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独創的な新製品、新事業を生み出すための

“研究開発テーマ”創出および仕掛け

ーノウハウ事例集ー

■ 執筆者(敬称略)
帝人ファーマ(株)
(株)日立ハイテクノロジーズ
日華化学(株)
TOTO(株)
三菱マテリアル(株)
(株)新日石総研
富士ゼロックス(株)
日本電気(株)
サムスンSDI(株)
(株)三菱化学科学技術研究センター
アーサー・D・リトル・ジャパン(株)
キヤノン電子(株)
ウベテクニカルセンター アジア
サントリーホールディングス(株)
味の素(株)
月桂冠(株)
上嶋 康秀
大木 博
松田光夫
猿渡 辰彦
吉田 秀昭
池松 正樹
浅井 政美
西本 裕
佐藤 登
瀬戸山 亨
原田 裕介
酒巻 久
後口 隆
樋口直樹
尾道 一哉
秦洋二
(株)東芝
日本合成化学工業(株)
(株)資生堂
ユニチカ(株)
感動開発研究所(元 パナソニック)
シチズン電子(株)
沖電気工業(株)
HOYA(株)
旭化成(株)
(株)堀場製作所
ダイキン工業(株)
月島機械(株)
川崎重工業(株)
塩野義製薬(株)
塩野義製薬(株)
大阪ガス(株)
帝京平成大学(元 協和発酵キリン)
勝又 康弘
小田 通郎
山田 聡美
松本哲夫
太田 文夫
赤尾 祐司
杉尾 俊之
高橋浩二
小川周一郎
松本浩一
河原 克己
西田 克範
牧村 実
松本 弥生
坂田 恒昭
松本 毅
石田 功
■ 目  次
 
第1章 経営戦略、事業戦略に基づく将来を見据えた研究開発テーマの探索

 第1節 新規R&Dテーマ創出に向けた新たな仕組みづくり

 第1項 『帝人グループにおける研究開発マネジメント体制の改革』
  1.研究開発における課題
  2.研究者の意識改革への取組み:T3(Tキューブ)活動を例として
  3.研究開発マネジメント体制の改革への取組み
  4.「TOP20認定制度」
   4.1 TOP20認定制度の設定と反省
   4.2 新TOP20認定制度と研究開発マネジメント改革の反映
  5.オープンイノベーションへの取組み


 第2項 『開発製造業における研究テーマ創出』
  1.製品と事業の変化に対応した「研究テーマ創出」
   1.1 研究テーマ創出の宝庫である「改善」と「パラダイムシフト」
   1.2 研究テーマ創出の先生である「リードユーザ」
  2.魅力ある「研究テーマを創出」する人材育成


 第3項 『研究開発組織・意識の改革』
  1.危機と決断
  2.組織変革の考え方
  3.意識変革の浸透

 
 第2節 将来市場、技術動向の予測、潜在ニーズのとらえ方R&Dテーマの設定
  
 第1項 『TOTOに見る将来予測と新事業創出テーマの設定』
  1.変態にて命を繋ぐ自然界
  2.企業の稼ぎ頭交代 
  3.変態はDNAに支配される
  4.未知の未来と既知の未来
  5.新規事業は既存事業の技術から発芽する
  6.既存事業の中の新市場
  7.国家成長戦略との併走

 第2項 『三菱マテリアルにおける技術動向の予測とニーズの発掘、シーズの創出』
  1.マクロ環境の変化と研究開発における課題
  2.材料開発における基本的な考え方
  3.ニーズ発掘とシーズ創出
  4.テーマ設定について
  5.テーマの評価と管理

 第3項 『技術マーケティングによるニーズの把握、アイディア創出と
                           テーマ設定への仕掛け』
  1.研究者自らのニーズ把握の重要性
  2.研究者自らによるニ−ズ把握の実践
  3.新テーマ創出の手法

 第4項 『技術マーケティングによる研究テーマの策定』
  1.B2B市場におけ技術マーケティング
  2.マーケティング・プロセス
  3.コア技術と情報源
  4.マーケティングのモデル
  5.研究開発におけるマーケティング
  6.新規領域におけるテーマ発掘例
  7.技術マーケティングの事例


