■第1章 種々のタッチパネルと技術動向
1.タッチパネルの現状と動向
2.タッチパネルの種類
3.抵抗膜式タッチパネルの技術動向と課題
3-1.高透過率
3-2.表面の反射防止
3-3.干渉縞の抑制方法
3-4.スパークレス(ぎらつき防止)
3-5.他技術動向
4.期待される技術動向
4-1.静電容量型タッチパネルと材料
4-2.マルチ入力タッチパネル
4-3.新規タッチパネル構成(タッチウインドウ)
4-4.In-Cell型タッチパネルでの光学的優位性
5.抵抗膜式などタッチパネルの部材の技術動向
5-1.ITOフィルム
5-2.新規導電材
■第2章 静電容量式タッチパネルの最新技術
1.静電容量式タッチパネルの分類
1-1.静電タッチセンサに於ける静電容量式タッチパネル
1-2.静電容量式タッチパネルの二大方式
2.静電容量式タッチパネルの構造と検出原理概要
2-1.Surface Capacitive Touch Panel 概要
2-2.Projected Capacitive Touch Panel 概要
2-3.Projected Capacitive Touch Panel のパネル構成
2-3-1.「iPhone」のタッチパネル
2-3-2.他のITOエッチング方式タッチパネル
3.新静電容量式タッチパネル「Inner Capacitive Touch Panel」
3-1.新静電容量式タッチパネル開発の背景
3-2.新静電容量式タッチパネルについて
3-2-1.フロントエンド部
3-2-2.バックエンド部
3-3.CSDアルゴリズム
3-3-1.フロントエンド部
3-3-2.バックエンド部
3-4.デジタルフィルタ処理
3-5.キャリブレーション
4.静電容量式タッチパネルの将来の動向
■第3章 TPにおけるIn-Cell技術の現状と展望
1.モバイル用TFT-LCDモジュールの構造
2.In-Cell化の目的
3.In-Cellタッチパネルの特徴
4.In-Cell タッチパネル(TP)の種類とデバイス
4-1.抵抗膜式
4-2.光学式
4-3.容量式
4-4.将来展望
■第4章 携帯機器用TPの最新技術と課題、今後の動向
1.携帯機器におけるタッチパネル(TP)搭載状況
2.用途別方式の状況
3.モバイルフォンの変遷とディスプレイ
4.機能の拡大とタッチパネル(TP)の役割と開発動向
4-1.抵抗膜式
4-2.静電容量式
■第5章 タッチパネルの採用とトラブル解決のための評価ポイント
1.抵抗膜感圧式タッチパネルの概略構造
2.3つの視点から見た問題点の分析
2-1.利用者の視点
2-1-1.入力感
2-1-2.視認性
2-2.基本性能の視点
2-2-1.重さ
2-2-2.割れ
2-2-3.出力異常
2-2-4.外観不良
2-3.市場の視点
2-3-1.市場
■第6章 超音波タッチパネルの原理と開発動向
1.動作原理
2.グレーティングトランスデューサ
3.携帯情報端末用のSAWタッチパネル
4.音響波照合方式(APR)タッチパネル
■第7章 ガラス/ガラスタッチパネルの特徴と特性
1.ミクロ技術研究所の事業の背景
2.ガラスを基材としたタッチパネル
2-1.なぜガラスタッチパネルにこだわるのか
2-2.ガラスタッチパネルの利点と欠点
2-2-1.ガラスを採用するメリットについて
2-2-2.ガラスを採用するデメリットについて
3.アナログ抵抗膜式タッチパネル
3-1.アナログ抵抗膜式の構造
3-2.ミクロ技術研究所の抵抗膜式 タッチパネルの特徴
3-2-1.構造比較
3-2-2.ガラス抵抗膜式タッチパネルの透明電極膜について
3-2-3.ガラス抵抗膜式タッチパネルのガラス選定について
3-3.サイズ・用途別
3-3-1.モバイル用途
3-3-2.カーナビゲーション用途
3-3-3.PC用途
4.デジタル静電容量式タッチパネル
4-1.デジタル方式静電容量タッチパネルの構造
