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1588

ハードコートを中心とした

コーティング膜の評価技術 事例集

■ 執筆者(敬称略)
(株)エー・アンド・デイ
カシュー(株)
東レ・ダウコーニング(株)
協和界面科学(株)
ソニーケミカル& インフォメーションデバイス(株)
(株)フロロテクノロジー
日華化学(株)
パナソニック電工 解析センター(株)
兵庫県立大学
兵庫県立大学
クレスール(株)
元 旭化成(株)
東京都立産業技術研究所
シシド静電気(株)

田中 丈之
縄 悟
佐々木 基
加藤 正和
近藤 洋文
伊藤 隆彦
南保 幸男
立田 美佳
矢澤 哲夫
大幸 裕介
木嶋 芳雄
今井 秀秋
殿谷 保雄
和泉健吉

■ 目  次
序章 機能性コーテイング膜評価と規格動向


1-1.コーテイング膜と機能
1-2.コーテイング膜の構造
1-3.コーテイング膜の機能
1-4.機能の規格動向


第1章は著作権の都合上、掲載しておりません

第2章 耐傷性・耐擦傷性の評価技術とその事例 

第2章 第1節は著作権の都合上、掲載しておりません

第2節 ハードコーティング材における耐傷性・擦傷性の評価技術とその事例

1-1.耐傷性の要求
1-2.傷とは
 1-2-1.摩耗の種類
 1-2-2.摩耗とコーティング膜の機械的特性
1-3.耐傷性の評価手法
 1-3-1.引っかき硬度 (鉛筆法,荷重針法)
 1-3-2.スチールウール摩耗
 1-3-3.テーバー摩耗
 1-3-4.消しゴム摩耗
 1-3-5.RCA摩耗
 1-3-6.落差摩耗
 1-3-7.学振式
1-4.耐傷性の向上手法
 1-4-1.樹脂の選択
 1-4-2.コーティング膜表面の摩擦係数の低下
 1-4-3.コーティング膜中への無機顔料の添加
 1-4-4.コーティング膜中への樹脂ビーズの添加
 1-4-5.有機無機ハイブリッド
 1-4-6.アプリケーションからのアプローチ
1-5.耐傷性の定量化に向けた試み
 1-5-1.従来の評価手法
 1-5-2.数値化の例
 1-5-3.最近の事例

第3節 ハードコーティングの評価方法について

1-1.皮膜硬度
1-2.耐磨耗性、耐擦傷性
1-3.撥水性、撥油性および指紋付着防止性について
1-4.密着性
1-5.耐薬品性、耐溶剤性
1-6.耐候性

第2章 第4節は著作権の都合上、掲載しておりません

第2章 第5節は著作権の都合上、掲載しておりません

第3章 耐指紋の評価技術とその事例

第1節 防汚・耐指紋性評価としての接触角測定,耐擦傷性評価としての摩擦計測定

(1)接触角の基本事項
1-1.接触角とぬれ性
1-2.接触角のメカニズム
1-3.接触角の感度と利用例
1-4.汚染進行の評価事例
1-5.洗浄評価事例
1-6.接触角の測定方法
1-7.静的接触角
1-8.動的接触角
(2)表面張力
2-1.液体表面張力の測定方法
2-2.Wilhelmy法による水表面張力測定
2-3.懸滴法による表界面張力測定
2-4.固体表面張力の測定方法
(3)評価の目的と方法


第2節 防汚性ハードコートにおける耐指紋性評価とその事例

(1)AR (Anti reflection)フィルム
(2)防汚材料
2-1.フッ素系シランカップリング材料
2-2.防汚剤の膜厚と塗布濃度
2-3.片末端と両末端のシランカップリング剤の摩擦と表面エネルギーへの影響
(3)撥水性発現メカニズム
(4)指紋付着性能の評価
(5)表面分析手法

