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No.1631

 
タッチパネル構成部材の 選び方・使い方と貼り合わせ技術
■ 執筆者【敬称略】
(株)タッチパネル研究所
古河電気工業(株)
日本合成化学工業(株)
バイエルマテリアルサイエンス(株)
東亜合成(株)
日立化成工業(株)
スリーボンド(株)
共同技研化学(株)
松浪硝子工業(株)
旭硝子(株)
(株)タッチパネル研究所
(株)FUK
中谷 健司
加納 義久
山林 晃
桐原 修
大房 一樹
伊澤 弘行
加藤 誠
田波 史郎
藤田 卓
伊藤 節郎
板倉 良雄
佐伯 和幸

藤森工業(株)
パナソニック電工(株)
三菱レイヨン(株)
ソニーケミカル&インフォメーションデバイス
(株)
グンゼ(株)
グンゼ(株)
富士フイルム(株)
グンゼ(株)
Ukai Display Device Institute
日本サイプレス(株)
(株)タカトリ

藤田 志朗
井上 知之
中村 博樹
近藤 洋文

野田 和裕
山下 淳
田口 敏樹
石井 良典
鵜飼 育弘
松添 信宏
坂口 勘太郎

■ 目 次

◆ 第1章 タッチパネル・モジュールの基本構造と
                 貼り合わせを中心にした製造工程トラブル事例

タッチパネル・モジュールにおける構成と製造技術

1.各種タッチパネル
 1-1.抵抗膜式タッチパネル
 1-2.静電容量タッチパネル
 1-3.光学式タッチパネル
 1-4.超音波式タッチパネル
2.パネル製造工程での問題点
3.貼り合せ装置
4.貼り合せの課題


◆ 第2章 タッチパネル用粘/接着剤の要求特性と
                  トラブル防止に向けた高機能性付与設計

□ 第1節  【光学用粘着剤】

[1] 粘着剤のくっつくメカニズムとタッチパネル応用のための考え方

1.粘着剤の種類・分類 2.粘着のメカニズム
 2-1.動的粘弾性と粘着物性(経験則)
 2-2.蛍光偏光解消法による解析
    2-2-1.解析法
    2-2-2.粘着剤溶液中における蛍光偏光解消
    2-2-3.粘着テープ状態での蛍光偏光解消
3.タッチパネル用粘着製品の概要
4.おわりに


[2] は著作権の都合上、掲載しておりません

[3] は著作権の都合上、掲載しておりません

[4] 粘着剤の設計とタッチパネルへの応用

1.アクリル系粘着剤の設計
 1-1.モノマー
 1-2.架橋剤
 1-3.粘着付与樹脂および添加剤 2.タッチパネルへの応用
 2-1.光学特性
 2-2.金属非腐食性
 2-3.耐発泡性
 2-4.耐湿熱白化性
 2-5.厚膜化 3.おわりに

[5] は著作権の都合上、掲載しておりません

[6] は著作権の都合上、掲載しておりません

□ 第2節  【UV硬化型接着剤】

[1] タッチパネル用UV硬化型接着剤の設計

1.バイエルとUV硬化系樹脂 2.UV硬化系樹脂
 2-1.ウレタンアクリレート
 2-2.デュアルキュアーとその応用事例
3.タッチパネルへの適用

[2] 光硬化型粘接着剤とタッチパネルへの応用

1.各種接着剤の比較
 1-1.粘着剤と接着剤
 1-2.光硬化型粘接着剤 2.光硬化型粘接着剤の設計
 2-1.構成成分
    2-1-1.ポリマー
    2-1-2.重合性モノマー・オリゴマー
    2-1-3.光開始剤・増感剤
    2-1-4.その他成分
3.光硬化型粘接着剤の物性と応用
 3-1.物性
 3-2.タッチパネルへの応用

□ 第3節  【異方導電性接着剤】

[1] タッチパネル用ACFの導電性・信頼性向上

1.ACFの構造と構成材料
2.ACFの接続原理
3.タッチパネル用ACFの構成材料
4.導電粒子
5.接着剤組成物
6.プラスチック基板に対する接着強度向上検討