5.デザインタッチパネルについて
■第8章 【静電容量方式】タッチパネルICの性能と特徴
1.PSoC及びTrueTouchタッチスクリーンコントローラ概要
1-1.PSoCアーキテクチャ
1-2.タッチスクリーン用途向けPSoC TrueTouchTM タッチスクリーンコントローラ
1-3.TrueTouchの種類
2.TrueTouchを使ったタッチスクリーンの設計
2-1.タッチスクリーンアプリケーションのシステム構成
2-2.TrueTouchとタッチスクリーン透明電極との接続
2-3.投影型透明電極の構造
3.静電容量検出方式
3-1.スイッチド・キャパシタ回路
3-2.CSAアルゴリズム
3-2-1.フロントエンド部
3-2-2.バックエンド部
3-3.CSDアルゴリズム
3-3-1.フロントエンド部
3-3-2.バックエンド部
3-4.デジタルフィルタ処理
3-5.キャリブレーション
■第9章 非晶質透明導電膜In2O3-ZnOの高分子フィルムへの成膜技術
1.高分子フィルム上に成膜する上での注意点
2.実験条件
3.スパッタ中ガスの測定
3-1.PCフィルムからの発生ガスの同定
3-2.放電方式の違い(RF/DC)による発生ガスの差異
3-3.ガスバリア(SiO2コート)の効果
3-4.スパッタ時に発生したCO+ガスと(耐熱劣化試験)との相関
■第10章 タッチパネル用透明導電性フィルムの最新動向
1.タッチパネルの用途
2.タッチパネルの方式
3.抵抗膜方式タッチパネル
3-1.構造
3-2.動作原理
4.タッチパネル用透明導電性フィルム
4-1.透明導電性フィルムの開発の歴史
4-2.透明導電性フィルムの種類と特徴
4-2-1.界面活性剤系透明導電性フィルム
4-2-2.導電性フィラー系透明導電性フィルム
4-2-3.金属薄膜系透明導電性フィルム
4-2-4.半導体薄膜系透明導電性フィルム
(1)酸化インジウム系
(2)酸化スズ系
(3)酸化亜鉛系
(4)酸化スズカドミウム(CTO)膜
(5)ヨウ化銅系
(6) その他
4-3.多層膜系透明導電性フィルム
4-4.透明導電性フィルムの製造プロセス
4-4-1.ITO膜の形成
4-4-2.ハードコートの形成
(1)ハードコート塗料
(2)Roll to Rollウェットコーティング加工プロセス
■第11章 ディスプレイの反射防止とそのほこり・汚れ対策
1.反射防止処理の種類と反射防止の原理
1-1.ノングレア
1-2.ARコート
1-3.AR+AGコート
2.汚れによる反射スペクトルの変化
3.防汚のための表面処理
■第12章 耐指紋性フィルム「クリアタッチ」
1.耐指紋性の従来技術
2.クリアタッチの構成及び基本物性
3.耐指紋性の発現機構
4.今後の展開
■第13章は著作権の都合上、掲載しておりません
■第14章 反射防止(AR)フィルム用の防汚膜の設計
1.フッ素系シランカップリング剤の分子設計
2.防汚剤の膜厚と接触角
3.片末端と両末端のアルコキシシラン化合物の摩耗特性の違い
■第15章 抵抗膜指入力タッチパネルの耐指紋性
1.耐指紋性改善へのアプローチ
1-1.低反射特性(低屈折率)との両立
1-2.防眩効果(ヘイズ)、ちらつき対策との両立
2.耐指紋性の評価について
3.現在の指入力タイプ耐指紋性の実態
4.今後の取り組み
■第16章 次世代のヒューマンインタフェース技術とタッチパネルの応用
1.ヒューマンインタフェース技術の新潮流
2.DTの基本構成
3.DTで使われている要素技術
3-1.容量結合による接触検出
3-2.接触位置の特定及びユーザの識別
3-3.アンテナ素子の形状と配置
3-4.その他の特長
4.応用例
■第17章 触覚インタフェース技術とタッチパネルへの応用
1.触感の提示技術
2.静電気力を用いた触感提示
2-1.交流電圧の印加で手触りが変わる?
2-2.タッチパネルへの組み込み