第4章 防汚性の評価技術とその事例

第1節 ディスプレイ用コーティング剤における防汚性評価とその事例

(1)表面張力による防汚性機能
1-1.表面張力の基礎
1-2.防汚性のメカニズム
(2)フッ素系防汚コーティング剤
2-1.フッ素系コーティング剤の種類と特徴
 2-1-1.従来型撥水撥油剤
 2-1-2.保護・防湿コーティング剤
 2-1-3.反応型防汚コーティング剤 (シランカップリング型)
 2-1-4.UV硬化型防汚コーティング剤
 2-1-5.アモルファス型フッ素コーティング剤
(3)防汚コーティングの評価方法
3-1.防汚性の評価
 3-1-1.拡張収縮法
 3-1-2.滑落法
 3-1-3.ウイルヘルミィ法(吊り板法)
3-2.耐摩耗性(密着性)
 3-2-1.ディスプレイメーカーでの評価方法例
 3-2-2.弊社の提案
 3-2-3.簡易評価 (油性インキ・テスト)
(4)実際の評価例と基準
4-1.滑落法接触角と摩擦試験を組み合わせた評価例
 4-1-1.試料作成条件
 4-1-2.試験条件
 4-1-3.摩擦条件
4-2.簡易防汚試験と滑落法接触角を組み合わせた評価例
4-3.判定基準
 4-3-1.接触角についての判断基準
 4-3-2.簡易試験についての判断基準

第4章 第2節は著作権の都合上、掲載しておりません

第3節 防汚性の持続性/耐久性評価技術

(1)防汚性について
(2)防汚性の試験方法について
(3)防汚性の基準化について
3-1.暴露試験での設定
3-2.機能性塗膜での防汚性維持
(4)防汚試験の実施例について
4-1.耐油性試験
4-2.耐熱性試験
4-3.耐光性試験
 4-3-1.キセノンフェードメーター耐光性試験
 4-3-2.カーボンフェードメーター耐光性試験
4-4.耐候性試験 《XeWOM》
(5)防汚試験での具体事例
5-1.評価事例1. コンクリート製塀  エフロ発生防止コート剤の防汚性評価
5-2.評価事例2 コンクリート材  使用環境への暴露での防錆・防汚性評価
5-3.評価事例3 セラミックタイル外壁 汚れ、サビ防止への親水防汚性の評価事例

第4節 汚れ感の定量化評価

1-1.汚れの感じ方
1-2.方法(アプローチ)
1-3.実施内容と結果
 1-3-1.実サンプルと試験片の相関性検討
 1-3-2.汚れ感定量化指標の検討
1-4.実環境との比較


第5章 透明性、防曇性の評価技術


第1節 透明コーティング膜の透明性、透過率の評価法

(1)透明性
1-1.透明性に及ぼす要因
1-2.分子分散性有機無機ハイブリッド体によるコーテング膜の透明性
(2)透明性の評価
2-1.透過率
2-2.ヘーズ値
2-3.黄変度

第2節 親水/撥水表面と防曇効果

(1)濡れ性を決定する因子
1-1.表面組成と分子構造(化学因子)
1-2.表面粗さ(構造因子)
(2)光の屈折と水滴
2-1.スネルの法則
2-2.全反射
2-3.水滴の生成
(3)防曇性の評価法および防曇技術
3-1.防曇性の評価方法
3-2.防曇技術と問題点
 3-2-1.プラズマ処理
 3-2-2.交互積層法
 3-2-3.凹凸表面の作製技術


第3節 視認性の評価技術とその事例

(1)防曇性の評価技術
1-1.曇りの起こる要因と視認性への影響
1-2.防曇性の試験方法
 1-2-1.親水化コーティング剤による防曇性の評価
 1-2-2.濡れ性と防汚効果
 1-2-3.汚れ除去性
 1-2-4.ウオータースポット防止性

第6章 耐候性の評価技術とその事例


第1節 耐候性試験の種類・方法と試験にあたっての注意点

(1)耐候性及びその評価に関する一般概念
1-1.耐候性に関して、間違われやすい一般的概念
1-2.耐候性に影響する劣化要因
1-3.屋外暴露と人工促進暴露との関係 ---相関性と促進性---
(2)耐候性試験の種類と方法
2-1.太陽光を光源とする暴露試験
 2-1-1.屋外暴露試験
 2-1-2.太陽集光暴露試験
 2-1-3.その他暴露試験
2-2.人工光源を用いた暴露試験
 2-2-1.キセノンアーク灯式耐(光)候性試験機
 2-2-2.紫外線蛍光灯式試験機
 2-2-3.カーボンアーク灯式試験機
 2-2-4.メタルハライドランプ方式試験機
 2-2-5.その他の促進試験機
(3)耐候性試験行うにあたっての注意点
3-1.屋外環境は変化する
3-2.光源から放射される光は一定ではない
 3-2-1.キセノンの光に関して
 3-2-2.サンシャインの光に関して
 3-2-3.メタハラの光に関して
  ・ランプ使用経過による金属ハロゲン化物の消失
  ・メタハラの紫外線強度表示
3-3.人工促進耐候性試験機内の試料温度が変化する
3-4.水が変化する
 3-4-1.水質
 3-4-2.スプレー