[2] タッチパネル用ACPの高信頼性技術

1.熱可塑性 異方導電性接着剤 2.各種試験データ
 2-1.保存安定性試験
 2-2.熱圧着条件
 2-3.熱時信頼性試験
 2-4.環境試験 3.総論


◆ 第3章 タッチパネル用層間充填材の最適設計と視認性向上・破損対策

□ 第1節 タッチパネル用透明層間充填 視認性向上シート『メークリンゲル』

1.はじめに
2.メークリンゲルの特徴
 2-1.可視光透過率に優れる一方、紫外線は吸収する
 2-2.エネルギー吸収性に優れる
 2-3.非シリコーンであるためガラスへの汚染がない
 2-4.環境汚染がない(VOC、Rohs指令対応)
 2-5.保護板(アクリル)と同じ屈折率である
3.メークリンゲルの用途と今後
 3-1.視認性向上デバイス
 3-2.衝撃吸収・緩衝・制振  
 3-3.光学表示体導光体

□ 第2節 は著作権の都合上、掲載しておりません


◆ 第4章 タッチパネル用ガラスの要求特性と高機能性付与技術

□ 第1節  タッチパネル用ガラス材料の要求特性と高機能化、今後の展望

1.はじめに
2.現状の薄膜ガラスの製造方法
3.方式別タッチパネルについて  
 3-1.光学式(赤外線走査方式)タッチパネル
 3-2.超音波表面弾性波(SAW)方式タッチパネル
 3-3.電磁誘導方式
 3-4.静電容量方式
4.抵抗膜感圧方式タッチパネルと薄膜ガラス
5.薄膜ガラスのソリ修正の克服
6.スマートフォン市場拡大に伴う静電容量方式の進化
7.ガラス材料への化学強化の必要性と処理方法
 7-1.ガラスの表面強化
 7-2.物理強化としての表面急冷法
 7-3.化学強化
 7-4.化学エッチング処理法
 7-5.イオン交換による強化法
    7-5-1.高温型イオン交換法
    7-5-2.低温型イオン交換法
 7-6.物理強化法(風冷強化法)と化学強化法(イオン交換法)の比較
 7-7.イオン交換法の方向性 8.化学強化用ガラス材料について
 8-1.物性の比較
 8-2.圧縮応力値と応力深さについて
 8-3.化学強化設備と製品評価 9.タッチパネル形状の3次元化に向けて
      ― 3次元加工に対応するガラスの加工技術 ―
 9-1.素材の選択/プレス成型に適した素材
 9-2.切断/穴あけ/切り欠き/糸面取り/研磨    
    9-2-1.切断/穴あけ/切り欠き    
    9-2-2.糸面取り加工    
    9-2-3.ガラスの熱成型加工    
    9-2-4.コーティング    
    9-2-5.印刷/飛散防止フイルムの貼り合せ 10.ガラス材料の今後の展望

□ 第2節  は著作権の都合上、掲載しておりません

□ 第3節  ガラス高強度化のポイント

1.ガラスの強度
2.ガラスの強化
3.ガラスの脆さ
4.各種ガラスの脆さ
5.ガラス構造と変形・破壊

◆ 第5章 タッチパネル用フィルムの要求特性と高機能性付与技術

□ 第1節  タッチパネル用フィルムの要求特性と市場・技術予測

1.はじめに
2.導電材  
 2-1.電極材−ITOフィルム  
 2-2.周辺回路材料と銅/ITOフィルムの登場
3.光学フィルム
 3-1.ハードコートフィルム・飛散防止フィルム    
    3-1-1.ハードコートフィルム層
    3-1-2.防汚・耐指紋
    3-1-3.反射フィルム  
 3-2.円偏光フィルム・位相差フィルム  
 3-3.OCA(光学粘着フィルム)
4.タッチパネル用その他材料
 4-1.ACF(異方導電フィルム)/ACP(異方導電ペイント)  
 4-2.保護ガラス・シート
 4-3.他機能フィルム材料
5.今後の技術動向
 5-1.ITO代替フィルム  
 5-2.プロセス開発
    5-2-1.フィルム基板投影型タッチパネルのROLL to Roll 生産方式
    5-2-3.ダイレクトパターン方式
6.まとめ

