PEDOT / PSS  Baytron PH 500


第3章 合成法

第1節 導電性高分子の電解重合法、酸化重合法と合成のポイント
 1.導電性高分子の電気化学酸化合成法の事例
   1.1 ベンゼンの電解重合
   1.2 ピロールの電解重合
 2.導電性高分子の化学酸化重合
   2.1 硫酸セリウム(IV)によるアニリンの酸化重合
   2.2 前駆体を経るポリアニリンの合成
 3.環境に優しい導電性高分子の触媒化学的合成
   3.1 ポリアニリンの触媒的合成
   3.2 ポリピロールの触媒的合成

第2節 導電性高分子の合成と電解不斉重合法
 1.芳香族共役系高分子
 2.光学活性共役系高分子
 3.円偏光二色性
 4.液晶
 5.導電性高分子の合成
 6.電解重合法
 7.エレクトロクロミズム
 8.電解不斉重合法
   8.1 コレステリック液晶電解液での合成法
   8.2 光学活性
   8.3 キラルなヘリカルポリアニリンの化学重合による合成法
   8.4 アニリンの電解不斉重合法
   8.5光学活性の測定

第3節 電気化学エピタキシャル重合による高分子合成法
 1.電気化学エピタキシャル重合
   1.1 モノマー・ヨウ素混合法
   1.2 表面核埋込法
 2.異種分子ワイヤの電気化学的接続

第4節 共役ポリマーにおける不飽和七員環骨格の導入
 1.トロポノイド化合物の特徴
 2.ベンゾトロポンタイプのポリマー
 3.トロポンタイプのポリマー
 4.トロポロンタイプのポリマー

 

 

第4章 分子設計とドーピング 

第1節 導電性高分子のドーピングプロセスとキャリア伝導機構
 1.ドーピングの目的
 2.ドーピングによって発生するキャリア
 3.化学あるいは電気化学ドーピング
   3.1 ドーパントの種類
   3.2 ドーピングの方法
   3.3 ドーパントの定量
 4.電界効果ドーピング
 5.光ドーピング
 6.キャリア伝導機構
   6.1 絶縁体的領域
   6.2 可変領域ホッピング
   6.3 金属的領域
   6.4 強電界下の非オーミック伝導

第2節 n型導電性π共役高分子の分子設計とドーピング技術
 1.p型ドーピングとn型ドーピング
 2.n型導電性π共役高分子の分子設計と合成
 3.n型導電性π共役高分子の特性評価
 4.n型導電性高分子の有機デバイスへの応用
 5.電荷移動型導電性高分子の分子設計と合成

第3節は著作権の都合上、掲載しておりません


第5章 測定・分析と評価

第1節 赤外分光法を用いたキャリア(構造・密度)の測定手法と評価
 1.導電性高分子のキャリア
 2.キャリアの電子状態:可視・近赤外吸収スペクトル
 3.キャリアの振動状態:赤外吸収スペクトル
 4.有機薄膜トランジスタに存在するキャリアのその場観測
 5.キャリア面密度と吸収強度

第2節 導電性高分子のキャリア移動の測定と解析手法
 1.過渡光電流によるTime of Flight法
   1.1 過渡光電流の測定法
   1.2 過渡光電流の解析法
     ・膜厚が光の進入長に比べ厚い場合
     ・膜厚が光の進入長に比べ厚くない場合
     ・フィッティング法
   1.3実際の測定例
 2.有機電界効果型トランジスタ
   2.1 ホッピング移動度を考慮したグラジュアルチャネル近似モデル
   2.2 モデルの格子化と解析手法
   2.3 電流-電圧特性の再現

第6章 【用途別】 材料の要求特性と実用事例

第1節 導電性高分子塗料
 1.導電性高分子
   1.1代表的な導電性高分子
   1.2 可溶化
 2.ポリチオフェン系導電性高分子
   2.1 ポリ(3,4-エチレンジオキシチオフェン)(PEDOT)
   2.2 製膜性改良技術
   2.3 高導電化
 3.各種導電性高分子塗料の特性(セプルジーダの特徴)
   3.1 各種(セプルジーダTM)の基本物性
   3.2 塗膜の基本特性
   3.3 塗膜の耐環境特性
 4.適応分野
   4.1 タッチパネル
   4.2 固体電解コンデンサ
   4.3 太陽電池
 5. 今後

