第1章 研究開発プロジェクト、マネジメントにおける失敗事例とその教訓
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【事例1】国際的な研究プロジェクトでの失敗事例@
〜言葉の問題による誤解からあわや大ゲンカ〜
【事例2】国際的な研究プロジェクトでの失敗事例A
〜文化・慣習の違いから一発即発の事態に〜
【事例3】眼鏡用自由曲面形状の累進屈折力レンズにおける
高精度・高精度・高効率加工技術開発−開発計画が大幅に遅れる。
高い目標を設定したが、高すぎて越えることができなかった!
【事例4】会社の方針や戦略の変更で苦労して立ち上げたプロジェクトが中止
どうしたらテーマのペンディングから逃れることができるか?
【事例5】10年後の新事業創出のための「テーマ創出検討チーム」を発足
3ヵ月の調査・検討の上、社長に提案するも却下。その理由は?
【事例6】開発移行段階での不十分な議論がその後の開発過程で課題
【事例7】部内の技術競合に対する選択と集中が原因で部員が退社
【事例8】研究テーマの進捗管理とプロジェクトメンバーの配置
〜公平さより適性を考慮した配置が重要〜
【事例9】進捗を聞けば返事は出来てます、気付いた時には打ち手なし
第2章 市場の見極めに失敗した事例とその教訓
【事例10】 調光レンズの開発
−市場ニーズの見極めに失敗、
開発したが思うように製品が売れない!
【事例11】 プラスチックレンズ材料開発
−開発は終了したが市場がない!
良いものはできたがコスト高で売れない
【事例12】市場・技術の流れ,将来成長する分野の見極めに失敗
【事例13】自分たちの技術を過信。
独自に研究開発を進めるが現場ニーズとかけ離れてしまう
【事例14】未来の予測を捉えるハイプが生み出す「大いなる誤解」
【事例15】斬新すぎて世の中に受け入れられなかった!
【事例16】競合技術の進展を読みきれずに失敗
【事例17】長期の開発を余儀なくされ環境が変化
【事例18】は著作権の都合上、掲載しておりません
【事例19】基礎研究に没頭している間に市場のターゲットが変わっていた
【事例20】ロードマップに従い開発したが、
開発した材料に周辺技術の方がついてこなかった
【事例21】マーケティングと現場のギャップ、使われないシステム
【事例22】、【事例23】は著作権の都合上、掲載しておりません
第3章 共同研究・技術提携に失敗した事例とその教訓
【事例24】ベンチャー企業との提携@
〜社内に技術ベースがない分野を導入しても
商品化のための社内基盤技術として残らなかった〜
【事例25】ベンチャー企業との提携A
〜導入技術の正しい評価と検証ができなかった〜
【事例26】オープンイノベーションの事例
【事例27】、 【事例28】、
【事例29】、
【事例30】、
【事例31】
は著作権の都合上、掲載しておりません
第4章 顧客と話がかみ合わない事例とその教訓
【事例32】顧客評価結果に話がかみ合わない?
【事例33】は著作権の都合上、掲載しておりません
第5章 製品設計・開発、製造工程の検討における失敗事例とその教訓
【事例34】ユーザーニーズの事実把握での失敗による商品化遅れ
【事例35】製造適性の確認遅れによる商品化遅れ
【事例36】関連のメンバーの認識不足、共有化不足による商品化遅れ
【事例37】眼鏡レンズにおける製品開発
−製品開発での失敗。製品開発の手順・フローがおかしい
【事例38】商品化を急ぐあまり技術確立に必要なプロセスをスキップ。
結局壁にぶつかり、不必要な出費と多くの時間を費やしてしまう
【事例39】急がば回れ!見逃した条件でライバル会社に負けた
【事例40】成功と失敗の分かれ目 〜二律背反をどう克服するか?〜
【事例41】製造工程に見落としが!副生成物を処理できず失敗
【事例42】開発技術が自然の原理原則に反すると気づきつつ
技術可愛さのあまり力ずくでなんとかしようとして失敗
【事例43】製品のスケールアップにおける失敗事例
【事例44】、 【事例45】は著作権の都合上、掲載しておりません
【事例46】上市直前、添加剤に発がん性が判明。製造を中止した事例
【事例47】認可が得られなかった
【事例48】水素爆発の実験@
〜誰もやったことのない実験でアイデアが浮かばず行き詰る〜
【事例49】水素爆発の実験A
〜先入観から実験結果を勝手に予想!ところが思いもよらない結果が〜
【事例50】輸送に問題があるなんて夢にも思わなかった!