□ 第2節 【ハードコート・反射防止・耐指紋フィルム】

[1]光学用途向けハードコート付き
         粘着テープへの要求性能および新しい製造方法
1.光学用途向けハードコート付き粘着テープとは  
 1-1.光学用途向けハードコート付き粘着テープの構成  
 1-2.光学用途向けハードコート付き粘着テープの用途  
 1-3.光学用途向けハードコート付き粘着テープ製品の作製方法  
 1-4.光学用途向けハードコート付き粘着テープ製品に求められる機能や特性    
    1-4-1.ハードコート性    
    1-4-2.光学特性    
    1-4-3.外観    
    1-4-4.粘着性    
    1-4-5.剥離フィルム剥離性    
    1-4-6.その他機能
2.新しいハードコート付き粘着フィルムの紹介  
 2-1.新しいハードコート付き粘着フィルムの概要  
 2-2.具体的な製造方法の一例  
 2-3.新しいハードコート付き粘着フィルムの特徴

[2]耐指紋反射防止フィルムの作製と性能評価

1.反射防止の技術
 1-1.反射防止の原理
 1-2.低屈折率材料
2.耐指紋性の技術
 2-1.耐指紋性の方策検討
 2-2.指紋の光散乱低減
3.当社品の特長,性能一覧

[3]モスアイ型無反射フィルムの特徴と応用分野

1.はじめに
2.反射防止の現状
3.モスアイ型無反射フィルムの特徴
4.モスアイ型無反射フィルムの用途
5.おわりに

[4]タッチパネルに向けた反射防止フィルム用防汚膜の設計と評価

1.AR(Anti reflection)フィルム
2.防汚材料
 2-1.フッ素系シランカップリング材料
 2-2.防汚剤の膜厚と塗布濃度
 2-3.片末端と両末端のシランカップリング剤の摩擦と表面エネルギーへの影響
3.撥水性発現メカニズム
4.指紋付着性能の評価
5.まとめ

[5] は著作権の都合上、掲載しておりません

[6] は著作権の都合上、掲載しておりません

□ 第3節 【透明導電性フィルム】

[1]タッチパネル用透明導電性フィルムにおける要求特性

1.タッチパネル用透明導電性フィルムにおける課題と要求特性
 1-1.抵抗膜式タッチパネル
    1-1-1.抵抗膜式タッチパネル用透明導電性フィルムの課題
    1-1-3.課題解決の手法
 1-2.透過型静電容量式タッチパネル
    1-2-1.透過型静電容量式タッチパネル用透明導電性フィルムの課題
        (1)インビジブル化
        (2)低抵抗化
        (3)耐酸性
    1-2-2.課題解決の手法
2.高温成膜によるITO膜の特性改善  
 2-1.サンプル作製手順
 2-2.実験結果
3.まとめ

[2] は著作権の都合上、掲載しておりません

[3]銀塩写真技術応用による透明導電膜の高導電性・高透過率の実現

1.序
2.エクスクリアの開発
 2-1.フレキシブル透明導電膜へ
 2-2.白黒銀塩写真の原理とシールドレックス開発
 2-3.透明導電膜への展開
3.エクスクリアの性能と特長
 3-1.ニュートラルなグレーの色調
 3-2.ごく低抵抗から高抵抗まで自在に設計できる表面抵抗値(0.2〜数千Ω/□の範囲で可能)
 3-3.80%以上の高い全光透過率
 3-4.Roll to Rollでの生産が可能
 3-5.レーザー露光により細線パターンが自在に描画可能
 3-6.高い可撓性(折り曲げ性)を実現
4.今後の展開可能性について
 ・無機&有機EL電極  
 ・タッチパネル  
 ・電子ペーパー  
 ・太陽電池  
 ・透明ヒーター
5.最後に