第2節 帯電防止用途における導電性高分子材料の要求特性と実用例
 1.ナノ導電ポリマーの形成技術開発の経緯
 2.ナノ導電ポリマーの形成技術の概要
 3.ナノ導電ポリマーの形成技術の概要
   3.1 導電機能繊維
    ・界面活性剤コート品
    ・導電性酸化物微粒子やカーボンなどを練り込んだ導電糸を織り込んだもの
    ・導電性高分子分散液をコート
    ・開発したナノ導電ポリマー形成技術
  3.2 導電性高分子を付与したワイピングクロスの物性コントロール
  3.3 ドーパント
 4.制電ワイピングクロス
    ・ワイピングクロスに求められる特性
    ・低発塵性能を有する制電ワイピングクロス
 5.帯電防止フィルムへの展開

第3節 熱電変換材料としての導電性高分子材料の要求特性と実用例 
 1.熱電の歴史と必要性およびその原理
 2.有機熱電材料
 3.導電性高分子の熱電特性
   3.1 ポリアニリン多層膜の熱電特性
   3.2 ポリアニリン延伸膜の熱電特性
   3.3 ポリアニリンのスピンコート膜
   3.4 ポリアニリン膜の熱伝導性
   3.5 ポリピロール膜の熱電特性
   3.6 ポリフェニレンビニレン誘導体膜の熱電特性

第4節 分子配線材料としての導電性高分子の要求特性と実用例
 1.導電性高分子による分子配線
 2.導電性高分子ナノファイバーを用いた分子配線
   2.1 導電性高分子ナノファイバー
   2.2 分子コーミング法を用いた分子配線とその応用事例
   2.3 析出法を用いた分子配線とその応用事例
 3.分子被覆導線を用いた分子配線
   3.1 分子被覆導線
   3.2 分子被覆導線を用いた分子配線とその応用事例

第5節は著作権の都合上、掲載しておりません

第6節 ソフトアクチュエータとして導電性高分子が持つ特性と実施例
1.導電性高分子と電解伸縮
2.高機能ソフトアクチュエータ
 2.1 高伸縮率ポリピロールフィルム
 2.2 強収縮力ポリピロールフィルム
 2.3 高速応答ポリピロールフィルム
 2.4 繰り返し寿命と安定性
3.ポリピロールフィルムによるソフトアクチュエータのエネルギー変換効率

第7節 レーザープリンターを用いた導電性高分子のパターニングとデバイス化
 1.レーザープリント法
 2.溶媒効果
 3.デバイス化
   3.1 高分子分散型液晶ディスプレイ
   3.2 プッシュスイッチ
   3.3 ショットキーダイオード
   3.4 ショットキーゲート型有機トランジスタ

第8節 キャパシタ・二次電池部材としての導電性高分子の要求特性と実用例
 1.エレクトロケミカルキャパシタへの応用
   1.1 各種エネルギーデバイスの動向
   1.2 プロトンポリマー電池
   1.3 その他のエレクトロケミカルキャパシタ

第9節 燃料電池用電解質膜
 1. PEFC用電解質膜の要求特性と研究動向
 2.放射線プロセスによる研究例
   2.1 高分子材料の開発における放射線プロセス
   2.2 フッ素系高分子の放射線架橋とその応用
   2.3 グラフトモノマーの選択
   2.4 グラフト基材の選択による作製法の高度化)
   2.5 特性向上と燃料電池への応用
   2.6 今後の展開

第10節 プラスチック色素増感太陽電池における導電性高分子の要求特性と応用例
 1.色素増感太陽電池の特徴とプラスチック化
 2.高効率プラスチックDSCの開発
 3.対極への導電性高分子の応用
 4.導電性高分子とカーボン材料を用いるDSCの固体化

第11節 太陽電池に適用されるイオン伝導性高分子
 1.イオン伝導性高分子の色素増感太陽電池への適用
 2.PVDF-HFP系イオン伝導性高分子の色素増感太陽電池への適用
 3.物理架橋型PVDF-HFP系イオン伝導性高分子
 4.化学架橋型PVDF-HFP系イオン伝導性高分子

第12節 タッチパネル用電極としての導電性高分子材料の要求特性と技術動向
 1.タッチパネルについて
   1.1 タッチパネルの種類と特徴
   1.2 タッチパネル用電極の要求特性
 2.タッチパネル用電極としての導電性高分子材料
   2.1 タッチパネル用導電性高分子材料
   2.2 導電性高分子材料とITO電極材料との比較
 3.導電性高分子材料のタッチパネル用電極開発例
   3.1 導電性高分子フィルムによるタッチパネル開発例
   3.2 導電性高分子インクによる開発例
    ・導電性高分子インクの基本特性
    ・導電性高分子インクによる新たな応用開発
 4.現状と今後の取り組み