〜「人工筋肉」開発での失敗@〜
【事例51】取り扱いに問題があるなんて夢にも思わなかった!
〜「人工筋肉」開発での失敗A〜
第6章 新規参入における失敗事例とその教訓
【事例52】成長途上の市場への新規参入の難しさ
【事例53】先行企業による予想以上の参入阻止により撤退
【事例54】業界ルール・慣習は,無視はできない。
ルール・慣習の世界を知らない失敗の原因
第7章 事業撤退事例とその教訓
【事例55】有機ELの事業化と撤退事例
【事例56】インクジェットの事業事例
【事例57】介護機器の事業事例
【事例58】二次電池の事例
【事例59】太陽電池の事業事例
【事例60】家庭用燃料電池の事業事例
【事例61】ファイン事業拡大の失敗の原因
【事例62】自社開発材料に拘った入力パッドの失敗の原因
【事例63】お手付き防止入力パッド事業の失敗の原因
【事例64】機械販売による事業拡大の失敗の原因
第8章 上市後のフォローアップ(改良・改善)における失敗事例とその教訓
【事例65】は著作権の都合上、掲載しておりません
【事例66】足らない性能を補うために対処療法的な対応をしてしまうと泥沼に
【事例67】コストダウンの落とし穴
第9章 研究者にまつわる失敗事例とその教訓
【事例68】目標達成したが,大きい視点での判断にミス
【事例69】出来ないことを立証しようとする人
【事例70】、【事例71】、【事例72】、【事例73】、【事例74】
は著作権の都合上、掲載しておりません
【事例75】仕事の成果と心のアンバランス,エンジニアが潰れていく
第10章 組織・風土にまつわる失敗事例とその教訓
【事例76】優秀な人材を抱える組織がなぜか崩壊していく
【事例77】研究者のタコツボ化が進行。ビジョンが実行につながらない
【事例78】は著作権の都合上、掲載しておりません
【事例79】システムは作ったが動かない
【事例80】測定方法の引き継ぎがめちゃくちゃになってしまった
【事例81】は著作権の都合上、掲載しておりません
第11章 研究開発で成功するための教訓
【事例82】死の谷に関する複数の体験
【事例83】研究開発を阻害する4つの症候群
【事例84】失敗から得た新研究法
【事例85】過去はいつも良い時代。未知の領域に果敢に挑戦
【事例86】ポリマーブレンドによる粘着のコントロールは失敗したが、
思わぬ新発見:傾斜ドメイン構造を有する粘着剤
【事例87】は著作権の都合上、掲載しておりません
【事例88】提案型研究テーマの設定と運営
第12章 失敗から学ぶR&D(R&D力の向上にむけての七つの押さえどころ)
1.七つの押さえところ
@イジワルテストの早期実施
Aメカニズム仮説検証型アプローチの重要性理解
B診る技術(評価技術)へのレスペクト
Cパラメーター設計とシステム設計の違いの認識
D技術の効用価値の明確化(技術と市場を繋ぐ共通言語の獲得)
ER&Dの基本3ルールの整合化
F戦略的な"技術の括り"ベースのマネジメント
2.三つのレイヤー
@担当技術者の心得
A現場マネジャーの心得
B経営陣の心得