□ 第4節 【耐熱透明フィルム】

タッチパネル構成材料への要求特性と透明耐熱フィルムの高機能化

1.タッチパネルのマーケットと構成材料に求められる特性
 1-1.近年のタッチパネル市場
 1-2.代表的なタッチパネルの検出方式の特徴
    1-2-1.抵抗膜式タッチパネル
    1-2-2.静電容量式タッチパネル
 1-3.タッチパネルに求められる特性
    (1)太陽光の下で使用する屋外用途 ・・・ 低反射機能、耐紫外線性能
    (2)スマートフォーンとタブレットPC用途 ・・・ 薄膜化、軽量化
    (3)デジタルサイネージとゲーム産業用途 ・・・ 大型サイズ対応
2.耐熱透明フィルム(Fフィルム)の適用
 2-1.耐熱透明フィルム(Fフィルム)の特徴
    2-1-1.耐熱性
    2-1-2.光学特性
    2-1-3.低吸水率
 2-2.タッチパネルの低反射技術
 2-3.耐熱フィルムのニーズ
 2-4.WET&DRY技術による機能付与
3.高硬度HDフィルムの適用
 3-1.HDフィルムの特徴
    3-1-1.鉛筆硬度
    3-1-2.紫外線耐性
 3-2.タッチパネルの薄膜化・軽量化の要求に対する提案
4.透明導電性DPTフィルムの適用
 4-1.DPTフィルムの特徴
    4-1-1.透明性と低抵抗
    4-1-2.DPTフィルムの大型タッチパネルへの適用


◆ 第6章 タッチパネルの貼り合わせ/実装技術の最適化とトラブル防止

□ 第1節 インセル型/オンセル型タッチパネルの技術動向・製造技術

1.はじめに
2.タッチパネルのIn-Cell化とOn-Cell化
3.In-Cell型TPの技術動向
 3-1.抵抗式
 3-2.光学式
 3-3.容量式
4.On-Cell型TPの技術動向
  4-1.TFT-LCDへの応用
     4-1-1.表面型静電容量(Surface Capacitive)
     4-1-2.投影型静電容量(Projected Capacitive)
     4-1-3.抵抗式
  4-2.TFT-OLEDへの応用
5.内蔵型TPの特徴比較
6.オンセル化実現のための製造技術
7.おわりに

□ 第2節 タッチパネル用制御ICの特徴・実装技術と回路設計

1.PSoCおよびTrueTouch タッチスクリーンコントローラ概要  
 1-1.PSoC アーキテクチャ  
 1-2.タッチスクリーン用途向けPSoC TrueTouchタッチスクリーンコントローラ  
 1-3.TrueTouchの種類
2.TrueTouchを使ったタッチスクリーンの設計  
 2-1.タッチスクリーンアプリケーションのシステム構成  
 2-2.TrueTouchとタッチスクリーン透明電極との接続  
 2-3.投影型透明電極の構造
3.静電容量検出方式  
 3-1.スイッチド・キャパシタ回路  
 3-2.CSAアルゴリズム    
    3-2-1.フロントエンド部    
    3-2-2.バックエンド部  
 3-3.CSDアルゴリズム    
    3-3-1.フロントエンド部    
    3-3-2.バックエンド部  
 3-4.デジタルフィルタ処理  
 3-5.キャリブレーション

□ 第3節 タッチパネル関連の貼り合わせプロセスの最適化

1.貼り合わせ方法
 1-1.接合材について
 1-2.貼り合わせ方法について
2.真空貼り合わせ
 2-1.真空度について
 2-2.上ワークの保持
 2-3.貼り合わせテーブル

□ 第4節 タッチパネル貼り合わせ工程における実践的トラブル対策

1.貼り合せに求められるもの
2.接着材料の特徴と課題点
3.製品構造における貼り合わせ要求
4.貼り合せプロセス
5.タッチパネル製造装置
 5-1.フィルムタッチセンサ貼付装置
 5-2.ガラスセンサ研磨・洗浄装置
 5-3.ガラスタッチセンサ貼付装置(OCA)
 5-4.ガラスタッチセンサ貼付装置(UV硬化樹脂)
6.貼り合せ技術を使うその他のディスプレイ
7.貼り合せトレンド


◆ 第7章 は著作権の都合上、掲載しておりません


◆ 第8章 タッチパネルの実装・貼り付け後のモジュール評価と各種寿命試験

1.タッチパネルモジュールの外観評価
2.タッチパネルの機能検査
 2-1.光学特性評価
 2-2.電気特性評価
 2-3.タッチパネルの打鍵・筆記耐久性
 2-4.タッチパネルの耐環境性
 2-5.その他 評価項目