第2節 コーティング膜の屋外暴露試験のポイント

1-1.屋外暴露試験方法通則
1-2.屋外暴露試験方法
1-3.屋外暴露試験
1-4.屋外暴露試験場所の選定
1-5.暴露試験方法の選定
1-6.暴露試験期間の決定
1-7.暴露試料
1-8.暴露試験環境測定と試料の評価
1-9.各種塗膜の屋外暴露試験

第3節 コーティング膜の屋外暴露試験と促進劣化試験の相関性と再現性向上

1-1.促進劣化試験
1-2.屋外暴露試験と促進劣化試験の相関性
1-3.劣化評価技術
1-4.住宅用コーティング膜の耐候性評価
1-5.自動車用コーティング膜の耐候性評価
1-6.外装塗装鋼板用コーティング膜


第6章 第4節は著作権の都合上、掲載しておりません


第5節 機能性コーティング剤の長期保障にむけた塗膜評価とその耐候性試験方法

1-1.機能性コーティング剤の耐候性について
1-2.耐久性/耐候性試験の評価技術の確立
1-3.現場想定での加速・促進試験の実施
1-4.耐久性試験での評価試料の作成方法
 1-4-1.色差計を用いた測色方法 消色・変色・退色
 1-4-2.気候、環境での再現性とズレの発生要因
 1-4-3.地域差事例
 1-4-4.保証体制
1-5.保証への考え方
1-6.長期性能維持のための保証(期間10年以上)
1-7.顧客への保証期間の設定方法
1-8.通常の使用条件、使用環境によるモデル事例紹介
1-9.実験室データと現場の長期耐候性との相関性
1-10.機能性コーティング剤による耐候性試験の事例

 
第7章 その他の機能性評価技術とその事例

第7章 第1節は著作権の都合上、掲載しておりません

第2節 帯電防止性能評価方法とポイント

(1)電気抵抗測定
1-1.電気抵抗測定の意義 
1-2.抵抗率の定義
1-3.電気抵抗測定方法
1-4.帯電防止プラスチックの抵抗値による分類
 1-4-1.静電気導電性材料
 1-4-2.静電気拡散性材料
 1-4-3.絶縁性材料
(2)帯電電荷量測定
2-1.帯電電荷量測定方法
2-2.帯電電荷量とダストコントロール機能との相関
(3)帯電電位測定
3-1.測定器
3-2.帯電電位の大きさと静電気障害の発生
3-3.帯電電位測定における準備と注意
 3-3-1.測定準備
 3-3-2.試料形状
 3-3-3.測定距離
 3-3-4.導体近接作用
(4)半減期測定
4-1.半減期
4-2.半減期測定方法
(5)試験環境
5-1.相対湿度と気中水分量
5-2.帯電防止効果の湿度依存性

第3節 帯電防止性評価の種類とポイント

(1)静電気による障災害及び帯電防止対策
1-1.静電気現象と障災害
1-2.帯電防止対策及び静電気の測定
(2)物体の帯電状態を表す帯電性の評価
2-1.帯電物体の電荷量の測定
 2-1-1.ファラデーケージによる電荷量測定の原理と方法
 2-1-2.電荷量測定における留意点
2-2.帯電物体の周囲に形成された電位の測定
 2-2-1.導体の電位を測定する接触式の静電気用電圧計
 2-2-2.誘電体の電位を測定する非接触式の表面電位計
 2-2-3.表面電位測定における留意点
(3)電荷の漏洩特性に関わる帯電防止性の評価
3-1.オームの法則を適用した電気抵抗の測定
 3-1-1.表面抵抗測定の装置と方法
 3-1-2.体積抵抗測定の装置と方法
 3-1-3.抵抗測定における留意点
3-2.電荷減衰の測定
 3-2-1.電荷減衰測定の原理と方法
 3-2-2.JIS規格における電荷減衰測定方法
 3-2-3.電荷減衰測定における留意点


第12章は著作権の都合上、掲載しておりません