 第3節 中長期R&D戦略の策定とテーマ設定

 第1項 『NECにおける中長期研究開発テーマの探索・決定』
  1.NECグループにおける研究開発の位置付け
  2.研究開発のミッション
  3.中長期研究開発テーマの発掘・決定
   3.1 研究開発ビジョン
   3.2 重点研究
   3.3 将来・基盤技術研究

 第2項 『サムスングループにおける中長期研究開発戦略の策定』
  1.サムスングループの事業戦略 
  2.「天地人」から始める中長期戦略
  3.エネルギー分野における中長期研究開発戦略テーマの策定
  4.中長期研究開発戦略テーマへの今後の投資

 第3項 『総合化学企業における中長期R&D戦略の策定とテーマ設定』
  1.社会認識と自社の技術基盤の解析と方向性の思索
  2.Incubationテーマの遂行の考え方と戦略技術課題としての引き上げ

 

第2章 ボトムアップによる研究開発テーマ創出の仕掛け

 第1節 継続的にイノベーションを創出するボトムアップ組織の開発
      〜ボトムアップR&Dを成功に導く4つの要件〜
  はじめに 基本的考え方、目指したいこと、ボトムアップの目的と視点
  1.〔要件1〕研究開発組織のビジョン打ち出し浸透を睨んだ
                         「自社組織課題の本質の理解」
  2.〔要件2〕自律性を促すリーダーシップに基づく「現場の動機付けの実践」
  3.〔要件3〕ボトムアップテーマと整合した「R&D運営の基本3ルールの確立」
  4.〔要件4〕価値あるR&Dテーマ絞込みの為の「技術可視化ツールの体得」
  おわりに まとめ、実績事例のご紹介


 第2節 ボトムアップを促す組織・風土のつくり方

 第1項 『自ら学び行動する研究開発組織をどのように作り上げるか』
  1.研究開発者の自律性のある活動について
  2.意識革新をベースにした研究開発戦略
   2.1 研究開発テーマの選定
   2.2 企業の研究開発について
   2.3 研究開発活性化への意識改革
   2.4 変化はイノベーションのチャンス
  3.研究開発要員の活性化

 第2項 『情報伝達ネットワークをボトムアップに生かすためのリーダーの役割』
  1.情報伝達ネットワーク
  2.組織(ヒエラルキー)と情報伝達ネットワーク
  3.情報伝達ネットワーク利用のポイント
  4.情報伝達ネットワークをボトムアップに生かすためのリーダーシップ

 第3項 『サントリーにおけるチャレンジングな風土の醸成と継承』
  1.創業のチャレンジ
  2.飛躍へのチャレンジ
  3.リベンジのチャレンジ
  4.生命科学へのチャレンジ
  5.安らぎと健康へのチャレンジ

 第4項 『研究者の情熱やアイデアを引き出す仕組み作り』
  1.スーパースペシャリスト制度の導入
  2.プロフェッショナル人材育成に向けた人事制度改定
  3.研究者の心に灯をつける仕組み作り−その他の施策

 第5項 『若手研究者からアイデアを引き出す研究組織の仕掛けと工夫』
  1.月桂冠の研究活動
  2.失敗と正しく向き合う
  3.新入社員に必要な判断力と決断力
  4.研究者からリーダーへ

 第3節 ボトムアップによる研究開発テーマ創出の仕掛けと工夫

 

 第1項は著作権の都合上、掲載しておりません

 

 第2項 アンダー・ザ・テーブル等、アイディア発掘の活性化とテーマ管理のポイント』
  1.研究テーマの発掘
   1.1 アイディア発掘の活性化〜アンダー・ザ・テーブル〜
   1.2 アイディアの発展
  2.基礎研究の管理運営
   2.1 基礎研究テーマの発掘
   2.2 基礎研究テーマの管理

 第3項 『テーマ提案制度と運用の仕掛け』
  1.テーマ管理とテーマ提案制度
   1.1 テーマ提案制度
   1.2 テーマの位置づけと内容バランス〜研究マトリックス分類
  2.研究開発と商品開発
  3.研究テーマ
   3.1 テーマの中身と研究リーダー
   3.2 テーマの考え方
   3.3 事例 

 

 第4項は著作権の都合上、掲載しておりません

 

 第5項 『アイデア製品コンテストによるテーマ発掘の仕掛け』
  1.資生堂の概要
  2.化粧品開発とアイデア製品コンテスト
  3.アイデア製品コンテストの企画と運営
   3.1 アイデア製品コンテストの歴史
   3.2 アイデア製品コンテストの目的
   3.3 アイデア製品コンテストの運営
   3.4 アイデア製品コンテストの企画と作品募集
   3.5 アイデア製品コンテストの作品展示
   3.6 アイデア製品コンテストの審査と表彰
  4.アイデア製品コンテストと商品化,テーマ化への結びつけ
   4.1 各事業部の商品計画へ
   4.2 ドリームチャレンジプロジェクトへ
   4.3 まとめ

 第6項 『ボトムアップによる研究開発テーマ創出の仕掛けとその運用』
  1.望ましい研究開発現場の風土
  2.テーマ創出における仕掛け
  3.テーマ創出におけるポイント
  4.人間というもの
  5.実践例

 第7項 『「ぶらぶら社員」による新しい開発テーマの発掘』
  1.「ぶらぶら社員」という仕掛けづくり
   1.1 ぶらぶら社員の背景
   1.2 ぶらぶら社員で学んだ3つの視点
  2.「ぶらぶら社員」という場づくり
   2.1 創造業務に専念する
   2.2 クリエイティブになる要素
  3.「ぶらぶら社員」による人材づくり
   3.1 フロー理論の活用
   3.2 ギャップイヤーの活用
   3.3 セレンディピティの活用

 第8項 『異分野の技術・視点の融合による新しい研究開発テーマ創出の仕掛け』
  1.独創性・実現性に満ちたテーマ創出の準備
  2.テーマの抽出
  3.課題の整理
  4.課題の順序だて
  5.テーマの進行
  6.ボトムアップによる研究開発テーマ創出の仕掛け

 第9項 『新規事業・新技術を創出するための
      「ベンチャーユニット制度」と運用の仕掛け』
  1.企業発ベンチャーの必要性
   1.1 デジタル・ジレンマの進展
   1.2 イノベーションの機会を誘発する企業発ベンチャー
  2.ベンチャーユニットによる企業発ベンチャーの活性化
   2.1 企業発ベンチャーの役割
   2.2 ベンチャーユニット制度
   2.3 企業発ベンチャーを支えるコミュニケーション

 第10項 『3Dイメージ図、ビジネスプラン等、ボトムアップによるテーマ発掘の仕掛け』
  1.研究開発
  2.企画力・構想力
  3.ボトムアップによるテーマ発掘の仕掛け
   3.1 事例1
   3.2 事例2
   3.3 事例3

 第11項 『成功・失敗体験から得た研究開発テーマ探索と創出のヒント』
  1.旭化成の理念
  2.経験した教訓例
   2.1 マイクロフィルム事業の撤退
   2.2 塗布型光記録材料開発のペンディング
   2.3 DVD-RAM用無初期化技術の開発
  3.探索テーマ創出例
   3.1 メディカル関連 
   3.2 エレクトロニクス関連
   3.3 ケミカル関連
   3.4 ロシア技術の活用
   3.5 新しい技術の習得と導入
       −プットの熱分析測定装置・接触角測定装置・スクリーニング手法
  4.旭化成の人材

 第12項 『「おもしろおかしく」研究開発を実践する“場”の設定の仕掛け』
  1.社是へのこだわり
   1.1 おもしろおかしく
   1.2 社是への思い
  2.“場”の設定
   2.1 アカデミックな環境へのふれあい
   2.2 キャリア研修
   2.3 グローバルな現場主義  
  3.感性を高める
   3.1 行動ガイドブック
   3.2 ブラックジャック活動
  4.研究へのこだわり
   4.1 ポスターセッションストリート
   4.2 アドバンスドデザイン
   4.3 研究者によるニーズ探査の行脚 

 第13項 『ダイキン流「協創合宿」による新規研究開発テーマ創出の新たな試み』
  1.「協創合宿」の狙い 〜なぜ協創か?〜
  2.合宿形式のメリット/デメリット
  3.「協創合宿」の進め方
   3.1 テーマ創出の課題設定
   3.2 参画メンバーの人選、メンバー構成
   3.3 ファシリテーターの設定
   3.4 講師の招聘
   3.5 一般知識・情報の共有化
   3.6 プログラム設定と臨機応変な展開
   3.7 テーマリーダーミーティング
   3.8 工業デザイナーの参画 〜アイデアの可視化〜
   3.9 会議室の選択について
   3.10 参画メンバーの活性化、リフレッシュについて
   3.11 「協創合宿」のサポートチーム

 第14項 『うず潮サロン、タスクチーム等、良いテーマ創出のための工夫と仕掛け』
  1.良いテーマ創出のための工夫と仕掛け
   1.1 良いテーマ創出の条件
   1.2 工夫と仕掛けを考える
    1.2.1 社内組織の活性化
    1.2.2 良いテーマ創出のための仕組み
   1.3 事例紹介
   1.4 新しい研究開発への対応

 第15項 『川崎重工グループのR&Dマネジメント 〜情報共有化のしくみ「@技開本」』
  1.技術開発本部におけるR&Dマネジメント


第3章 オープンイノベーションによる研究開発テーマ発掘

 [1] 『シオノギ創薬イノベーションコンペ(FINDS)による新規テーマの発掘』
  1.シオノギ創薬イノベーションコンペ(FINDS)とは
  2.FINDSのニーズの提示から採択決定まで
  3.人材育成としてのFINDS
  4.FINDSの今後
  5.産学官連携とFINDS

 [2] 『大阪ガスグループが推進する「オープン・イノベーション」型研究開発』
  1.オープン・イノベーションの必要性
   1.1 なぜ今、「オープン・イノベーション」なのか
  2.大阪ガスグループが推進する「オープン・イノベーション」概要
   −外部技術の積極的活用によるイノベーション加速−
   2.1 ガス業界の事業環境変化と 「オープン・イノベーション」の必要性
   2.2 「オープン・イノベーション」取組みの概要
  3.大阪ガスグループが推進する「オープン・イノベーション」推進手法
   3.1 技術のオープン化  3.2 外部技術導入の仕組み(技術のインソース)
   3.3 戦略提携構築のプロセス
  4.大阪ガス「オープン・イノベーション」実践手法(T)
   −戦略的ロードマップ活用による
      「オープン・イノベーション」技術戦略で新市場創造を−
   4.1 ロードマップ活用による新事業創造のコンセプト
   4.2 市場ロードマップと技術ロードマップ
   4.3 市場化戦略マトリックスの作成プロセス
   4.4 戦略マップから「オープン・イノベーション」戦略を策定する
  5.「オープン・イノベーション」実践手法(U)
   −知財評価を活用して、有望な技術(=アライアンス・パートナー)を評価・探索する−
   5.1 技術経営(MOT)とオープン・イノベーション
   5.2 大阪ガスの技術評価手法
   5.3 知財評価を活用した技術評価手法
       ((株)パテント・リザルトのパテント分析ツール活用)
  6.「オープン・イノベーション」実践手法(W)
   −「オープン・イノベーション」推進支援プログラム−
   6.1 オープン・イノベーション推進に必要な枠組み
   6.2 オープン・イノベーション・プラットホームの構築
   6.3 オープン・イノベーション・プラットホーム成功の鍵
   6.4 プラットフォームをどのように実践するか
  7.大阪ガス・オープン・イノベーションプラットフォーム
   7.1 大阪ガス・オープン・イノベーションプラットフォームのSTEP
   7.2 大阪ガス・オープン・イノベーションプラットフォームSYSTEM
   7.3 大阪ガス・オープン・イノベーションプラットフォーム支援プログラム
   7.4 総合プログラムを提供します

 [3] 『技術開発研究における産学連携の今後の方向性』
  1.技術開発研究は商品開発に大変重要な要素
  2.企業における技術開発の問題点
  3.今後の方向性